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ホワイトレディはジンベースのカクテル!上質な味わいを楽しもう

ホワイトレディはジンベースのカクテル!上質な味わいを楽しもう

投稿者:ライター 森本泰斗(もりもとたいと)

鉛筆アイコン 2020年9月 8日

ホワイトレディはジンベースのショートカクテルである。酸味と甘みのバランスが絶妙であり、アルコール度数の高さをあまり感じさせないほど飲みやすい。本記事ではホワイトレディについての解説や、自宅でも楽しめるレシピ、ホワイトレディに似た種類のカクテルなどについてじっくりと紹介していこう。

  

1. ホワイトレディの意味や味

はじめに、ホワイトレディとはどんなカクテルなのか知っておこう。ホワイトレディの歴史をはじめ、味わいやアルコール度数などについて解説する。飲む前にしっかり基本を押さえておこう。

ホワイトレディの歴史

ホワイトレディは和訳すると白い貴婦人という意味があり、その名の通り優美なカクテルである。ヴィクトリア女王のウェディングドレス姿をイメージして、ホワイトレディと名付けられたという説が有力だ。ホワイトレディの歴史は深く、さかのぼること1919年、ロンドンのナイトスポット「シローズ・クラブ」のバーテンダーであったハリー・マッケンホルン氏が考案したカクテルだ。当初カクテルベースはペパーミントリキュールだったが、ハリー氏がロンドンからパリへ移った際にベースをジンに変え、人気が広まったという。

ホワイトレディの味わい

ホワイトレディの奥深い味わいは、性別や年齢を問わず人気がある。ホワイトキュラソーの甘みとレモンジュースの酸味がマッチして、すっきりとした味わいが特徴だ。

ホワイトレディのアルコール度数

ホワイトレディのカクテルベースであるジンは、40度から50度ほどのアルコール度数を持つ。また、種類によって差はあるものの、合わせるホワイトキュラソーも40度ほどのアルコール度数を持つ。レモンジュースが加わることでアルコール度数は少し落ち着くものの、ホワイトレディのアルコール度数は約30度と高い。ショートカクテルなのであまり量を飲む種類ではないが、飲み過ぎには注意しよう。

ホワイトレディのカクテル言葉

カクテルには、カクテルそれぞれの意味を表すカクテル言葉というものがある。ホワイトレディには「純心」というカクテル言葉がつけられている。ピュアですっきりとした味わいのホワイトレディにぴったりのカクテル言葉といえる。

2. ホワイトレディの作り方

ホワイトレディはカクテルシェイカーを使用して作るカクテルである。なかなか自宅にカクテルシェイカーを常備する人は少ないだろうが、持っていない人はこの機会に揃えてみてはいかがだろうか。自宅で本格ショートカクテル作りにトライしてみよう。

ホワイトレディの基本レシピ

ホワイトレディで使用する材料は、3つだけである。まずベースであるジンを30ml、ホワイトキュラソーを15ml、そしてフレッシュレモンジュースを15mlだ。これらをシェイクして、あらかじめ冷やしておいたカクテルグラスに注いだら完成。仕上げにグラスのふちにレモンピールなどを飾りつければ、見た目にも美しくできあがる。

ワンポイントアドバイス

ホワイトレディは飲みやすいとはいえアルコール度数が高いカクテルなので、お酒が苦手な人にとっては高いアルコール感がどうしても気になってしまうかもしれない。そこで、そんな人にも飲みやすいアレンジレシピを紹介しよう。基本レシピで完成したホワイトレディを炭酸水で割れば、アルコール度数もさらに落ち着き、飲みやすくなる。また、ジンの分量を減らしたりガムシロップを加えたり、飲みやすくするためのアレンジは多い。好みのスタイルで楽しもう。

3. 卵白入りホワイトレディ

ホワイトレディの基本レシピを紹介したが、実は海外ではホワイトレディに卵白を加えて飲むスタイルも一般的である。味わいにはどのような変化があるのだろうか。ここでは卵白入りのホワイトレディのレシピに加え、通常のホワイトレディとの味わいの違いも解説しよう。

卵白入りホワイトレディとは

卵白入りのホワイトレディのレシピは、基本レシピに卵白も加えてシェイクするだけとシンプルである。しかしシンプルながら、仕上がりは通常のホワイトレディに比べてクリーミーであり、まろやかな口当たりになることが特徴だ。ちなみに、卵白入りのホワイトレディのレシピで使用するホワイトキュラソーをグレナデンシロップに変えると、ピンクレディというカクテルになる。

4. ホワイトレディのベース違いカクテル

ホワイトレディは、カクテルベースを変えることでさまざまなカクテルに変わる。ここでは、ホワイトレディの兄弟的なカクテルをいくつか紹介しよう。ホワイトレディに慣れたら、ほかのカクテルにもトライしてみてはいかがだろうか。

サイドカー

ホワイトレディのカクテルベースをブランデーに変えたものが、サイドカーだ。使用するブランデーはフランス原産のコニャックブランデーがおすすめ。ブランデーの香り高い風味とホワイトキュラソーのさわやかさが際立つカクテルである。

バラライカ

バラライカはロシアをイメージしたカクテルだ。見た目はホワイトレディと変わらないが、バラライカのカクテルベースはウォッカである。ホワイトレディに比べ、パンチのきいた味わいが特徴だ。

XYZ

XYZはアルファベットの並びが示すように、最後のカクテルという意味がある。このカクテル名は、この上なく最高のカクテルだという考案者の自信にあふれたメッセージであるといわれる。XYZのカクテルベースはホワイトラムで、ホワイトキュラソーとレモンの相性が抜群のカクテルである。

結論

ショートカクテルと聞くと、カクテル通が飲むものというイメージを持つ人もいるかもしれない。しかしホワイトレディは万人に愛飲されるカクテルとして、世界中で高い人気を誇っている。これまでショートカクテルを敬遠していた人は、この機会にぜひショートカクテルの入り口に、ホワイトレディを味わってみよう。
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  • 更新日:

    2020年9月 8日

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