目次
1. ダイキリはどんなカクテル?言葉の意味や味などを紹介

まずダイキリとは、ホワイトラムをベースにライムジュース、砂糖かシロップを加え、混ぜ合わせて作るショートカクテルだ。キューバの「ダイキリ鉱山」で働いていた抗夫たちが暑さをしのぐため、ラムにライム果汁と砂糖を混ぜ合わせて飲んでいたのがこのカクテルの発祥である。
ダイキリの味とアルコール度数
ダイキリは、甘みと酸味のバランスが特に魅力的なカクテルだ。さらに清涼感を感じる味わいも特徴である。飲みやすいカクテルではあるが、アルコール度数は25~28%と高めなので、アルコール耐性に自信のある人におすすめできるカクテルだ。
ダイキリのカクテル言葉
花言葉のように、カクテルの一つ一つには「カクテル言葉」が込められている。ダイキリのカクテル言葉は「希望」である。落ち込んでいる友人や恋人に、「希望」という意味の込められているこのカクテルをバーなどでふるまい、励ましの意を送ることもできそうだ。
2. ダイキリというカクテルはどう作る?材料や作り方を解説

この項目ではダイキリを作るのに必要な材料とレシピについて説明する。
ダイキリを作るのに必要な材料と道具
ダイキリの材料はホワイトラム45cc、ライム果汁(またはレモン果汁)15cc、砂糖をティースプーン1杯分(およそ小さじ1)、氷適量である。ダイキリは材料を混ぜ合わせて作るカクテルであるためシェーカー、なければ代用品として水筒を用意しておこう。
ダイキリの作り方
ダイキリは、シェーカーに材料と氷を入れてシェイクして作られる。中身をカクテルグラスに注げば完成だ。作り方自体はシンプルだが、シェーカーの振り方によってカクテルのクオリティが大きく変わるので、振り方についても解説しよう。
まず持ち方だが手で包むように持つのではなく、指で点を支えるように持つ。これはシェーカーを手の体温によって温めないようにするためだ。そして振るときは手首にスナップを利かせながら振る。最初はゆっくりと、徐々にスピードを上げ、最後にまたゆっくり振ることで仕上げる。またシェーカーを振る回数は15~16回が一般的だが、シェイクする回数を調節して自分好みの材料の混ざり具合を見つけてみるもよい。
まず持ち方だが手で包むように持つのではなく、指で点を支えるように持つ。これはシェーカーを手の体温によって温めないようにするためだ。そして振るときは手首にスナップを利かせながら振る。最初はゆっくりと、徐々にスピードを上げ、最後にまたゆっくり振ることで仕上げる。またシェーカーを振る回数は15~16回が一般的だが、シェイクする回数を調節して自分好みの材料の混ざり具合を見つけてみるもよい。
3. ダイキリというカクテルにはどんな種類がある?おすすめの飲み方も紹介

ここまでは基本的なダイキリの説明をしてきたが、このカクテルにはいくつかの飲み方がある。この項目ではさまざまなダイキリの飲み方について紹介していく。
フローズン・ダイキリ
実はダイキリの本場であるキューバにでは、この飲み方が一般的だと言われている。ダイキリの材料にクラッシュドアイスを加えミキサーにかけることで完成する、シャーベット状のカクテルだ。文豪ヘミング・ウェイが愛したカクテルとしても有名な一品である。
材料はホワイトラム40cc、ライム果汁10cc、砂糖をティースプーン1杯、クラッシュドアイス1カップだ。作り方は、これらの材料をミキサーにかけて大型のシャンパングラスに移し、カットしたライムとミントの葉を飾ってストローをさせば完成だ。
材料はホワイトラム40cc、ライム果汁10cc、砂糖をティースプーン1杯、クラッシュドアイス1カップだ。作り方は、これらの材料をミキサーにかけて大型のシャンパングラスに移し、カットしたライムとミントの葉を飾ってストローをさせば完成だ。
アメリカンスタイルダイキリ
カクテルグラスにクラッシュドアイスを入れて、オーソドックスなレシピで作ったダイキリをそのまま注ぐことで完成するカクテルである。クラッシュドアイスを使う点は同じだが、ミキサーを使わないことがフローズン・ダイキリとは異なる。
ストロベリーダイキリ
通常のダイキリにいちごのフレーバーシロップを加えることで作るカクテルだ。ストロベリーシロップが加わることによって、甘酸っぱい風味に仕上がる。
材料はストロベリーシロップ15cc、レモンシロップ10cc、ホワイトラム60cc、いちご半分である。作り方自体は通常のダイキリと同じく材料をシェーカーで混ぜ合わせ、できあがったものをグラスに注いでいちごを添えれば完成だ。また材料と氷をミキサーに入れれば、フローズンストロベリーダイキリにアレンジも可能だ。さらに、ストロベリーシロップをバナナやライチなど別の果実のシロップに代えれば、違う風味のダイキリを楽しむこともできる。
材料はストロベリーシロップ15cc、レモンシロップ10cc、ホワイトラム60cc、いちご半分である。作り方自体は通常のダイキリと同じく材料をシェーカーで混ぜ合わせ、できあがったものをグラスに注いでいちごを添えれば完成だ。また材料と氷をミキサーに入れれば、フローズンストロベリーダイキリにアレンジも可能だ。さらに、ストロベリーシロップをバナナやライチなど別の果実のシロップに代えれば、違う風味のダイキリを楽しむこともできる。
4. ダイキリというカクテルの種類は豊富!いろいろな飲み方をしてみよう

ダイキリはスタンダードかつシンプルなカクテルであるため、アレンジレシピや派生カクテルがとても多い。基本のダイキリやフローズン・ダイキリをキューバの歴史やヘミング・ウェイのエピソードに思いを馳せながら飲む、渋い時間を楽しんでみるのもよいだろう。あるいはさまざまな果実シロップを使って自分好みの味を見つけたり、オリジナルのカクテルを作ってみるという楽しみもある。自分に合った飲み方を見つけてダイキリを堪能してみよう。
結論
ダイキリはキューバ発祥のラムベースのカクテルで、甘さと酸味のバランスが絶妙であるところが魅力だ。とてもシンプルなカクテルなので多くのアレンジ方法があり、シャーベット状のフローズン・ダイキリ、果実のシロップを加えて作られるダイキリもある。