1. ホッピーの糖質量をビールと比較

ホッピーは、ビールのような泡と喉ごし、そして独特の苦みを味わえるビールテイスト飲料。アルコール度数が0.1%未満であることからお酒ではなく清涼飲料水に分類されるが、それ以外にもビールとは決定的に異なる点がある。それが、成分中に含まれるカロリーや糖質、プリン体の量だ。
メーカーによって多少幅があるものの、ビールは100mlあたり3g以上の糖質と5g以上のプリン体を含んでいる。特にプリン体は、ワインや日本酒など他のお酒と比べても極めて高い。プリン体は痛風の原因となり、最悪の場合ビールを飲みすぎてビールを飲めない体になってしまうこともあるので要注意だ。
メーカーによって多少幅があるものの、ビールは100mlあたり3g以上の糖質と5g以上のプリン体を含んでいる。特にプリン体は、ワインや日本酒など他のお酒と比べても極めて高い。プリン体は痛風の原因となり、最悪の場合ビールを飲みすぎてビールを飲めない体になってしまうこともあるので要注意だ。
ビールとホッピーの成分比較
- ビール(100ml):カロリー40kcal 糖質3.1g プリン体5.7mg
- ホッピー(100ml):カロリー 11kcal 糖質 1.7g プリン体 0g
- 黒ホッピー(100ml):カロリー 12kcal 糖質 1.9g プリン体 0g
比較するとわかるように糖質はビールよりもホッピーの方が低く、注目すべきはホッピーのプリン体が0gなことだろう。ビールを長く味わいたい人こそホッピーを飲むべきなのかもしれない。
2. 糖質ゼロのホッピーはある?

ホッピーがビールに比べてかなり低糖質であることはわかったが、それでも少量とはいえ含まれている。糖質制限ダイエットをしている人にとっては気になるところだ。最近では糖質ゼロの発泡酒も増えてきているが、それでは糖質ゼロのホッピーはあるのだろうか。
現在販売されているホッピーはサイズ違いを含めて5種類あるが、いずれも100mlあたり1.7~1.9gの糖質を含んでおり、糖質ゼロのホッピーというものは存在しない。
現在販売されているホッピーはサイズ違いを含めて5種類あるが、いずれも100mlあたり1.7~1.9gの糖質を含んでおり、糖質ゼロのホッピーというものは存在しない。
3. ホッピーとハイボールの糖質はどちらが高い?

ホッピーと同様、低糖質なお酒として知られているのがウイスキーだ。ビールや日本酒のような醸造酒と、ウイスキーや焼酎などの蒸留酒では、蒸留酒の方が糖質が少ない。健康志向の高まりとともに、ウイスキーのソーダ割であるハイボールが近年人気だ。では、ホッピーとウイスキーを比べた場合どちらの糖質量が多いのだろうか。ホッピーと色々なお酒の100mlあたりのカロリーと糖質を比べてみよう。
100mlあたりのカロリーと糖質
- ホッピー:カロリー 11kcal 糖質 1.7g
- ビール:カロリー 40kcal 糖質3.1g
- 日本酒:カロリー 108.9kcal 糖質4.9g
- ウイスキー:カロリー 225.7kcal 糖質 0g
- ワイン:カロリー 72.9kcal 糖質 2.0g
- 焼酎:カロリー 141.6kcal 糖質0g
糖質を基準にしてみると、ウイスキーと焼酎は0gだ。カロリーの比較では100mlあたりでは実感がわかないだろうか?参考までに1杯あたりの量でも比較する。
1杯当たりのカロリーと糖質
- ホッピー(100ml):カロリー 11kcal 糖質 1.7g
- ビール(350ml):カロリー 140kcal 糖質 10.9g
- 日本酒(1合 180ml):カロリー 196kcal 糖質 8.8g
- ウイスキー(シングル 30ml):カロリー 69kcal 糖質0g
- 白ワイン(80ml):カロリー 58kcal 糖質 1.6g
- 焼酎(1合 180ml):カロリー371kcal 0g
4. ホッピーは糖質制限ダイエット中でも飲める?

低カロリー・低糖質であるホッピー。1杯あたりのカロリーはビールの1/10以下、糖質量はビールの1/6程度と相当低いことがわかった。そのため、一般的なカロリー計算をするダイエットや糖質制限ダイエットをしている人にとってもおすすめといえる。
ただし、少量とはいえ一定の糖質量を含んでいるため、低糖質だからといって飲みすぎては意味がない。100mlなら1.7gだが、1本飲むと6.12gの糖質を摂取することになる。2本目以降を飲むときには注意したい。また、焼酎は糖質がゼロだがカロリーが高めなので、3杯、4杯と飲み続けてしまうと結局はカロリー過多になってしまう。
糖質制限に一番よい飲み方は、ホッピーセットを頼んで「なか」を追加しながらホッピー1本が空いたところでやめるか、そのあとはウイスキーか焼酎に切り替える飲み方だ。
ただし、少量とはいえ一定の糖質量を含んでいるため、低糖質だからといって飲みすぎては意味がない。100mlなら1.7gだが、1本飲むと6.12gの糖質を摂取することになる。2本目以降を飲むときには注意したい。また、焼酎は糖質がゼロだがカロリーが高めなので、3杯、4杯と飲み続けてしまうと結局はカロリー過多になってしまう。
糖質制限に一番よい飲み方は、ホッピーセットを頼んで「なか」を追加しながらホッピー1本が空いたところでやめるか、そのあとはウイスキーか焼酎に切り替える飲み方だ。
結論
ホッピーは一般的なビールに比べるとカロリーも糖質もかなり少ない。さらにプリン体もゼロなので痛風が気になるという方も安心して飲める。焼酎やワインと比べても健康的で糖質制限ダイエットにも向いているが、少量の糖質を含んでいるため飲みすぎには注意が必要だ。飲むお酒や飲み方を考えて、ダイエットを成功させよう。