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【バンブー】とは?文明開化の味がする横浜生まれのカクテル!

【バンブー】とは?文明開化の味がする横浜生まれのカクテル!

投稿者:ライター 大貫翔子(おおぬきしょうこ)

2020年7月21日

日本で生まれたカクテルはいくつかあるが、中でも和風なネーミングで知られるのが「バンブー」だ。明治時代に横浜で生まれたバンブーはキリリとさわやかでドライな飲み口で、現在も世界中で愛されている。では、そのバンブーがどのようなカクテルなのか由来から見てみよう。

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1. バンブーは横浜生まれのカクテル!

カクテル「バンブー」の歴史は古く、西洋文明が日本に入ってきた明治時代に誕生したといわれている。多くの外国人が居住した横浜や神戸を中心に、舶来の文化が雪崩のように流入した時代だ。日本にきた外国人からしてみると東洋の文化が珍しく、海外から持ち込まれた文化に日本らしさをミックスして逆輸出のような形で海外に持ち出されたものもある。

横浜のホテルで誕生

バンブーは横浜で生まれたカクテルだ。明治6年に開業した「横浜グランドホテル」でチーフ・バーテンダーを務めていた、ドイツ人のルイス・エッピンガーが考案したといわれている。横浜グランドホテルは各国の要人も宿泊する高級ホテルだったが、関東大震災によって消失。のちに開業した「ホテルニューグランド」とは直接関連はない。

「アドニス」をアレンジ

もともと海外では、スイートベルモットとシェリー、オレンジビターズで作る「アドニス」というカクテルがあった。当時のブロードウェイで大ヒットしたミュージカルにあやかって名付けられた「アドニス」をもとにして、スイートベルモットをドライベルモットに代えたカクテルがバンブーだ。

2. カクテル・バンブーの作り方

バンブーの作り方はいたってシンプルだ。3つの材料をステアして作る。ドライな飲み口を楽しむためには、ミキシンググラスもカクテルグラスもよく冷やしておくことが大切だ。

材料

シェリー 40ml
ドライベルモット 20ml
オレンジビターズ 1ml

作り方

(1)ミキシング・グラスに氷とシェリー、ドライベルモット、オレンジビターズを入れてステアする。
(2)カクテルグラスにそっと注ぐ。

ショートカクテルではトップにチェリーやレモンなどの果実を添えることが多いが、バンブーの場合はシンプルにカクテルだけを味わう。日本らしい潔さの現れともいえるだろう。

3. カクテル・バンブーの味や度数

辛口で料理に合わせやすい

辛口のシェリーとドライベルモットを使ったバンブーは、「竹」という名前の通りストレートなカクテル。ほどよい辛口でさわやかな味わいが特徴だ。このクリアな味わいが人気となりその誕生から横浜の外国人来航者によって海外へと紹介され、現在も世界中で飲まれている。特にアメリカのシェフからは料理に合うと高く評価されている。

日本酒と同じくらいのアルコール度数

バンブーのアルコール度数は日本酒と同程度の約16度で、洋食、和食どちらにも合わせやすいため食前酒として好まれている。そのほかの場面でも、甘いカクテルを飲んだ後などすっきりしたい時にもバンブーはおすすめだ。

結論

「バンブー」は、明治時代に横浜の高級ホテルで生まれた日本製のカクテル。ミュージカルのタイトルにちなんで作られた「アドニス」のベルモットをドライベルモットに代えたものだ。すっきりとさわやかな辛口で料理に合わせやすいため、食前酒として好まれている。見かけることは少ないカクテルだが、日本人の口に合う味なので一度試してみてほしい。

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