1. ロブ・ロイはスコッチウイスキーのカクテル

ロブ・ロイはスコッチウイスキーにスイートベルモットを合わせたカクテルだ。カクテル言葉は「あなたの心を奪いたい」。ロブ・ロイは初め、ロンドンの「サヴォイ・ホテル」のハリー・クラドック氏によって作られたといわれており、やがて広く伝わっていった。ロブ・ロイのアルコール度数は25度以上と高めで、しっかりとアルコールの風味が感じられるカクテルだ。
2. ロブ・ロイのレシピ

ロブ・ロイはカクテルグラスで飲む、赤い色合いが美しいカクテルだ。アルコール度数は25度以上と高めなので、飲み過ぎには注意しよう。
ロブ・ロイの材料
スコッチウイスキー 3/4
スイートベルモット 1/4
アロマティックビターズ 1ダッシュ
レッドチェリー 1つ(好みに合わせて加える)
スイートベルモット 1/4
アロマティックビターズ 1ダッシュ
レッドチェリー 1つ(好みに合わせて加える)
ロブ・ロイの作り方
1.ミキシンググラスに材料を入れ、ステアする。
2.カクテルグラスに注ぎ、レッドチェリーを飾る
2.カクテルグラスに注ぎ、レッドチェリーを飾る
3. ロブ・ロイの意味や由来

ロブ・ロイは映画「ロブ・ロイ/ロマンに生きた男」にもなっているスコットランドの義賊ロバートマクレガーのニックネーム「赤毛のロバート」からつけられたといわれている。義賊とは貴族などの金持ちから金品を盗み、貧しい庶民に与える盗賊のこと。ロブ・ロイのカクテル言葉「あなたの心を奪いたい」というロマンチックな意味ともぴったりだ。
ロバートマクレガーについて
ロバートマクレガー(通称ロブ・ロイ)はスコットランドで牛のトレーダーとして活躍すると同時に、義賊やスパイなどさまざまな面を持つ人物だった。民衆の英雄でもあった彼にちなんで、モリソン・ボウモア社は「ロブ・ロイ」というスコッチウイスキーのブランドを製造。ウイスキー愛好家にも「ロブ・ロイ」は親しまれている。
4. ロブ・ロイのアレンジレシピ

ロブ・ロイに似たカクテルのアレンジレシピを紹介する。共通の材料もあり、一度購入しておけばさまざまなカクテルに応用することができる。味に変化をつけたいときに試してみよう。
マンハッタン
マンハッタンはロブ・ロイのウイスキーをライ・ウイスキーにしたもの。バーボンウイスキー3に対してスイートベルモット1の割合で混ぜる。アロマティックビターズ1ダッシュとレッドチェリーを加えて仕上げる。量の違いで味が大きく変化するので割合には注意して作ろう。
オールドファッションド
オールドファッションドはウイスキーをベースとした古典的なカクテルだ。はじめにロックグラスに角砂糖を入れ、ビターズをかける。次に氷を入れてウイスキーを注ぐ。最後にオレンジやレモンピール、レッドチェリーをお好みで飾る。ロブ・ロイは材料にスコッチウイスキーを使用するが、オールドファッションドに使用するウイスキーはバーボンが一般的だ。
結論
ロブ・ロイはスコッチウイスキーをベースにスイートベルモット、ビターズを加えたカクテルだ。「ロブ・ロイ」という名前はスコットランドで民衆の英雄として讃えられたロバートマクレガーが由来となっている。ウイスキーの種類を変えるとさまざまなカクテルにアレンジができるので自宅でも作ってみてほしい。