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カクテル【ブルームーン】は愛と奇跡のお酒!幻想的に酔うひとときを

カクテル【ブルームーン】は愛と奇跡のお酒!幻想的に酔うひとときを

投稿者:ライター 岡本優美(おかもとゆみ)

2020年9月30日

ブルームーンというカクテルをご存知だろうか。日本語で青い月と訳すことができるこのカクテルは、スミレの香りがするお酒である。青がかった美しい紫であり、味わいも見た目もロマンティックな1杯だ。またカクテル言葉も洒落ていて、語感と知識で味わうカクテルといえるだろう。そんな瀟洒なお酒・ブルームーンについて解説する。

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1. ブルームーンとはどんなカクテル?

ブルームーンというカクテルは見た目が非常に美しいだけでなく、味わいや香りもその名前にふさわしいほど幻想的である。ブルームーンの美しさや味わいの秘密をまずは解いていこう。

ブルームーンのカクテルプロフィール

ブルームーンは、ジンをベースに作られたショート・カクテルである。ショートカクテルは冷たいままの時間が短く、あっという間に飲み頃が過ぎてしまうお酒だ。そのため一気飲みは危険だが、ぬるくならないうちに飲み干した方がいい。また、度数はアサヒビール株式会社が公表するレシピによると26度ほど。日本酒よりも高い度数なので飲み過ぎには注意したい。

ブルームーンの材料

ブルームーンはジンをベースにレモンジュースとパルフェタムールというリキュールを混ぜたカクテルだ。このパルフェタムールは別名「飲む香水」といわれている。パルフェタムールの材料はニオイスミレとバラで、18世紀半ばにはすでに作られていたとされる。このパルフェタムールはフランス語で「Perfait amour」と書くが、英語では「Perfect love」、つまり完全な愛という名前のリキュールなのである。これは開発された当時バラやスミレの香りで異性を魅了する惚れ薬として売り出されたことが理由である。

ブルームーンの味わい

パルフェタムールやジン、そしてレモンジュースをシェイクして作るカクテル、ブルームーン。味わいは甘口だがすっきりとしており、レモンの酸味がいいアクセントである。香りは、スミレやバラの甘い香りにバニラのほのかな香り、そしてジン特有の少しクセのある香りがする。

2. ブルームーンのカクテル言葉

ブルームーンのカクテル言葉は「できない相談」「お断り」の2つが有名だ。しかし他にもカクテル言葉があるのはご存知だろうか。ブルームーンというカクテル名の由来も含め、解説しよう。

ブルームーンとは

そもそも、ブルームーンとはなんだろう。青く見える月という意味になるが、天文・気象用語でブルームーンという言葉はない。空気の関係で青く見えることがあると考えられているが、定かではない。それ以外に「ひと月に2回見ることができる満月」という意味もある。1ヶ月に満月が2回あることはなかなかない。日本では2018年の1月と3月が相当したが、その後2037年になるまでおよそ20年近くブルームーンはないのだ。英語で「once in a blue moon」という慣用句は滅多にないことを指すが、青く見える月もひと月に2度の満月も、文字通りなかなか遭遇できないものなのである。

ブルームーンのカクテル言葉

さて、なかなか無いものの代表例であるブルームーンを名前にしたのがカクテルのブルームーンだ。そのためカクテル言葉も「奇跡の予感」。ところが、この「奇跡」が転じて「ありえないこと」になり、「できない相談」「お断り」になったといわれている。実際に頼む人は少なく、あくまで酒の席での言葉遊びだ。あまり気にせず楽しもう。

3. ブルームーンのカクテルレシピ

見た目にも風味にも、そして由来やカクテル言葉にも洒落た意味のあるブルームーン。パートナーや大切な人に作ってあげると喜ばれそうだが、家でも作ることはできるのだろうか。ブルームーンのレシピについて解説する。

ブルームーンの作り方

カクテルの中でもブルームーンは比較的材料が少ない。ジン、パルフェタムール、そしてレモンジュースのみ。そんなブルームーンの作り方を解説しよう。ここではサントリーの公表するレシピを引用する。

材料 
ジン30ml 
パルフェタムール15ml 
レモンジュース15ml

作り方 
すべての材料をよく冷やし、氷を入れたシェイカーに入れてふり混ぜ、グラスに注ぐ。仕上げにレモンピールを浮かべてもよい。

ブルームーンのコツ

まず、カクテルに使う素材は冷やしておこう。できればすべて同じ温度が望ましい。違う温度のものを混ぜ合わせると、結果的にぬるいカクテルになるためだ。また、ブルームーンの場合は混ざりにくい素材を使うため、しっかりと、かつ氷が砕けない程度にシェイクしよう。

甘いブルームーンの作り方

パルフェタムールはかなり甘いリキュールだ。そのため、少し分量を増やせばその分甘さが増す。その場合は、レモンジュースを控えめにしよう。こうすることで紫色がさらに濃いカクテルになる。ただし度数は上がるので飲み過ぎには注意しよう。

4. ブルームーンのアレンジカクテル

ブルームーンはアレンジレシピや、ノンアルコールレシピも考案されているカクテルである。最後にブルームーンファンに捧げる3つのレシピを紹介しよう。

ブルームーン風ノンアルコールカクテルのすすめ

キャンディの専門店、パパブブレが開発した「氷キャンディでカクテル」という商品がある。氷のように透明で、カクテル風味のキャンディに濃縮されたノンアルコールカクテルシロップがセットになった商品だ。水や炭酸水を使用して割ることでカクテルの味わいが楽しめるが、その中にブルームーンがある。ノンアルコールで楽しみたい人はぜひ試してみよう。

ジュテーム

ジュテームというカクテルは、辛口白ワイン40mlにパルフェタムール20mlを入れて混ぜたカクテルだ。フランス語で愛しているという意味の、こちらもロマンチックな意味合いのカ
クテルである。

パルフェタムール・カイピリーニャ

パルフェタムールを使ったカクテルの中でも、ベースにパルフェタムールを使った珍しいカクテルだ。ブルームーンと同じくレモンジュースを使うが、こちらは刻みレモンをグラスの中で潰して作る。パルフェタムールを30ml、炭酸水を20mlに半分程度のレモンを刻み、すべてを混ぜて完成だ。

結論

ブルームーンというカクテルは非常に美しいカクテルだ。色合いは青紫で、月のような形のレモンピールが浮かんでいることがある。また香りはバラやスミレを使った甘く魅惑の香りで、味わいは甘い。しかもカクテル言葉は奇跡の予感という幻想的なもの。まさに青く浮かぶ月のようなイメージそのもののカクテルである。誰か大切な人と出会えた奇跡に乾杯する際飲んでみるのもいいだろう。
  

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