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ラム酒を使ったカクテルの写真

ラム酒の飲み方とレシピ8選!家飲みからほっこり温まる飲み方まで紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

鉛筆アイコン 2023年3月27日

ラム酒が手に入ったものの、飲み方が今ひとつ分からないという方もいるのではないだろうか?本稿では世界4大スピリッツのひとつである「ラム酒」について、基礎知識やおすすめの飲み方、カクテルなどを簡単なレシピも交えて紹介する。合うおつまみや選び方などもまとめているので、ぜひそちらも参考になれば幸いだ。

  

1. ラム酒とは

ラム酒とサトウキビの写真
先に、ラム酒というお酒について少し詳しくなっておこう。

世界4大スピリッツ(蒸留酒)のひとつ

ラムは、ジン・ウォッカ・テキーラと並ぶ世界4大スピリッツのひとつである。スピリッツとは蒸留酒のことで、ラムはサトウキビの廃糖蜜や搾り汁が原料となる。サトウキビを砂糖にする工程で出る副産物によってラム酒が造られるのだ。

ラム酒の味わいとアルコール度数

サトウキビが原料ということもあり、よく「カラメルが焦げたような味」などと表現される。苦味の中にほのかな甘味があり、さらに豊かな香りが漂う。上品なお酒といったイメージだ。
またアルコール度数は商品ごとに異なるが、一般的には40度程度のものが多い。ただし高いものだと75度などもあるので、飲む際はよく確認しておくことが大切だ。

2. ラム酒の種類と特徴

いろいろなラム酒の写真
「ラム」とひと括りで呼ぶことも多いが、いろいろな種類があり飲み方も違う。具体的には、無色透明の「ホワイトラム」、ウイスキーのような見た目の「ゴールドラム」、熟成期間を経て暗色になった「ダークラム」がある。

ホワイトラム

クリアなラム酒で見た目の通り味わいもクセがなく、ほのかに甘い香りですっきりしている。飲み方としては、モヒートやコーラ割りのような爽やかなカクテルの材料に使用することが多い。

ゴールドラム

樽熟成させた明るい琥珀色のラム酒だ。独特のおだやかな甘さを楽しめるうえにクセも強くない。ホワイトラムとダークラムの中間的存在で、飲み方としてはカクテルの材料になるほか、ストレートでも味わえる。

ダークラム

3年以上樽熟成するのが一般的なダークラムは、樽熟成由来の風味やまろやかさが楽しめる。飲み方はストレートやロックでじっくり味わうといった方法が多い。こってりした味わいからホットカクテルの材料としても使われる。

3. ラム酒を美味しく飲むためのポイント

ラム酒のカクテルの写真
ラム酒をより美味しくいただくためには、次のようなポイントを意識してみよう。

グラスにこだわる

たかがグラス、されどグラスである。同じお酒でもグラスによって風味が異なる。とりわけラム酒を飲むときにおすすめしたいのが「ブランデーグラス」である。多くの空気を含んだボウル部分と、香りが逃げない形状の狭い飲み口はまさに、ラム酒の風味を楽しむのに最適だ。

温度にこだわる

ホワイトラムを飲む場合はしっかり冷やしておこう。一方、ゴールドラムやダークラムを飲むときは常温がおすすめだ。もちろんお好みでよいわけだが、それぞれのラム酒が持つ本来の風味や特徴を存分に楽しむなら温度にもこだわってみてほしい。

4. ラム酒の飲み方

ラム酒のストレートのイメージ写真
ラム酒はいろいろな飲み方が楽しめるお酒である。手に入ったらぜひ次のような飲み方で味わいの違いを感じてみてはいかがだろうか?

ストレート

風味を感じたいのであれば、まずはストレートで飲んでみよう。上述のように、ホワイトラムはキンキンに冷やした状態で、ゴールドラムやダークラムは常温の状態で飲むのがおすすめだ。

ロック

ストレートはキツいが、風味を楽しみたいという方にはロックが合うだろう。氷が溶けるにつれて微妙に変化する味わいも楽しめるかもしれない。

水割り・ソーダ割り

ストレートやロックはキツい、一気に酔うのは避けたいという方には水割りもしくはソーダ割りがおすすめだ。ライム果汁やスライスしたライムを入れると、よりさっぱりした味わいになる。

お湯割り

耐熱グラスに熱湯を注いで温めておき、ラム酒を加えて軽く混ぜる。最後にスライスしたレモンを加えれば完成だ。冬の寒い夜などにほっこりする一杯である。

カクテル

紅茶割りやコーヒー割り、そのほか以下で紹介しているようなさまざまなカクテルにしても楽しめる。ぜひ自分好みの飲み方を見つけていただきたい。

5. ラム酒を使ったおすすめカクテル・レシピ3選

ラム酒のカクテルの写真
アルコール度数40度以上のものが多いラム酒は、ストレートやロックでは飲みづらいこともある。だがサトウキビが原料ということもあり、華やかなフルーツのリキュールやジュース、爽やかな炭酸飲料に乳製品などいろいろなものに合う。

