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シングルモルトスコッチってなに?個性が光る味わいを楽しもう

シングルモルトスコッチってなに?個性が光る味わいを楽しもう

投稿者:ライター 森本泰斗(もりもとたいと)

監修者:管理栄養士 水島知美(みずしまともみ)

2020年8月 6日

世界中でさまざまな種類が存在するウイスキーだが、普段飲んでいる種類がどんなウイスキーなのか詳しくご存じだろうか。バーボンやスコッチなど、名前の違いしかわからないという人も少なくないはずだ。本記事では、個性的な味わいで高い人気を誇るシングルモルトスコッチについてじっくりと解説する。

  
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1. シングルモルトとスコッチの違いとは

ウイスキーには多くの種類があるため、ひとつひとつ覚えるとなると大変だが、それぞれが持つ大きな特徴だけでも知っておけばもっとウイスキーを楽しめるだろう。ここではシングルモルトとスコッチの違いをはじめ、シングルモルトスコッチの定義、またバーボンとの違いなども紹介する。

シングルモルトとスコッチの違い

一般的に多く流通しているウイスキーはブレンデッドウイスキーと呼ばれ、いくつかの蒸留所で作られたモルトウイスキーやグレーンウイスキーの原酒を混ぜ合わせて作られている。しかしシングルモルトとは、単一の蒸留所だけで作られたモルトウイスキーの原酒だけを使用して作られているのだ。つまり、シングルモルトとは製造方法のことであり、産地は問わない。スコッチの定義は文字通りスコットランドで製造、熟成されるウイスキーであることで、ブレンデッド、シングルモルトは問わないものの、産地の指定がある。これらがシングルモルトとスコッチの大きな違いでなのである。

シングルモルトスコッチとは

シングルモルトスコッチとは、スコットランドで製造、熟成されたシングルモルトのことを指す。スコットランド全土には多くの歴史ある蒸留所が存在しており、ハイランド、アイラ島、スペイサイド、ローランド、キャンベルタウン、アイランズの6つの土地それぞれで異なる味わいがあるので、飲み比べを楽しむウイスキーファンも多い。

バーボンとの違いとは?

バーボンとスコッチには蒸留方法や原料の指定など、細かく定義の違いがあることはもちろんだが、実はバーボンの産地指定はスコッチとは異なり意外と緩い。アメリカ合衆国内で製造されることだけが条件となっている。このことから各州でバーボンは作られているが、やはりバーボンの聖地といえばアメリカ・ケンタッキー州だ。バーボンを語る上で、これはしっかりと押さえておきたいポイントである。また味わいの違いだが、一般的にスコッチはピートの独特なスモーキーな風味が特徴とされるが、バーボンは樽の香ばしい風味があり、甘みが強い。まずは大まかに、これらの特徴を覚えておこう。

2. シングルモルトスコッチの特徴と選び方

シングルモルトスコッチはどれも個性あふれる香りや味わいがあり、ふたつとして同じものはないともいわれる。しかしその個性的な味わいはときにクセが強すぎるともいわれ、ウイスキー初心者の場合、最初は少し飲みづらいかもしれないが、徐々に心を奪われていくという。ここでは各土地の蒸留所でつくられるシングルモルトスコッチの味わいの特徴などを紹介する。

ハイランド

ハイランドはスコットランドに存在する蒸留所の約3分の1が集まる広大な地域である。代表する銘柄はグレンモーレンジ、クライヌリッシュなどだ。クセの少ない味わいの種類が多いので、シングルモルトスコッチが初めてという人にもおすすめできる。

アイラ島

スコッチの聖地とも呼ばれるアイラ島で作られるシングルモルトスコッチは、アイラウイスキーとも呼ばれるブランドウイスキーだ。代表する銘柄は、ボウモアやアードベッグなどだ。ほかにはないほどの個性的な香りが特徴で、好みがはっきりと分かれるものの、世界中のウイスキーファンから高い支持を受け続けている。

スペイサイド

スペイサイドは大麦の収穫量が多く、あまり広い地域ではないものの蒸留所が集中して存在している。代表する銘柄は日本でも馴染み深い、グレンフィディックやマッカランなどだ。華やかでフローラルな香りが特徴で、飲みやすい銘柄が多い。

ローランド

ローランドで特筆すべき点は、通常は2回のところ、3回の蒸留を経て作られるローランドモルトだ。大麦の香りが軽快であり、柔らかな口当たりが特徴である。代表する銘柄は、オーヘントッシャンなどだ。

キャンベルタウン

キャンベルタウンはもとはウイスキー製造が盛んな港町であったが、その後衰退し、現在は稼働する蒸留所がわずかに3つとなってしまった。代表する銘柄はスプリングバンクなどだ。少し塩のうまみも感じるような味わいが特徴であり、現在でもファンが多い。

アイランズ

アイランズとは、アイラ島を除いたスコットランド周辺の島々の総称である。そのためアイランズのブランドで決まった味わいなどはないものの、島によって異なる味わいを楽しめることが魅力である。代表する銘柄はハイランドパークやタリスカーなどだ。

3. おすすめのシングルモルトスコッチ一覧

これだけ作られる土地によって個性がはっきりと分かれるシングルモルトスコッチなので、最初はどの銘柄を選べばよいのか悩んでしまうだろう。ここではおすすめのシングルモルトスコッチをいくつか紹介する。最初の1本を選ぶ参考にしてほしい。

グレンモーレンジ10年

グレンモーレンジ10年は、雑味のないクリアな味わいと、かすかに感じるフルーティな風味が特徴だ。クセが少なく飲みやすいが、シングルモルトスコッチならではの複雑な味わいの余韻もしっかりと残る。初めてシングルモルトスコッチを飲む人でも抵抗なく楽しめるだろう。
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タリスカー10年

タリスカー10年は、ピート独特の塩気の強い香りと、スモーキーな味わいが特徴だ。ペッパーのようなスパイシーな風味とも表現される。スコットランド周辺の島、スカイ島で唯一の蒸留所で丁寧に作られている銘柄である。
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スプリングバンク10年

スプリングバンクは、港町で作られているだけあって、強い塩気のある味わいが特徴だ。じっくりと塩気が甘さに変化していく後味があり、ウイスキーファンからも高い支持を受けている銘柄である。
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ボウモア12年

ボウモア12年は、どっしりとした重厚感のある味わいとスモーキーな香りの印象が強いものの、余韻でほのかに残るコクのある甘さが特徴だ。アイラ島で最古の蒸留所で現在でも伝統を守って作られている。アイラウイスキーが初めてという人にもおすすめだ。
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ザ・マッカラン12年

マッカラン12年は、世界中で愛飲されているいわばシングルモルトスコッチの名門である。濃厚でありながら、フレッシュで華やかな香りはぜひ一度味わってもらいたい逸品だ。高級銘柄を証明するように、「シングルモルトのロールスロイス」とも呼ばれる。
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結論

シングルモルトスコッチは通好みのウイスキーという印象から、手を出しにくいという人もいるだろうが、その個性が光る味わいはぜひ飲んでほしいものばかりだ。ストレートやオン・ザ・ロックスはもちろん、水割りでもハイボールでも、飲み方によって変化するシングルモルトスコッチの味わいをぜひ楽しんでみてほしい。
  

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