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チューハイとカクテルの違いを知ってる?好みのスタイルで楽しもう

チューハイとカクテルの違いを知ってる?好みのスタイルで楽しもう

投稿者:ライター 森本泰斗(もりもとたいと)

鉛筆アイコン 2020年9月 4日

お酒にはいろいろな種類があるが、中には似ているため混同してしまう種類もあるかもしれない。たとえばチューハイとカクテルの違いだ。最近は、缶チューハイでもさまざまなアレンジの効いた味わいのものが開発されている。まるで本格カクテルのような味わいを再現したものもあることから、ふたつの違いはさらに混同しやすくなっている。本記事ではチューハイとカクテルの違いをはじめ、人気商品ランキングも含めて解説する。

  

1. チューハイとカクテルの違い

でははじめに、チューハイとカクテルの違いを解説していこう。確かに種類としては似ているが、実は似て異なるものである。ここでしっかりと理解しておこう。また、カクテルとは別でチューハイと混同しやすい種類、サワーとハイボールについても解説する。それぞれを使い分けられるようになろう。

チューハイとは

チューハイは、作り方や材料に関する定義が決められていない。そのため、縛りがなく自由度の高いお酒であるといえるだろう。基本的には焼酎やウォッカなどを代表とする無色透明のスピリッツ類をベースに、果汁や炭酸、お茶などのノンアルコールドリンクと割ったものが一般的にチューハイといわれる。すっきりと飲みやすい味わいのものが多く、ビールと同じくのどごしを楽しめるところも人気のポイントだ。

カクテルとは

カクテルはチューハイとは異なり、さまざまなお酒をベースに複数の果汁やリキュール類を使用して作られる種類である。ベースになるお酒に決まりはなく、ウォッカやジン、ラムなどカクテルベースの定番をはじめ、ウイスキーやブランデーなどもよくカクテルベースに使用される。もちろん焼酎や泡盛などを使用した和風カクテルも人気のレシピだ。材料を混ぜ合わせるだけで完成するシンプルなカクテルから、シェイカーを使用して複数の材料をシェイクして作る本格的なカクテルまで、多くの種類がある。チューハイとは異なり、のどごしを楽しむというよりは1杯をじっくりと味わうというスタイルが一般的だ。

サワー、ハイボールとの違いはなに?

チューハイとカクテルについて解説したが、サワーとハイボールとは一体どんなものなのだろう。サワーとは、直訳すると酸味があるという意味を持つ。つまりスピリッツ類をベースに柑橘系のアクセントを加え、炭酸で割ったものが一般的にサワーといわれる。しかしこれではチューハイと変わりがないのではと思うだろう。実はチューハイとサワーのレシピはほとんど違いがなく、定義も決められていないため線引きが曖昧なのである。このことから、一般的にチューハイとサワーは同じ意味で使用されることが多い。ではハイボールとはどんな種類なのか。ハイボールは一般的にウイスキーの炭酸割りのことを指すが、スピリッツ類を炭酸で割ったものもハイボールの一種として扱われることがある。代表するものが焼酎を炭酸で割った、焼酎ハイボールである。よって、わずかな違いがあるだけで、サワーとハイボールはチューハイの仲間であるといえるだろう。

2. チューハイとカクテルの度数やカロリー

チューハイとカクテルそれぞれのアルコール度数やカロリーについて知っておくことは、飲む前の準備として大切なポイントである。アルコール度数とカロリーに関しては、はっきりと大きな違いがあることが特徴。チューハイは人気の缶チューハイから、カクテルは有名な種類をもとに解説していこう。

チューハイの度数とカロリー

市販の缶チューハイで見ていくと、アルコール度数の幅は3度から9度あたりが一般的である。最近は、アルコール度数が12度と高いストロングチューハイも販売されている。100mlあたりのカロリーにあまり差は見られず、平均して50kcalほどとなっている。アルコール度数の低い缶チューハイは、お酒が苦手な人でも飲みやすいよう甘口で仕上げていることが多い。カロリーにあまり差はないものの、糖類が多いことは覚えておこう。

カクテルの度数とカロリー

カクテルのアルコール度数とカロリーは、缶チューハイとは異なり種類によって大きく差が出る。アルコール度数から見ていくと、たとえば女性に人気の「カシスオレンジ」なら約5度、ビールをジンジャーエールで割った「シャンディガフ」は約3度である。ウォッカとカルーアを合わせた「ブラックルシアン」は約30度、カクテルの王様とも称される「マティーニ」は約40度など、カクテルベースに使用するお酒によって大きく差が開く。カクテルは、平均的にカロリーが高めである。アルコールにもカロリーはあるため、カクテルベースにアルコール度数の高いお酒が使用されていると、ショートカクテルでも平均して130kcalほどになることが多い。また、甘く飲みやすいカクテルはカロリーがさらに上がる。「カルーアミルク」や「スクリュードライバー」などになると、グラス1杯で200kcalをゆうに超えるので、カロリー制限中の人はカクテル選びにも注意しよう。

3. 缶チューハイ&カクテルのおすすめ4選

チューハイとカクテルについての基本を解説してきたが、ここでは市販の缶チューハイ、缶カクテルの人気商品をランキング形式で紹介しよう。どれを選ぼうか迷ったときの参考にしてほしい。

サッポロビール「フォーナイン クリアレモン」

フォーナイン・クリアレモンは、サッポロビールが販売する缶チューハイ。雑味がなく甘ったるさをまったく感じない、レモンの引き締まった味わいが際立っている。アルコール度数は9度と、パンチの効いた飲み応えが楽しめる。
商品情報

サントリー「ほろよい グレープ」

ほろよい・グレープはサントリーが販売する缶チューハイ。ぶどうの甘い香りと果実そのものの味わいが楽しめる。ほろよいシリーズには多くの種類があり、アルコール度数はわずかに3度なので、女性を中心に高い人気を誇るブランドだ。
商品情報

宝酒造「焼酎ハイボール ドライ」

焼酎ハイボール・ドライは、宝酒造が販売する缶チューハイ。昔ながらの焼酎ハイボールを好むファンから高い支持を受けている。味わいは辛口のドライで、すっきりとした飲み口が特徴だ。アルコール度数は7度で、飲み応えもある。
商品情報

サントリー「-196℃ ストロングゼロ ダブルレモン」

ストロングゼロ・ダブルレモンはサントリーが販売する缶チューハイ。ストロングゼロシリーズは、ストロングチューハイを代表するブランドととして高い人気を誇る。中でもこのダブルレモンは定番であり、レモン果汁とレモン浸漬酒をダブルで使用した、レモンの果実感が弾ける味わいが特徴だ。アルコール度数は9度で、ストロングチューハイならではの飲み応えが楽しめる。

商品情報

結論

チューハイやカクテルは自宅でも手軽に楽しめることが魅力だが、それぞれの違いや特徴を押さえておくことで、もっと美味しく楽しめるだろう。缶入りの種類だけでも豊富なラインナップになっているので、いろいろと試して自分好みの味を見つけてみてはいかがだろうか。
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  • 更新日:

    2020年9月 4日

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