目次
- ホワイトラム:45ml
- ダークラム:10ml
- ホワイトキュラソー:5ml
- パイナップルジュース:5ml
- オレンジジュース:5ml
- レモンジュース:3ml
- グラスにクラッシュアイスをたっぷり入れて冷やしておく
- シェイカーにダークラム以外の材料を入れてよくシェイクする
- グラスに注ぎ、仕上げにダークラムを浮かべれば完成
- ホワイトラム:30ml
- パイナップルジュース:60ml
- オレンジジュース:30ml
- レモンジュース:8ml
- ガムシロップ:2個
- 大きめのグラスにクラッシュアイスをたっぷり入れて冷やす
- 材料を注ぎ入れ、しっかり混ぜれば完成
1. 「トロピカルカクテルの女王」マイタイとは?

まずはマイタイというカクテルについて詳しくなっておこう。名前の由来やアルコール度数といった基本的なところを解説する。
マイタイはホワイトラムをベースとしたカクテル
マイタイはラムをベースとしたカクテルである。ラムには「ゴールドラム」「ホワイトラム「ダークラム」といった種類があるが、マイタイに使われるのはそのうちホワイトラムだ。ゴールドラムは樽熟成のほのかに甘い香りが特徴で、ラム本来の味わいを楽しみたい方に向いている。またダークラムは3年以上樽熟成することで生まれる、濃厚な香りと独特のクセが特徴である。その点、ホワイトラムはクセが少なく飲みやすいことから、カクテルベースに使われることが多い。
マイタイの味はまさにトロピカル
マイタイにはパイナップルジュースやオレンジ果汁、シロップなどが使われる。見た目の鮮やかさと甘さがまさに「トロピカル」の名にふさわしいカクテルだ。
マイタイはサンフランシスコ生まれ
マイタイといえばハワイを代表するカクテルのひとつだ。そのため発祥もハワイであると思っている方も多いだろう。だが実際にはアメリカ・サンフランシスコ発祥のカクテルである。
マイタイがハワイの定番カクテルと呼ばれる理由
1944年、ビクター・バージェロン氏が自身のレストランで何気なく友人に提供したラムベースのカクテルがマイタイのルーツとされている。その後カクテルのイメージにぴったり合うハワイでマイタイの人気が瞬く間に広がり、現在も続くハワイの定番カクテルとなった。
マイタイの名前の由来はタヒチ語
マイタイは「最高」という意味を持つタヒチ語だ。前出のビクター・バージェロン氏は友人にカクテルを提供した。その友人はタヒチ出身であり、カクテルを一口飲むなり「Mai tai roa ae!(この世のものと思えないほどに最高だ!)」と歓喜したという。この話がそのままカクテル名となり、広く知られるようになったのである。
マイタイのアルコール度数は25度程度
マイタイのベースとなるラムのアルコール度数は平均40度ほどと高い。さまざまなジュースと混ぜ合わせて作るカクテルではあるが、ラムの分量が多いためアルコール度数はそれほど低くならず、一般的には25度あたりに収まる。量を飲むようなカクテルではなく、南国の雰囲気を味わいながらゆっくり楽しむカクテルという位置づけだ。
2. マイタイの材料とレシピ

マイタイは基本的にはシェイカーを使うカクテルだが、常備していないご家庭も多いだろう。本稿ではシェイカーを使って作るレシピと、シェイカー不要のレシピを紹介する。
マイタイの基本レシピ
材料
作り方
グラスのふちにオレンジやパイナップル、チェリーなどのフルーツを盛りつければ見た目にも南国感あふれるマイタイに仕上がる。
シェイカーを使わないマイタイのレシピ
材料
作り方
ホワイトキュラソーやダークラム、それにカクテルシェイカーも使用しないシンプルなレシピである。材料もそろえやすいのでご家庭でも手軽に作ることができるだろう。同じく仕上げにフルーツを飾れば見た目も本格的に楽しめる。
3. マイタイのおすすめアレンジレシピ

マイタイのアレンジレシピも紹介しておこう。基本レシピをもとに作れば簡単にアレンジできるので、基本のマイタイに慣れたら試してみよう。
好きなジュースを加えて作るマイタイ
マイタイに使用するのは主にパイナップルやオレンジ、レモンといったジュースだが、好きなジュースに変えてもOKだ。マンゴージュースやグレナデンシロップを加えたり、パッションフルーツやグアバのジュースを使ったりしても美味しいマイタイが作れる。細かい分量は気にせず自由にアレンジしてみるのも、マイタイの楽しみ方のひとつである。
泡盛ベースのマイタイも美味しい
日本の南国リゾートの代表・沖縄の名産「泡盛」を使っても美味しいマイタイが楽しめる。さっぱりした味わいに仕上がるので、泡盛独特の風味が苦手な方も意外と飲みやすいのではないだろうか。大きめのグラスにクラッシュアイスをたっぷり入れたら、パイナップルジュースとオレンジジュースを同量注ぎ泡盛を適量だけ加えるだけで完成する。仕上げのフルーツの飾り付けも忘れないようにしよう。ジュースの美しいグラデーションを目で楽しんだら、軽くかき混ぜてから飲んでみてほしい。ラムベースのマイタイに比べてアルコール度数も控えめなので、お酒が得意でない方にもおすすめだ。
4. この週末はマイタイで楽しいひとときを過ごしてみては?

お伝えしてきたように、マイタイはご家庭でも手軽に作れるカクテルである。ホワイトキュラソーやダークラムがなくても作れるうえ、お好みのジュースに代えてアレンジを楽しむこともできる。この週末はぜひ、ハワイアンミュージックを聴きながら「トロピカルカクテルの女王」マイタイで楽しいひとときを過ごしてみてはいかがだろうか?
結論
ハワイに行く機会を設けるのがなかなか難しいこのご時世だ。せめてマイタイでも飲んで、自宅にいながらハワイ気分を味わってみるのはいかがだろうか?ただしアルコール度数はやや高めなので、くれぐれも飲み過ぎにだけはご注意いただきたい。