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テキーラのアルコール度数はどのくらい?他のお酒と比べて高い?

テキーラのアルコール度数はどのくらい?他のお酒と比べて高い?

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2020年7月 9日

「テキーラ」と聞くと、クラブなどで何杯もショットで飲むお酒というイメージがある人も多い。しかもアルコール度数が高いので、危ないと思う人もいるかもしれない。しかし適切な飲み方で飲むと、とても美味しいお酒である。今回は、そんなテキーラのアルコール度数や飲み方について解説する。

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1. テキーラはアルコール度数が高い酒?

テキーラとは

そもそもテキーラとは、メキシコ・ハリスコ州のグアダラハラ市近郊の「テキーラ」という土地で作られる蒸留酒である。政府の認定した場所以外で作られたものは「テキーラ」と呼ぶことはできない。テキーラとなる条件はいくつもあり、その中には最低限2回以上の蒸留という項目もある。そのため、ワインや日本酒などよりはアルコールが高い。とはいえテキーラのアルコールはメキシコ政府によって規制されており、なんと35%から55%の間である。スピリッツの中には90度の酒もあるので、実際は恐れるほどのアルコール度数ではない。

テキーラの歴史

テキーラはもともと「プルケ」という酒だった。このプルケは西暦200年ごろにすでにメキシコにあったとされている。テキーラもプルケも、原料はアガヴェというリュウゼツランの茎である。テキーラの発見には様々な説があり、山火事が発生した時リュウゼツランの茎のあたりにプルケができていた、という説まである。赤道に近い国では糖蜜が自然発酵することがあり、テキーラの前身のプルケもそうしてできたのだろう。しかし普通のアルコール濃度では腐敗しやすいため、蒸留するようになったのかもしれない。テキーラが蒸留酒である理由も、メキシコという風土に即したものであろう。

テキーラの作り方

テキーラは、アガヴェというリュウゼツランの一種の茎を使って作ることは前述した。このアガヴェはアガベ・アスール・テキラーナという一種のみを使う。そして、茎だけを粉砕圧縮し、まるでサトウキビから黒糖を作るようにして糖蜜を絞るのである。その後アガヴェシロップを発酵させ、2度以上蒸留する。しかし蒸留しただけであればアルコール度数が60度以上あるので、水を加えて基準に沿うようにアルコールを低下させていくのである。

2. テキーラのアルコール度数一覧

クエルボ・トラディショナル・シルバー 38度

トラディショナルの名前が表す通り、クエルボ産のテキーラの中でも特に伝統的な製法にこだわって作られたテキーラである。原料はアガヴェ100%で、蒸留を2回しか行わないため38度とテキーラの中では低めの度数である。シルバーという名前は樽で熟成させずお酒が透明であるために呼ばれている。透明なため、スピリタスのように高い度数かと思われがちだが伝統的な、つまり昔からの製法で作られるテキーラはそこまで度数が高くない。

ドン・フラノ ブランコ フエルテ 50度

ブランコとはスペイン語で白、という意味である。こちらもクエルボ・トラディショナル・シルバーと同じく、樽の熟成をさせていないアガヴェ100%のテキーラだ。蒸留も2回だが、こちらは蒸留の時間が長いことが特徴である。そのためアルコール度数は50度とテキーラの中でも高め。フエルテとはスペイン語で強いという意味であり、このテキーラが平均的なテキーラよりも強いものであることがわかる。

サウザ ブルー レポサド 40度

サウザ地方のテキーラの中でも、日本でよく流通してるのがこのテキーラである。こちらもアガヴェ100%だが、上記の2つと違い琥珀色がついている。これこそが熟成してあるテキーラの特徴である。こちらのテキーラは40度であり、平均的なテキーラの度数といえるだろう。

3. テキーラをショットで飲むのは要注意!

ショットの危険性

テキーラをショットで飲む行為は飲酒関連のトラブルがあることから、あまりいいイメージがない人も多いだろう。しかし、正しい方法で飲めば、特に危ない行為ではない。ただショットグラス1杯分で約30mlなので、40度のテキーラであればショットを一気に飲むと10g近いアルコールを摂取することになる。そのため、アルコールが抜けるまでに1杯あたり最低1時間半必要だとされている。時間をかけて飲んだり、水を飲んだり、また嫌がる他人には絶対に飲ませないことが大切だろう。

テキーラを飲むには

テキーラは、伝統的には冷やしてライムや塩と一緒に飲むものとされている。それだけでは飲みにくい人やアルコールに弱い人は、炭酸水などを好みの量加えて飲んでもよい。テキーラの中でも、透明なものは「コンジナー」と呼ばれる悪酔いの原因成分が少ない。しかし、樽で熟成させたものは酔いやすいとされている。また、テキーラは蒸留酒の中でも飲みやすいとされているため、割り材で薄めると気づかないうちにかなり飲んでいる場合もある。薄めたテキーラであっても何杯も飲めば酔う可能性が高いので、飲酒量に気をつけるべきだろう。

4. ビールやウォッカとテキーラのアルコール度数比較

ビールとテキーラのアルコール度数の違い

ビールのアルコール度数は平均5度程度。しかし実は、ハイアルコールなビールもあり、バーレイワインという種類のビールは12度ほどある。それでもテキーラの最低37度に程遠いのは、ビールが蒸留していないため。度数でいえば、ビールと比べると蒸留酒のテキーラの方が高いのである。

ジンとテキーラのアルコール度数の違い

ジンとは主に穀物とジュニパーベリーでできた蒸留酒である。ジンにも様々な種類があるが、有名なボンベイ・サファイア・ジンを取り上げてみよう。ボンベイ・サファイア・ジンのアルコール度数は47度であり、強いテキーラと同じくらいの度数である。ジンは度数の規制が特に決められていないので、多種多様な度数がある。

ウォッカとテキーラのアルコール度数の違い

ウォッカと聞くとものすごくアルコール濃度の高い酒という認識があるかもしれない。しかし、実際はウォッカも40度程度のものがあり、サントリーの「サントリーウオツカ 80プルーフ」も40度程度である。蒸留酒は蒸留回数によってアルコール度数が変化するので、高い度数のものばかりではないのである。

結論

テキーラというお酒のほとんどはアルコール度数が50%以下である。テキーラは無茶な飲み方をしなければ悪酔いする酒ではない。きちんと水を飲んだり、摂取量を考えれば怖いお酒ではないのである。節度を守ってたのしいお酒にしよう。
  

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