1. ウーロンハイのカロリーが意外と高いのはなぜ?
ダイエット中、気になるのは食事や飲み物のカロリーだ。ビールや日本酒が高カロリーでダイエットに向かないことはよく知られている。では、ウーロンハイのカロリーはどうなのだろうか。
ウーロンハイのカロリー
ウーロンハイ1杯のカロリーは約91kcal。酒類の中でずば抜けて高いというわけではないが、意外に高いと感じないだろうか。ウーロン茶=ノンカロリーというイメージがあるためついつい見落としがちだが、ビールや日本酒に比べると低カロリーでも、焼酎のカロリーがあるぶん注意をしよう。
2. ウーロンハイのカロリーをほかのお酒と比較
ウーロンハイのカロリーを考える場合、ウーロン茶は0カロリーなので焼酎のカロリーを計算すればよい。実は、お酒のカロリーはアルコール度数に比例して高くなるのだ。同量のアルコールと比較するとわかりやすいだろう。
各種アルコール飲料の度数と100mlあたりのカロリー
ビール(4~5%):40kcal
低アルコールビール(3%):23kcal
レモンサワー(4%):33kcal
カシスウーロン(4%):50kcal
ワイン(10~11%):73kcal
梅酒(13%)156kcal
日本酒(15~16%):103kcal
焼酎(25%):141kcal
ウイスキー(40%):237kcal
ブランデー(40%):237kcal
ビールとウイスキーとでは飲み方が異なるため、これだけで比較することはできないが、アルコール度数が比較的高い焼酎は、ほかの酒類と比べてダントツに低カロリーというわけではないのだ。カロリーを考えてお酒を選ぶ場合には、ウーロンハイを含め、上記のカロリーを参考にしてほしい。
低アルコールビール(3%):23kcal
レモンサワー(4%):33kcal
カシスウーロン(4%):50kcal
ワイン(10~11%):73kcal
梅酒(13%)156kcal
日本酒(15~16%):103kcal
焼酎(25%):141kcal
ウイスキー(40%):237kcal
ブランデー(40%):237kcal
ビールとウイスキーとでは飲み方が異なるため、これだけで比較することはできないが、アルコール度数が比較的高い焼酎は、ほかの酒類と比べてダントツに低カロリーというわけではないのだ。カロリーを考えてお酒を選ぶ場合には、ウーロンハイを含め、上記のカロリーを参考にしてほしい。
3. ウーロンハイのカロリーや糖質はダイエット向き?
ダイエット中の人にとって、気になるのは「結局、どんなお酒ならOKなの?」ということだろう。結論としてウーロンハイがダイエット向きかどうかを考えてみよう。
ビール、日本酒よりはダイエット向き
ほかのお酒と比べて、ウーロンハイはダイエット向きといえる。カロリーベースで考えると、日本酒1合のカロリーは193kcal、ビール1杯が147kcalなのに比べ、ウーロンハイ1杯は91kcalだ。ビールは乾杯の1杯だけにして、あとはウーロンハイにしておくとカロリーはだいぶ抑えられる。
ウーロンハイは糖質ゼロ
カロリーではなく、糖質量を制限してダイエットしている人もいるだろう。そんな人にもウーロンハイはおすすめだ。焼酎にもウーロン茶にも糖質が含まれていないので、ウーロンハイも糖質ゼロなのだ。
飲みすぎとおつまみに注意
ただし、いくらウーロンハイのカロリーや糖質が控えめだからといって飲みすぎはNG。ウーロンハイも5杯飲めば500kcal近くにもなるのだ。酔えば酔うほど自制も効きにくくなるので、飲む前に自分で量を決めておくとよいだろう。また、一緒に食べるおつまみも重要。お酒の席では唐揚げやポテトフライなどに手が伸びがちだが、お酒よりもはるかに高カロリーだ。ダイエット中ならサラダや冷奴など、ヘルシーなおつまみを選ぶようにしよう。
結論
焼酎をウーロン茶で割ったウーロンハイは、ビールや日本酒に比べると低カロリーで糖質はゼロなので、ダイエット中の人におすすめだ。ただし、焼酎のアルコール度数が高い分、カロリーがゼロではないので注意したい。一緒に食べるおつまみは、できるだけヘルシーなものを選ぶようにしよう。