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ウーロンハイを徹底解剖!由来やカロリー・糖質、度数や作り方まで!

ウーロンハイを徹底解剖!由来やカロリー・糖質、度数や作り方まで!

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

鉛筆アイコン 2021年9月 7日

ウーロンハイの「ハイ」の由来やアルコール度数、カロリーと糖質、ウーロンハイを作るのに適した焼酎と作り方、さらにはおすすめの缶入りウーロンハイなども紹介する。ウーロンハイといえば居酒屋の定番メニューだ。飲み会の後半などにさっぱりした味を求めてオーダーする方も多いだろう。カロリーや糖質が少ないため、健康志向の方にもおすすめできるお酒である。

  

1. ウーロンハイとは

ウーロンハイとはどんなお酒なのか、簡単におさらいしていこう。

焼酎をウーロン茶で割ったカクテルのひとつ

ウーロンハイとはカクテルの一種で、焼酎をウーロン茶で割ったものである。英語では「oolong tea highball」と呼ぶ。お店によっては、焼酎だけでなくウイスキーやジンをウーロン茶でで割って提供するところもあるが、基本的には「焼酎のウーロン茶割り」と考えてよい。

2. ウーロンハイの「ハイ」の由来

ウーロンハイの「ハイ」はどこからきたのだろうか?チューハイの「ハイ」ではあるのだが、そのチューハイにもルーツがある。

ウーロンハイの「ハイ」の由来は「ハイボール」

ウイスキーのソーダ割を「ハイボール」というが、我々が通常居酒屋などで飲む一般的なウーロンハイに炭酸は入っていない。なぜウーロンハイになったのかというと、1980年代の焼酎ブームが関わっている。

当時流行していたウイスキーのソーダ割であるハイボールをもとに、焼酎のソーダ割が「焼酎ハイボール=酎ハイ(チューハイ)」として浸透した。これにあやかり、酒造メーカーから焼酎のウーロン茶割りというメニューが考案された。「焼酎のウーロン茶割り」としてしまうと長くなるため、居酒屋で注文しやすいようにウーロンハイと名付けられた、というのが通説だ。

3. ウーロンハイのアルコール度数

続いて、一般的なウーロンハイのアルコール度数について見てみよう。

アルコール度数は5〜6%程度

市販の連続式蒸留焼酎(甲類)の度数は、多くが20~25%である。【焼酎3:ウーロン茶7】程度の比率で割った場合、ウーロンハイのアルコール度数は5~6%となる。ビールと同じくらいのアルコール度数と考えてよいだろう。

4. ウーロンハイのカロリーや糖質

一般的にダイエット中はお酒は控えるべきとされているが、どうしても飲みたい場合や飲まざるを得ないシーンでは、ビールや日本酒よりもウーロンハイを選ぶのがおすすめだ。ウーロンハイはカロリー・糖質ともに控えめで体に優しいお酒なのである。

ウーロンハイのカロリー

ウーロンハイ1杯あたりに含まれるカロリーは約120kcalだ。同じ量のビールと比べると約半分という低カロリーさである。もちろん、一緒に食べるおつまみには気をつけよう。

ウーロンハイは糖質ゼロ

ベースとなる焼酎にも割り材のウーロン茶にも糖質がないため、ウーロンハイに糖質は含まれていない。糖質制限ダイエットをしているなら、ウーロンハイはベストな選択だ。飲みすぎはよくないが、健康志向の方にピッタリなお酒といえるだろう。

5. ウーロンハイに使うのは何焼酎?

ご家庭でウーロンハイを作るなら、やはりウーロンハイに適した焼酎を選びたいところだ。どういった焼酎が向いているのだろうか?

連続式蒸留焼酎(甲類)がおすすめ

焼酎は製法によって連続式蒸留焼酎(甲類)と単式蒸留焼酎(乙類)に分かれる。このうちウーロンハイに向いているのは連続式蒸留焼酎、いわゆる甲類だ。純度の高いアルコールを抽出し、無色透明でクリアな味わいの甲類に対し、米焼酎や麦焼酎などの単式蒸留焼酎、いわゆる乙類は原料が持つ独特の香りや風味をそのまま残している。そのためストレートやロックで飲むのには適しているが、緑茶やウーロン茶で割るとクセが強くなってしまうのだ。

6. 美味しいウーロンハイの作り方

ご家庭で手軽に楽しむことができるのもウーロンハイの魅力である。基本的な作り方をマスターしておこう。

ウーロンハイの作り方

  • よく冷えたグラスに氷をたっぷり入れる
  • グラスの5分の1くらいまで焼酎を注ぎ、マドラーで混ぜる
  • グラスの上までウーロン茶を注ぎ、再び混ぜれば完成
焼酎とウーロン茶の比率は【4:6】が目安だが、味見しながら好みの濃さに調整していくとよいだろう。味に変化をつけたいときは、レモンの輪切りを添えると爽やかな酸味がプラスされるので試してみてほしい。

7. 缶入りウーロンハイのおすすめは?

ウーロンハイは焼酎とウーロン茶だけで簡単に作ることができるが、さらに手軽に飲みたいなら缶入りのウーロンハイを試してみよう。代表的なものは次の2つだ。

サントリー「烏龍チューハイ」

ウーロン茶の本場である中国福建省産の茶葉を使用している。豊かな香りと風味、さっぱりとした後味が特徴だ。
商品情報

宝酒造「宝焼酎の烏龍割り」

鉄観音茶葉を100%使用している。糖質ゼロ、プリン体ゼロ、香料・着色料不使用という健康志向のウーロンハイだ。
商品情報

8. 意外なアレンジも!ご家庭でウーロンハイを楽しもう

ウーロンハイはビールと同程度のアルコール度数で、低カロリー、糖質ゼロといった健康志向の飲み物である。だが飲み続けると飽きてしまうことがあるかもしれない。

ウーロンハイのアレンジアイデア

そんなときはレモンの輪切りを添えてみよう。変わった味わいを楽しみたいときは、焼酎ではなくウイスキーをウーロン茶で割ってみたり、梅酒をウーロン茶で割ってみたりするのもよいし、梅干しを入れてみたりするのもおすすめだ。いろいろな楽しみ方ができるウーロンハイ、ぜひご家庭で楽しんでほしい。

結論

ウーロンハイは連続式蒸留焼酎(甲類)をウーロン茶で割ったお酒だ。名前にハイとついているが、ハイボールや酎ハイのような炭酸は基本的には入っていない(炭酸が入っているウーロンハイを提供するお店もある)。カロリーも糖質も控えめなので、ダイエット中でもおすすめだ。
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  • 公開日:

    2020年8月 1日

  • 更新日:

    2021年9月 7日

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