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アマレットリキュールをもっと知ろう!銘柄やカクテルを一挙紹介

アマレットリキュールをもっと知ろう!銘柄やカクテルを一挙紹介

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 水島知美(みずしまともみ)

鉛筆アイコン 2020年7月18日

アマレットとは、イタリアで生まれたリキュールである。甘い味わいで香り高く、カクテルベースとして世界中で高い人気を誇っている。本記事ではアマレットのリキュールの魅力や種類、おすすめの愉しみ方を紹介する。お気に入りのアマレットをぜひ、自分好みのスタイルで楽しんでほしい。

  

1. アマレットとはどんなリキュール?

いろいろなカクテルと相性のよいアマレットリキュールは、手に入りやすく自宅でも手軽に楽しめることが魅力である。そんなアマレットの歴史は深く、その甘い味わいにも秘密があることをご存じだろうか。ここではアマレットについての歴史や、原料や味わい、また気になるカロリーなど、じっくりと解説していこう。

アマレットの歴史

アマレットの歴史は深く、イタリアのルネサンス時代までさかのぼる。ひとりの画家と若く美しい未亡人との恋の物語がアマレットの由来とされていることから、「愛のリキュール」ともいわれている。当時の古いレシピをもとに正式に商品化されたのは1900年代初めのことで、以来アマレットリキュールは世界中で愛されるブランドとなったのである。

アマレットの原料、味わい

アマレットリキュールはよく杏仁豆腐のような味わいと例えられることがあるが、これはアマレットの原料に杏仁豆腐と同じ杏仁が使用されているからである。杏仁とはアンズの種子にある核の部分であり、アーモンドに似た甘い香りだ。杏仁のエキスに数種類のハーブや果実を加え、ブランデーに漬け込み熟成させて、アマレットは作られる。お菓子の香りづけにも使われるように、ふんわりと優しい甘さがアマレットの味わいの特徴である。

アマレットのカロリー、度数

甘く飲みやすいアマレットだが、アルコール度数は意外に高く、28度ほどだ。飲みやすいからとついつい飲み過ぎてしまうが、悪酔いしないように注意したい。またアマレットのカロリーだが、こちらも高めで100mlで約300kcalと、乙類焼酎の約2倍のカロリーを持つ。カロリー制限中の人は、カクテルに使用するアマレットリキュールの分量にも気をつけよう。

2. アマレットリキュールの種類や値段におすすめは?

アマレットリキュールにはさまざまな銘柄があり、それぞれ違った味わいが楽しめる。使用する銘柄によっておすすめの飲み方も異なるので、いろいろと試してみるのもよいだろう。では、アマレットリキュールの代表銘柄をいくつか紹介する。

ディサローノ・アマレット

ディサローノ・アマレットは現在でもルネサンス時代のレシピを忠実に再現して作られている、アマレットの元祖である。アーモンドやバニラのような甘い香りとふんわりとした上品な甘さがあり、どんなアマレットのカクテルベースにも合うリキュールだ。有名な銘柄のため手に入りやすく、2,000円から2,500円あたりで販売されている。まだアマレットを飲んだことがないという人は、ディサローノ・アマレットを選んでみるとよいだろう。

アマレット・エクストラ

アマレット・エクストラはイタリアの名門酒造メーカーであるルクサルド社が製造するアマレットだ。杏仁の香りがしっかりと凝縮されており、無色透明であることが特徴のリキュールである。さっぱりとアマレットジンジャーなどのカクテルで風味を楽しもう。また、アルコール度数が18度まで抑えられている点も大きな特徴のひとつである。販売価格が4,800円から5,000円あたりと高くなるが、アマレットに慣れたら一度試してみたい逸品だ。

ボルス・アマレット

ボルス・アマレットはとくにプロのバーテンダーから高い支持を受けているアマレットだ。濃厚な杏仁の風味を持ちながらもすっきりとした後味が特徴であり、バーテンダーのニーズに応えたボトルデザインも人気の秘密である。シンプルなカクテルでも合わせやすいが、せっかくならシェイクを使用した本格カクテルで味わいたいリキュールだ。ディサローノ・アマレットと同じく2,000円あたりで購入できる。

3. アマレットリキュールを使ったカクテル5選

では、実際にアマレットリキュールを使用したカクテルレシピを紹介していく。手軽に楽しめるシンプルなレシピからシェイカーを使用した本格的なレシピまで多くの種類があるので、ぜひ試してみてほしい。

ゴッド・ファーザー

ゴッド・ファーザーはフランシス・コッポラ監督による同名映画が1972年に公開されてから間もなく生まれたカクテルだ。氷を入れたグラスにスコッチ・ウイスキーとアマレットリキュールを3対1の割合で注ぎ、軽く混ぜたら完成。ウイスキーの濃厚な味わいをアマレットの甘さが包み込むようなカクテルだ。

ゴッド・マザー

ゴッド・ファーザーではウイスキーを使用するが、ゴッド・マザーは代わりにウォッカを使用する。こちらもゴッド・ファーザーと作り方は同じで、氷を入れたグラスにウォッカとアマレットリキュールを3対1の割合で注ぎ、軽く混ぜたら完成。ウォッカはウイスキーとは異なって風味がほとんどないため、アマレットの香りや味わいがさらに引き立つカクテルである。

アマレット・ジンジャー

アマレットリキュールをジンジャーエールで割ったカクテルが、アマレット・ジンジャーだ。お酒の苦手な人でも飲みやすいアマレットの定番カクテルとして知られている。氷を入れたグラスに30mlのアマレットリキュールを注ぎ、そこへ適量のジンジャーエールを加えて軽く混ぜたら完成。仕上げにレモンを絞って、さわやかな飲み口を楽しもう。

アマレット・ミルク

アマレット・ミルクはアマレットの甘い味わいを引き立てるカクテルだ。デザート感覚でも楽しめるカクテルとして、女性からも人気がある。30mlのアマレットリキュールをベースに適量の牛乳を加えるだけで完成だが、アマレット・ミルクはアイスだけでなくホットでも楽しめることが魅力だ。シーンに合わせて好みの飲み方で楽しもう。

コットン・フラワー

コットン・フラワーはシェイカーを使用する本格的なカクテルだ。シェイカーにアマレットリキュールを10ml、テネシー・ウイスキーを20ml、オレンジジュースを15ml、オランダ発祥のリキュールであるホワイト・キュラソーを10mlと、グレナデンシロップを小さじ1程度加え、しっかりシェイクしてカクテルグラスに注いだら完成。アマレットだけでなく、ほかのリキュールやシロップも使用するなど用意するものが多いが、自宅でも本格カクテルを楽しみたい人は、ぜひトライしてみよう。

結論

アマレットリキュールをよく知っておくことで、アマレットのカクテルをさらに美味しく楽しむことができる。アマレットの銘柄を揃えておき、ホームパーティーでさまざまなカクテルを振る舞うのもオシャレな楽しみ方だろう。仲間とわいわい楽しむもよし、ひとりでじっくりと味わうのもよし、アマレットは知るほどに味わい深いリキュールだ。その日の気分やシチュエーションなどに合わせ、アマレットリキュールを自分好みに楽しんでほしい。
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  • 更新日:

    2020年7月18日

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