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オレンジブロッサムは花嫁のカクテル?結婚式に飲まれる理由とは

オレンジブロッサムは花嫁のカクテル?結婚式に飲まれる理由とは

投稿者:ライター 岡本優美(おかもとゆみ)

2020年9月26日

オレンジブロッサムというカクテルをご存知だろうか。オレンジジュースとジンを使ったシンプルなカクテルだ。このお酒は海外の結婚式ではよくアペリティフ(食前酒)として飲まれるのだという。オレンジブロッサムがどうして結婚式のお酒なのか、名前の由来やレシピとともに紹介しよう。

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1. オレンジブロッサムのレシピ

まずはオレンジブロッサムの作り方やプロフィールについて解説しよう。実はオレンジブロッサムのレシピには2つあるので両方を紹介する。作りやすさなどについても解説するので、ぜひ家で試してみてほしい。

ショートドリンク・オレンジブロッサムの作り方

まず、ショートドリンク、つまり逆三角形型のカクテルグラスに入っているようなタイプのレシピを紹介しよう。ショートドリンクは美味しく飲める時間が短いためショートドリンクと呼ばれており、そのため作る際にもぬるくならないよう手早く混ぜる必要がある。なお、このレシピは株式会社アクセントの公表するものを引用した。

材料 
ジン45ml 
オレンジジュース15ml 
アンゴスチュラビターズ1dash(数滴程度)

作り方 
すべての材料、シェイカーを冷やしておき、氷の入ったシェイカーに材料を入れる。氷が砕けないようによくふり混ぜて、氷が入らないようにカクテルグラスに注ぐ。

この作り方の場合、アンゴスチュラビターズという苦味の強いお酒が入るので苦味が増す。ただ柑橘の風味も増すので気になれば買ってみるといいだろう。ただ入れすぎるとかなり苦くなるので注意が必要だ。

ロングドリンク・オレンジブロッサムの作り方

こちらはシェイカーを使わないタイプのオレンジブロッサムだ。そのため、シェイカーなどが家になくても比較的簡単に作ることができる。また、氷をグラスに入れて楽しむため冷たく飲むことができる時間が比較的長いのも特徴だ。こちらのレシピはサントリーホールディングス株式会社が公表するものを引用した。

材料 
ジン45ml 
オレンジジュース適量(100〜110ml程度)

作り方 
氷の入ったタンブラーグラスなどの大きめのグラスに、ジンを注ぐ。オレンジジュースでグラスを満たし、よく混ぜる。

ロングドリンクの場合、オレンジジュースを入れる際によくふり、氷に当てないように入れるのがコツ。よくふることで対流が起き、氷に当てないことで氷が溶けないため水っぽくならない。また混ぜるときも、手早くこぼさないように20回程度混ぜる。この時かき混ぜながら3回ほどスプーンやマドラーを上下運動させよう。さらに対流が起こり、下までよく混ざるのである。ロングドリンクのオレンジブロッサムは、苦味が少なく比較的オレンジジュースが多いので甘口といえるだろう。

2. オレンジブロッサムの由来

オレンジブロッサムとは、英語でオレンジの花のことだ。白く可愛らしい花だが、そんな名前のついたカクテルのオレンジブロッサムの由来は意外とワイルドである。また、海外の結婚式で好まれる一面も持っている。オレンジブロッサムのトリビアを紹介しよう。

オレンジブロッサムの発祥

オレンジブロッサムというカクテルが作られたのは1920年代のアメリカだ。当時のアメリカは、酒好きにとって辛い禁酒法時代である。大手をふって販売・購入することができないこの時代には、闇流通するお酒が多かった。オレンジブロッサムのベースであるジンも闇流通していたのだが、密造酒は粗悪なものばかりでそのままでは飲めないほどだったそう。粗悪品のジンを少しでも美味しく飲むため、オレンジジュースと混ぜたのがオレンジブロッサムの始まりだといわれている。

