1. アブサンを使ったカクテルはどんな味?

アブサンは、ニガヨモギをベースに数種類のハーブが使用された薬草系のお酒だ。アルコール度数は40度から80度程度と高いが、独特のさわやかな風味が楽しめる。アブサンを使用したカクテルは薬草系の風味を活かしたものが多い。炭酸水で割ったシンプルなカクテルから、ミルクなどで割ったまろやかなカクテルまでさまざまなものと合わせて楽しめる。
アブサンの名前の由来
アブサンの主原料であるニガヨモギは、ラテン語名でアルテミシア・アブセンティウム。このラテン語名からアブサンとよばれるようになったといわれている。
2. アブサンは砂糖を使ったカクテルが有名

アブサンのカクテルは砂糖を使ったボヘミアンスタイルと呼ばれる飲み方が有名だ。グラスにアブサンを注ぎ、その上にアブサンスプーンと呼ばれる専用の穴が空いたスプーンを設置する。アブサンスプーンの上に角砂糖を置き、少量のアブサンをかける。角砂糖に火をつけ、砂糖が溶けながらグラスの中に落ちていく様子が楽しめる儀式のようなカクテルだ。最後に水を注げばボヘミアンスタイルのカクテルが完成する。
3. アブサンのカクテルレシピ3選

アブサンを使うと薬草系のさわやかさが楽しめるカクテルを作ることができる。自宅でも作れる簡単なカクテルから少し本格的なカクテルまで、アブサンの魅力を活かしたレシピをいくつか紹介していく。
ソーダ割り
アブサンはアルコール度数が高いので、ソーダを多めにして割ると飲みやすい。アルコール度数も好みに応じて調整することができる。アブサンの薬草の風味と発泡の刺激で、よりさわやかさを楽しめるカクテルだ。
アブサンバック
ジンバックのようにレモンとジンジャーエールを使用したアブサンのカクテルだ。ジンジャーエールの甘さとレモンの酸味がアブサンによく合う。
アブサンモヒート
アブサンにライムジュースと砂糖、フレッシュミントを加える。薬草系のリキュールであるアブサンを使用することで、通常のモヒートよリもさらにさっぱりとした飲み口が楽しめる。
結論
アブサンはニガヨモギをベースにした薬草系のリキュールだ。そのまま飲むのもよいが、アルコール度数は40度以上のものが多いので、カクテルに使用すると飲みやすくなる。伝統的なボヘミアンスタイルのほか、炭酸水やジンジャーエールを使用したカクテル、アブサンモヒートを紹介した。アブサンを使用したカクテルはほかにもたくさんあるので、いろいろなレシピを試してみよう。