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ベリーニは桃のカクテル!本場イタリアの味わいを楽しもう

ベリーニは桃のカクテル!本場イタリアの味わいを楽しもう

投稿者:ライター 森本泰斗(もりもとたいと)

監修者:管理栄養士 水島知美(みずしまともみ)

鉛筆アイコン 2020年8月25日

ベリーニとは、イタリア・ヴェネツィアで生まれたワインベースのカクテルである。さわやかで飲みやすい味わいのため、女性からも高い人気を誇る。本記事ではベリーニの基本レシピをはじめ、歴史やアレンジレシピなど、徹底解説していこう。

  

1. ワインベース「ベリーニ」のカクテルレシピ

まず、ベリーニの基本レシピや美味しく作るポイントを紹介していく。シンプルなレシピなので、自宅でも手軽に作りやすいところが魅力である。まだベリーニを飲んだことがない人は、これを機にぜひ試してみよう。

ベリーニの基本レシピ

ベリーニに使用する材料は、スパークリングワインを60ml、ピーチネクターを30ml、グレナデンシロップを5mlだ。まずピーチネクターとグレナデンシロップをフルート型のシャンパングラスに注ぎ、スパークリングワインでグラスを満たした後、軽く混ぜ合わせたら完成だ。スパークリングワインのさわやかさに桃の上品な甘さが加わり、とても飲み口のよいカクテルに仕上がる。

ベリーニを美味しく作るコツ

ベリーニを美味しく楽しむために、押さえておきたいひと手間がある。それは、使用する材料をすべてよく冷やしておくことである。一般的にグラスに氷を入れて作るタイプのカクテルではないので、あらかじめ材料をよく冷やしておくことで、さらにさわやかな味わいが際立つベリーニが楽しめる。ベリーニを作る際、このポイントをしっかり頭に入れておこう。

2. ベリーニはイタリア生まれの酒

ベリーニがイタリア・ヴェネツィアで生まれたカクテルであることは冒頭で紹介したが、ここではベリーニの持つ歴史やカクテル言葉、豆知識などを紹介していこう。

ベリーニの歴史

ベリーニの歴史は1948年までさかのぼる。ヴェネツィアの老舗レストラン、ハリーズ・バーのオーナーであるジュゼッペ・チプリアーニ氏によって考案されたカクテルなのである。イタリア・ルネサンス期の画家、ジョヴァンニ・ベリーニの画展の開催を記念して作られたカクテルであることから、ベリーニと名付けられた。

ベリーニのカクテル言葉

カクテルにはカクテルそれぞれの意味を表す言葉、カクテル言葉というものがある。ベリーニのカクテル言葉は「歓喜」で、ベリーニのさわやかな香りが弾けるような味わいを上手く表現している。何か嬉しいことがあった日にひとりで楽しむもよし、お祝い事やパーティーなどでみんなで楽しむもよし。ぜひそんな晴れやかなシーンでは、ベリーニを楽しんでもらいたい。

ベリーニの豆知識

実は同じハリーズ・バーでも、ヴェネツィア本店とローマ店ではベリーニのレシピが異なる。前述した基本レシピはローマ店のレシピであり、元祖ベリーニのレシピではないのだ。この理由は、ローマ店のレシピが現在のイタリア・バーテンダー協会推薦のレシピであるためである。元祖ベリーニのレシピは氷を入れたタンブラーグラスにスパークリングワインとピーチピューレを2対1の割合で入れ、砂糖も少々加えて作られる。グレナデンシロップも使用せず、現在のベリーニのスタイルとは異なるが、本場ヴェネツィア流のベリーニも一度味わってみる価値はあるだろう。

3. 手軽に飲めるボトル入りベリーニ

ベリーニはシンプルなレシピのカクテルだが、材料選びなどを気にせず、もっと気軽に楽しみたいという人もいるだろう。そんな人にはボトル入りのベリーニがおすすめだ。そのままグラスに注ぐだけで本格ベリーニの味わいが簡単に楽しめる、ベリーニのボトルをいくつか紹介する。

マルティーニ・ベリーニ

マルティーニは1863年創業で、イタリアを代表する歴史あるスパークリングワイン、ヴェルモットのブランドである。マルティーニ・ベリーニはフレッシュな桃の香りがやさしく広がる味わいで、ベリーニの入り口としても最適である。氷を入れたグラスで楽しもう。
商品情報
  • 商品名:【スパークリングワインと桃のピューレのカクテル】マルティーニ ベリーニ [ スパークリング 甘口 イタリア 750ml ]
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ベリーニ・チプリアーニ

ベリーニ・チプリアーニはベリーニ発祥の地、ハリーズ・バーのヴェネツィア本店のレシピを忠実に再現したベリーニのボトルである。まるで果実を丸ごとかじったような、フルーティーでジューシーな味わいが魅力である。冷蔵庫でキリッと冷やしてから飲むのがおすすめだ。

カネッラ・ベリーニ

カネッラ・ベリーニは、イタリアのパーティーの定番ボトルとして広く知られている。こちらもハリーズ・バーのレシピをもとに作られているベリーニのボトルだ。華やかな香りと濃厚な味わいの中に、絶妙に溶け込んだ酸味や渋みを感じる、まさに大人の味わいのベリーニである。
商品情報

4. ベリーニのアレンジレシピもチェック!

ベリーニは基本的にスパークリングワインと桃がメインのカクテルだが、他のフルーツでベリーニを作ってみるのも面白いだろう。また、ベリーニはノンアルコールでも楽しめる。ここでは、このようなベリーニのアレンジレシピを紹介しよう。

自由にベリーニを楽しもう

ベリーニにはいろいろなアレンジレシピがある。たとえば桃の代わりに洋ナシやマンゴーを使用してもOKだ。この場合ジュースでもよいが、ミキサーでピューレ状にしたものを使用するとさらにフルーティーな味わいが楽しめるのでおすすめである。グラスの底に好みのフルーツシャーベットを入れ、スパークリングワインと合わせるベリーニも美味しい。基本レシピに慣れたら、いろいろと試してみよう。

ノンアルコールレシピを紹介

お酒が飲めない人でも楽しめるノンアルコールベリーニのレシピも紹介されている。カクテルシェイカーでピーチピューレ15ml、ピーチジュース30ml、レモン汁5mlをシェイクしてグラスに注いだら、ノンアルコールシャンパンをグラスに適量加えて完成だ。ピーチピューレはピーチネクターで代用してもOK。カクテルシェイカーを使用する本格レシピだが、ホームパーティーにもぴったりのノンアルコールカクテルなので、ぜひ覚えておこう。

結論

ベリーニはワインがあまり得意でない人でも飲みやすい味わいなので、これまでワインを敬遠していた人にもぜひ一度味わってみてもらいたいカクテルだ。ベリーニ発祥の歴史的背景も頭に思い浮かべながら、ベリーニのグラスを傾けてみるのもいいかもしれない。それぞれの好みのシーン、好みのスタイルで、自由にベリーニを楽しもう。
インフォメーションマークアイコンオリひとを楽しむための注意事項はこちら
インフォメーションマークアイコン20歳未満の飲酒、飲酒運転は法律で禁じられています。妊娠中・授乳中の飲酒はお控えください。お酒に関する注意事項はこちら
  • 公開日:

    2020年8月24日

  • 更新日:

    2020年8月25日

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