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なぜウイスキーのアルコール度数は酒の中でも高いのか

なぜウイスキーのアルコール度数は酒の中でも高いのか

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 池田絵美(いけだえみ)

2020年7月27日

いろいろな種類の酒がある中で、とくにアルコール度数が高めなものがウイスキーだ。もちろん銘柄により異なるが、複数の飲料メーカーの公式サイトで調べてみるとアルコール度数40%台のウイスキーが多い。一般的なビールのアルコール度数と比較すると、約10倍近くも高く、日本酒や焼酎と比べても2倍ほど高いのだ。なぜこんなにアルコール度数が高いのだろうか。

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1. ウイスキーのアルコール度数

ウイスキーのアルコール度数は銘柄により異なるが、一般的に40%台が多い。なかには30%台や60%に近いものもあるが、ビール(約4~9%)・日本酒(約12~16%)・チューハイ(約3~5%)・焼酎(約15~25%)・ワイン(約7~15%)と比較するとかなりアルコール度数が高めだ。中には37%と40%を下回るアルコール度数のウイスキーもある。

ではなぜほかのアルコールと比較して、ウイスキーはアルコール度数が高いのだろうか。答えはズバリ製法の違いだ。酒の製法は醸造酒と蒸留酒の2種類あり、醸造酒は米・麦などの原料を酵母により発酵させて造る。一方の蒸留酒は蒸留という方法で造るのが特徴だ。「蒸留」とは沸点が異なる混合物を蒸発させることによって分離することであり、蒸留酒とは発酵液からアルコール成分であるエタノールと水を分離させ、蒸発したアルコール成分を凝縮させることで造られる酒だ。

この製法の違いにより、一般的に醸造酒はアルコール度数が低めで、蒸留酒はアルコール度数が高くなる。ウイスキーは蒸留酒であり、ポットスチルという蒸留器を使い2~3回ほど蒸留させて作られる。この蒸留過程で水より蒸発しやすいアルコール成分を集めて冷却してウイスキーが作られるため、アルコール度数が高くなるというわけだ

2. ウイスキーのアルコール度数がもたらす影響

次にウイスキーのアルコール度数がもたらす影響について紹介しよう。ほかの酒に比べてアルコール度数が高いことは理解してもらえたと思うが、当然ビールのようにグイグイと一気に飲むことは難しいと考えられる。よく酒をチビチビ飲むと表現するが、とくにウイスキーを味わうのにピッタリの飲み方といえるだろう。ひとりでゆっくり飲みたいときや友人や会社の仲間と語らいながら味わうのに向いている酒なのかもしれない。

ではアルコール度数が高いことでメリットやデメリットはあるのだろうか。アルコール度数が高くなるとウイスキーの個性が明確に出やすくなるといわれているが、それは味の違いがよりわかりやすくなるということだ。またアルコール度数の高いままストレートで飲んだり、水や炭酸水で割りアルコール度数を調整したりして、違う味わいを楽しめるのもメリットといえるだろう。逆にデメリットは体質的に酒に強くない人が飲むと悪酔いする可能性があることだ。

3. ウイスキーのアルコール度数はどう決めているのか

最後にウイスキーのアルコール度数はどう決めているのかについて紹介しよう。ある飲料メーカーの公式サイトのQ&Aで「ウイスキーの度数はどのように決めているのか」という問いがあるが、それに対しての答えは「ウイスキーの度数はアメリカやイギリスで定められた標準の度数が踏襲(とうしゅう)されています」だ。踏襲とは前人のやり方をそのまま受け継ぐことである。

メーカーの回答を続けて紹介すると、19世紀にイギリスで75ブリティッシュプルーフ(日本では43度)が標準と定められた。またアメリカでは80アメリカンプルーフ(日本では40度)が標準と定められている。さらに度数の高低で味わいが変わるウイスキーがあり、それに伴い度数を調整するものもあるという。

結論

ウイスキーのアルコール度数やアルコール度数が高いともたらす影響について紹介した。ちなみにウイスキーのほかにアルコール度数の高い酒としてウォッカやテキーラが挙げられる。ウォッカとテキーラのアルコール度数は40%と、ウイスキーと同程度だ。

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