1. お酒にちょい足しするコツ
オリひと読者のなかには、毎日の晩酌が欠かせないという人も多いことであろう。ビール、焼酎、ウィスキー、ワイン、日本酒をはじめとする王道のお酒は、それぞれ種類も飲み方もさまざま。ただ、家庭でとなるとアレンジをすることは少なく、そのまま飲むという人が多いのでは?
ちょい足しの法則
家庭でお酒の味変を成功に導く法則は、本格カクテル未満、混ぜるだけのちょい足し限定!カクテルと聞くとハードルがぐっと上がるが、ちょい足しと言われるとチャレンジしてみたくなるものである。ちょい足し素材は、どこでも簡単に手に入るものを選ぶとより気軽にトライすることができる。
苦手な味も
いただいたお酒が口に合わなかった、安酒を買ったら飲みきれない...そういうことは意外に起こるものである。そんなときにもちょい足しレシピは、実に有効。がらりと味が変わるレシピなら、美味しく飲みきれるかもしれない。また、ちょい足し素材はノンアルコールが基本なので、お酒が苦手な人にもおすすめだ。
2. ワインにちょい足しするなら
オレンジジュース
ワインにはオレンジジュースがおすすめ。はちみつやシナモンやはちみつ、クローブなどのスパイスを入れて温めるとホットワインにもなる。炭酸入りのオレンジジュースを合わせれば、夏にぴったりの爽やかなドリンクに早変わり。
コーラ
赤ワインをコーラで割る斬新なドリンク、カリモーチョはスペインやメキシコではポピュラーなものらしい。作り方は簡単で1:1の割合で割るだけ。ライムがあるとぐっと味が引き締まる。氷を入れたかちわりスタイルは夏にも最適だ。ジンジャーエールやサイダーなど、炭酸水をアレンジすることもできそう。自分好みの組み合わせを探してみよう。
3. 日本酒にちょい足しするなら
炭酸飲料
炭酸飲料がおすすめ。甘みのない炭酸飲料ならすっきりとした味わいに、サイダーなどをプラスすると一気に飲みやすい味わいへと変化する。さらにレモンなどをプラスして、ハイボール風にするなんていうアイデアも。実際に専門店でもこのようにお酒をサーブする店舗がある。
トマトジュース
意外に美味しいのがトマトジュース。レッドアイならぬ、レッド日本酒だ。トマトジュースと日本酒の割合は、1:1。冷やで美味しい日本酒を使用し、しっかりと冷やしたトマトジュースを合わせると夏向きの味わいに。
4. ビールにちょい足しするなら
レモネード
これからの季節なら、なんちゃってパナシェがおすすめ。パナシェはレモネードとビールを合わせたカクテルのこと。レモネードがある場合はそれをプラスするとよいが、ない場合は、レモン汁とはちみつやガムシロップでOK。ビールが苦手な人にもぴったりの味わいだ。
市販のアイス
しゃりしゃりとした食感の「サクレ」や「アイスボックス」を入れたグラスにビールを注ぐとキンキンに冷えた夏らしい味変レシピに。バニラアイスなどこってり系のアイスクリームを合わせるのなら、黒ビールがおすすめ。ビールフロート風にアレンジするとよい。
結論
ワインや日本酒、ビールなどのお酒は、毎日の晩酌に欠かせない存在。そのままではもちろん、ちょい足しアレンジすると楽しみの幅がぐんと広がる。ちょい足しのおかげでアルコールの量が減るので、昼呑みにもぴったりだ。