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オールドファッションドとはどんなカクテル?レシピなどじっくり解説

オールドファッションドとはどんなカクテル?レシピなどじっくり解説

投稿者:ライター 森本泰斗(もりもとたいと)

監修者:管理栄養士 水島知美(みずしまともみ)

鉛筆アイコン 2020年7月25日

オールドファッションドは、アメリカ生まれのウイスキーベースのカクテルだ。ベースにウイスキーを使用したカクテルには数多くの種類があるが、このオールドファッションドはその中でもクラシック・カクテルとして知られており、現在でも世界中で広く愛飲されている。本記事ではオールドファッションドについて詳しく解説していこう。

  

1. オールドファッションドとは?意味やカクテル言葉

オールドファッションドは19世紀半ばごろにアメリカで誕生したカクテルである。大衆向けに考案されたオールドファッションドは、現在でも飲む人によってそれぞれ飲み方が違うなど、個々のこだわりが強く表れるカクテルだ。ここではオールドファッションドの名前の由来やカクテル言葉を紹介しよう。

オールドファッションドの名前の由来

オールドファッションドとは、直訳すると古風という意味を持つ。最も早く考案されたウイスキーベースのカクテルのひとつともいわれる、まさに文字通りのカクテルだ。名前の由来には諸説あるが、アメリカ・ケンタッキー州ルイビルのバーに集う競馬ファンのためにマスターが考案したカクテルが、「トディ」という古風なカクテルに似ていたことから、オールドファッションドと名付けられたという説が有力だ。

オールドファッションドのカクテル言葉

オールドファッションドのカクテル言葉は、「わが道を行く」である。時代の流れや流行などに左右されず、いくら古風なカクテルでもぶれることのないオールドファッションドの味わいを上手く表現しているカクテル言葉だ。仲間と強い意志を語り合うことがあれば、オールドファッションドで乾杯してみてはいかがだろうか。

2. オールドファッションドのレシピ

オールドファッションドはシェイカーを使用しないので、自宅でも作りやすいカクテルである。作り方もシンプルなので手軽に実践できるが、作る順番にポイントがある。レシピをしっかり確認して、美味しいオールドファッションド作りに挑戦してみよう。

オールドファッションドの作り方

オールドファッションドに使用する材料と分量は、まずウイスキーを45ml、角砂糖をひとつ、アロマティックビダーズをひと振りだ。アロマティックビダーズとはカクテル作りには欠かせない名脇役的存在ともいわれるリキュールである。わずか数滴加えるだけでカクテルの味わいを劇的に変化させる、いわば魔法のリキュールとして知られている。オールドファッションドの作り方は、まずグラスに角砂糖を入れ、上からアロマティックビダーズを振りかける。そこへ氷を加えたら、ウイスキーを注いで完成だ。仕上げにオレンジやチェリー、レモンピールなどを添えると見た目にも美しい。マドラーで角砂糖を溶かしながら、じわりと変化する甘さを楽しもう。

3. オールドファッションドにおすすめのウイスキー

オールドファッションドと相性がよいウイスキーは、バーボン・ウイスキーやライ・ウイスキーなどのアメリカン・ウイスキーだ。安価で手に入る銘柄でも美味しいオールドファッションドが作れるので、いろいろと試してみよう。

アーリータイムズ

アーリータイムズは、アメリカ開拓時代からの長い歴史を持つ、バーボン・ウイスキーを代表するロングセラーブランドだ。スムースな飲み口とキレのいい後味が特徴で、ウイスキーカクテルとも相性がよい。
商品情報

メーカーズマーク

メーカーズマークは、1本ごとに手間暇をかけて丁寧に作られているクラフトウイスキーである。華やかな香りとまろやかな味わいのメーカーズマークならではのオールドファッションドが楽しめるだろう。
商品情報

ジムビーム・ライ

歴史ある蒸留所で、アメリカの禁酒法以前の伝統製法を守って作られているのがジムビーム・ライである。ライ・ウイスキー独特のスパイシーな香りとほのかにフルーティな味わいが特徴だ。当時そのままの味わいのオールドファッションドを楽しもう。
商品情報

4. こだわりのオールドファッションドグラス

オールドファッションドグラスと聞くとあまりピンとこないかもしれないが、実は日常で身近にあるものである。日ごろウイスキーや焼酎を飲むときに使用するロックグラスの正式名称こそが、オールドファッションドグラスなのだ。ここではオールドファッションドを飲むときに合わせたいオールドファッションドグラスのおすすめを紹介する。

飲み口で選ぶ

オールドファッションドグラス選びにおいて、飲み口はとても重要なポイントだ。とくにロックで飲む場合、飲み口が薄いグラスであればカクテルの旨味が口に広がりやすく、さらに美味しく楽しめる。オールドファッションドを飲むときは、飲み口が薄いグラスを選ぶことをおすすめしたい。

容量で選ぶ

通常オールドファッションドグラスの容量は250mlあたりが平均となっている。これでは少し小さいと思う人は、もうひとまわり大きい300mlから400mlあたりのグラスを選ぶといいだろう。

デザインで選ぶ

グラスのデザイン自体でカクテルの味わいが変化するわけではないが、せっかく自宅でオールドファッションドを楽しむのなら、グラスもお気に入りのものを使用したい。オールドファッションドグラスにはとても多くの種類がある。シンプルなデザインのものから凝ったデザインのものまで、さまざまだ。見る角度によってカクテルの色合いが変わるようなデザインのものもある。日によって使い分ける楽しみもできるので、いくつかお気に入りのグラスを揃えておくのもおもしろいだろう。

耐久性で選ぶ

グラスは日常的に使うものなので、耐久性で選ぶことも大事なポイントとなる。日ごろ食器洗浄機をよく使う人にとっては、グラスの耐久性はとくに重要だ。ひとつのオールドファッションドグラスを長く使っていきたい人は、グラスの耐久性も意識して選んでみよう。

結論

古くからアメリカで愛飲されてきたオールドファッションドは、時代の流れが変わっても味わいやスタイルは当時のまま、まさにカクテル言葉通りのわが道を行くカクテルである。ひとりでじっくり味わうのもよいが、仲間とにぎやかに楽しむのもよいだろう。シーンを選ばす楽しめるオールドファッションドをぜひ味わってみてほしい。
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  • 更新日:

    2020年7月25日

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