バカルディ

バカルディ・ホワイトラム45mlとライムジュース15mlにグレナデンシロップを小さじ1杯用意しよう。これらをシェイクしてショートカクテルグラスに注げば完成だ。濃いピンク色が美しい、さっぱりとした味わいの万人受けをするカクテルである。

モヒート

人気のカクテル、モヒートもラム酒がベースだ。ホワイトラムに、すりつぶしたミントの葉とライム果汁、砂糖を混ぜてクラッシュドアイスとソーダで満たす。爽やかな味わいのモヒートは、夏の暑い日におすすめのラムの飲み方である。アレンジレシピも数多くあるので、ぜひ色々なモヒートを飲み比べてみてはいかがだろうか。

ピニャコラーダ

ビーチリゾートで飲みたくなる、南国風カクテルがピニャコラーダだ。ホワイトラムにパイナップルジュース、ココナッツウォーターやミルクを加えてシェイクすれば完成する。「アルコール感」があまりないので、普段お酒を飲まない方も楽しめるのではないだろうか。

6. ラム酒を使ったホットカクテル・レシピ2選

ラム酒のホットカクテルの写真
ラム酒をホットで楽しむ飲み方もある。シンプルなレシピが多く簡単に作れるので、寒い冬にホットラム酒で体を温めてはいかがだろうか?

ホットバタードラム

ダークもしくはゴールドラム40mlに、お湯150mlとメープルシロップを適量入れ、バターをひとかけら浮かべて溶かす。バターの優しい香りと穏やかな甘味が楽しめる。メープルシロップはハチミツや角砂糖でも代用できる。
またお湯の代わりに牛乳を使うとホットバタードラムカウというカクテルになる。アルコール感が減り味もマイルドになってより飲みやすい。

グロッグ

ダークまたはゴールドラム30mlにレモンジュース15mlを混ぜ、角砂糖を入れてお湯で割るカクテルだ。お好みでシナモンスティックやクローブを入れても美味しい。冷え切った体をほっこり和ませてくれる味は、寒い冬の日の一杯として人気がある。

7. ご家庭でラム酒を楽しむときのおすすめカクテル・レシピ3選

キューバリブレのイメージ写真
ラム酒を使った人気レシピはまだまだある。自宅で楽しむときにおすすめの飲み方を紹介しよう。

キューバ・リブレ

キューバの独立戦争時に生まれた歴史あるカクテル。ラム酒のコーラ割りで、ラムコークとも呼ばれる。ゴールドまたはホワイトラムをコーラで割り、ライムを絞るだけで完成だ。気軽に飲めるおすすめレシピなので覚えておこう。

ラムトニック

コーラではなくトニックを使うレシピがこちら。ジントニックのラムバージョンだ。甘味控えめでトニックの苦味によって全体が引き締まるため、ややドライなお酒が飲みたいときにおすすめだ。

ラムミルク

温めたカップにゴールドまたはダークラムを注ぎ、お好みの量のホットミルクを入れる。ミルクではなくココアで割っても美味しい。または、紅茶やコーヒーもラム酒と相性がよいのでミルクと一緒に加えてアクセントにするのもおすすめだ。

8. ラム酒に合うおつまみ

生ハムの写真
ラム酒を飲むなら、ぜひおつまみにもこだわろう。もちろんお好みでよいのだが、迷ったときは次のようなおつまみをチョイスしてみてはいかがだろうか?

ラム酒に合うおつまみ10選

  • ダークチョコレート
  • ナッツ
  • ラムレーズン
  • クリームチーズ
  • 生ハム
  • ドライフルーツ
  • バニラアイス
  • カルパス
  • サラミ
  • じゃがいもチーズ
ごく一例ではあるが、このようにラム酒はさまざまなジャンルのおつまみに合う。甘い系もしょっぱい系も合うので、ラム酒の飲み方に合わせて(甘いカクテルならしょっぱいおつまみなどと)選んでみるとよいだろう。

9. ラム酒の選び方

いろいろなラム酒のイメージ写真
お伝えしたように、ラム酒にはいろいろな種類がある。どれを選べばよいか迷ったら、次のようなポイントを基準にしてみよう。

種類・味わいで選ぶ

ホワイトラム、ゴールドラム、ダークラムという種類で選ぶ。味わいや特徴については先述した通りなので、そちらを参考にしていただければ幸いだ。

用途で選ぶ

ストレートやロック、水割りやお湯割りなどで飲みたいのか、カクテルベースにしたいのかによっても変わってくる。紹介したカクテルレシピなども参考に選んでみよう。

国で選ぶ

スペイン、フランス、イギリスなど国によってやや味わいが異なる。ひと口に「スペインのラム酒は◯◯な味」とは言い難いため、ぜひとも飲み比べてみてほしい。

結論

ラム酒は世界4大スピリッツのひとつである。ホワイトラム、ゴールドラム、ダークラムなどの種類があり、ストレートからカクテルベースとしてまで、実にさまざまな飲み方が楽しめるお酒だ。気分によってテイストが異なるお酒を楽しみたい方にとっては、まさにうってつけではないだろうか?
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  • 公開日:

    2020年7月20日

  • 更新日:

    2023年3月27日

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