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ピュアモルトとはどんなウイスキー?ほかのウイスキーとの違いも解説

ピュアモルトとはどんなウイスキー?ほかのウイスキーとの違いも解説

投稿者:ライター 森本泰斗(もりもとたいと)

2020年8月11日

日ごろ年齢を問わず広く愛飲されているウイスキーだが、普段飲んでいるウイスキーがどんな種類なのか説明できる人は意外と少ないだろう。本記事では、さまざまなウイスキーの中からピュアモルトをピックアップして、ほかの種類のウイスキーとの違いや特徴、またおすすめの銘柄などを徹底解説する。

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1. ピュアモルトとは?特徴や味について解説

よく耳にするモルトという言葉だが、これはモルトウイスキーの原料である大麦麦芽のことを指す。では、モルトウイスキーの中でもピュアモルトとは、一体どのようなウイスキーを意味するのだろうか。まずピュアモルトについて基本を押さえておこう。

ピュアモルトとは

実はピュアモルトには定義がなく、その意味合いは時代とともに変化し続けている。ピュアモルトとは、全量モルトだけを使用したウイスキーであることをアピールするための言葉であり、もとはシングルモルトと同じ意味合いで使用されてきた。しかし現在はシングルモルトという言葉が一般的に定着したので、ピュアモルトという言葉は日本でもほとんど使われなくなった。つまり、現在ピュアモルトが持つ意味合いは、蒸留所を問わずモルト原酒だけを使用したウイスキーのことを指すのである。

ピュアモルトの味わい

その名の通り、ピュアモルトにはピュアで透き通った味わいのイメージを持つ人は多いだろう。実際にピュアモルトはクセが少なく、やさしい味わいを持つ銘柄が多いので、ウイスキー初心者にとっても飲みやすい。厳選されたモルトの風味をじっくりと味わおう。

2. ピュアモルト以外に種類はある?ウイスキーの作り方の違いとその特徴

ここではピュアモルトのほかに、ウイスキーを代表する種類を紹介する。それぞれ原料や製造方法が異なるので、ピュアモルトとの違いを覚えておこう。

シングルモルト

もとはシングルモルトとピュアモルトという言葉は同じ意味合いだったことは前述したが、実はひとつ大きな違いがある。どちらも原料に大麦麦芽だけを使用する点は同じだが、シングルモルトはひとつの蒸留所で作られ、ボトリングされたモルトウイスキーのことを指す。つまり、いくつか異なる蒸留所で作られたモルト原酒をブレンドして作られたモルトウイスキーは、シングルモルトを名乗ることはできないのである。

グレーン

グレーンとは、トウモロコシなどの穀物を意味する言葉である。大麦麦芽を全量使用したモルトウイスキーに比べ製造コストが低く、大量生産にも向いている種類だ。一般的にブレンデッドウイスキーの原料として使用される。グレーンウイスキー単体で販売されている銘柄は少ないが、どれもクセがなく軽い口当たりが特徴で、ウイスキーを飲み始めの人からも高い人気がある。

ブレンデッド

ブレンデッドとは、モルトとグレーンの原酒をブレンドして作られるウイスキーである。ブレンドされる原酒の数は銘柄によってさまざまだが、ひとつの銘柄で数10種類以上の原酒が使用されることもある。製造コストを大きく抑えることができるため、多くの酒造メーカーがブレンデッドウイスキーを製造しており、世界中で流通しているウイスキーのシェアの8割以上を占める。日本でも最も馴染み深いウイスキーといえるだろう。

3. ピュアモルトの代表的な銘柄を5つ紹介

ピュアモルトとは主に日本で使用されてきた言葉なので、ピュアモルトの名で販売されているウイスキーは国産ブランドのものが多い。ここではピュアモルトを代表するジャパニーズウイスキーを5つ紹介しよう。

竹鶴ピュアモルト

ニッカウイスキーの創業者である竹鶴政孝の名を冠した竹鶴ピュアモルトは、現在日本で流通しているピュアモルトの中でも最も知名度の高い銘柄といえるだろう。ニッカウイスキー自慢のシングルモルトである余市や宮城峡の原酒をキーモルトにした、ぜいたくな味わいだ。極限までなめらかに仕上げられた、ブレンダーの技が光る逸品である。
商品情報

ピュアモルト・レッド

ピュアモルト・レッドは、ニッカウイスキーがピュアモルトシリーズとして発売した銘柄である。他にブラック、ホワイトも存在する。キーモルトには宮城峡のシングルモルトが使用されており、フルーティーなアロマとほのかに感じる甘さが特徴だ。
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ピュアモルト山桜18年

ピュアモルト山桜18年は、1765年に創業の歴史ある酒造メーカー、笹の川酒造が製造しているピュアモルトだ。厳選された19年熟成のモルト原酒に加え、シェリー樽で追加熟成した18年熟成のモルト原酒がブレンドされており、他にはないほどに味わい深い仕上がりとなっている。特別な日に味わいたいピュアモルトだ。

麻布ピュアモルト

麻布ピュアモルトは、スコッチウイスキーの本場、ハイランドやスペイサイドをはじめとし、10ヶ所以上もの蒸留所でブレンドされたモルトウイスキーに、富士山の伏流水を合わせて作られている。スコッチウイスキーならではのスモーキーな香りと、重厚感のある味わいが特徴だ。
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甲州韮崎ピュアモルト

甲州韮崎ピュアモルトは、甲州韮崎の自然豊かな環境の中で熟成を重ねたモルト原酒だけを使用したピュアモルトだ。力強い味わいながら、なめらかな口当たりに仕上がっている。コストパフォーマンスがよく、手軽に本格ピュアモルトを楽しみたい人におすすめだ。
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4. ピュアモルトなどのウイスキーの種類を知ってより深く楽しもう

普段何気なく飲んでいるウイスキーにもさまざまな種類がある。それぞれの特徴を押さえておくことで、もっと美味しくウイスキーを楽しめるだろう。飲み方は基本的には人それぞれの好みで自由に楽しめばよいが、たとえば銘柄それぞれの個性的な味わいが特徴のシングルモルトは、一般的にストレートやオン・ザ・ロックが推奨される。では、ピュアモルトはどのような飲み方と相性がよいのか、解説しよう。

ピュアモルトのおすすめの飲み方

ピュアモルトはシングルモルトほどクセがなく、ブレンデッドよりも味わいに個性がある。抵抗がない人は、まずストレートやオン・ザ・ロックで楽しんでみよう。ほかに水割りやハイボールなど、ピュアモルトは飲み方を選ばない。好みのスタイルで、繊細に変化する味わいをじっくりと楽しんでほしい。

結論

ピュアモルトは、日本を代表するウイスキーのブランドとして、国内外問わず高い評価を受けている。これからウイスキーを飲み始める人でも飲みやすく、ウイスキーの入り口としてもおすすめだ。まだ飲んだことがない人は、ぜひ一度手に取って、ピュアモルトを味わってみてほしい。

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