オレンジブロッサムと結婚式

そもそも、オレンジと結婚には深い繋がりがある。ギリシャ神話で主神ゼウスとその妻ヘラが結婚する際、ゼウスがヘラに送ったのがオレンジブロッサムとされている。ヘラは結婚を司る神として有名で、その彼女が守護する6月は日本でも「ジューンブライド」として有名だ。オレンジブロッサムの花言葉は「花嫁の喜び」であることから結婚式に縁ある花だといえる。またオレンジの実は多産を司ることからも、古くから好まれていたとされている。そこで、オレンジの実の果汁を使い、名前もオレンジブロッサムを冠したカクテルも同様に結婚式で好まれるようになったとされる。海外の結婚式ではオレンジブロッサムが食前酒として提供されることも少なくない。

3. オレンジブロッサムのバリエーション

オレンジブロッサムはジンとオレンジジュースを使ったシンプルなカクテルだ。そこで、オレンジブロッサムに似たシンプルなカクテルを3つ紹介しよう。いずれもシェイカーを使わないカクテルなのでぜひ作ってみてほしい。

ミモザ

「この世で一番贅沢で美味しいオレンジジュース」という異名を持つミモザ。材料はオレンジジュースとシャンパンだけの、非常にシンプルなカクテルだ。ワイングラスを使い、氷を入れなければミモザというカクテルになる。一方でタンブラーグラスで氷を入れればバックス・フィズというカクテルになるため、飲み比べるのも面白いだろう。以下のレシピは三菱食品会社が公表するものを引用した。

材料 
シャンパン60ml 
オレンジジュース60ml

作り方は、よく冷えたグラスにオレンジジュースを注ぎ、次にシャンパンを注いで2〜3回混ぜれば完成だ。

スクリュードライバー

こちらも非常にシンプルなカクテルで、レシピはロングドリンク・オレンジブロッサムのジンをウォッカに変えるだけである。スクリュードライバーという名前は、油田労働者がオレンジとウォッカをスクリュードライバー、つまりネジ回しで混ぜていたことに由来するのだとか。オレンジブロッサムと同じようにすぐに作ることのできるお手軽カクテルといえるだろう。以下にサントリーの公表するレシピを引用するので作ってみてほしい。

材料 
ウォッカ45ml 
オレンジジュース適量

作り方は、氷の入ったグラスにオレンジジュースとウォッカを注いで軽く混ぜるだけである。コツもオレンジブロッサムと同じなので参考に作ってみるといいだろう。

デザートヒーラー

最後に紹介するこちらは、オレンジブロッサムの発展レシピといえるものだ。ジンとオレンジジュースだけでなく、チェリーブランデーとジンジャーエールが必要になる。とはいえシェイクする必要がないのでチャレンジしやすいだろう。デザートヒーラーとは砂漠の治療師のこと。喉の渇きを癒してくれそうな爽快さが心地いいカクテルだ。そんなデザートヒーラーのレシピは「カクテル完全バイブル」(渡邉一也、2019)のものを引用した。

材料 
ジン30ml 
チェリーブランデー15ml 
オレンジジュース30ml 
ジンジャーエール適量(グラスを満たす程度)

作り方はまず、ジンジャーエール以外の材料を氷が入ったグラスに注ぎ入れてよく混ぜる。材料が混ざったら、ジンジャーエールで満たしこぼさないように軽くステアし完成だ。

結論

オレンジブロッサムは結婚式にふさわしいカクテルだ。オレンジの花という名前も花嫁の幸せを願う意味があるが、オレンジの果実にも多産などの幸運の意味合いがある。そんなオレンジブロッサムだが、作り方は非常にシンプルかつ手軽だ。さらに、他のアレンジレシピも作りやすいのでぜひ作ってみてほしい。大切な人に振る舞いたい、そんなカクテルがオレンジブロッサムなのである。
  

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