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ネグローニはイタリア生まれの伯爵カクテル!ほろ苦い食前酒で乾杯!

ネグローニはイタリア生まれの伯爵カクテル!ほろ苦い食前酒で乾杯!

投稿者:ライター 岡本優美(おかもとゆみ)

2020年9月29日

ネグローニはイタリアで好まれるカクテルだ。その由来はとある貴族が好んでいたとされるプライヴェート・カクテルである。そんなネグローニは現在食前酒としてイタリアで愛されている。ネグローニと簡単なおつまみはイタリアの夕食前の軽食時間でも人気があるのだ。ネグローニを片手に、サルーテ(乾杯)してみよう。

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1. ネグローニはイタリア生まれのカクテル

ネグローニというカクテルは日本ではあまり知られていないようだが、世界的には食前酒のひとつとして有名だ。そんなアペロ(食前酒)・ネグローニについて紹介しよう。

ネグローニとは?

ネグローニはジン、スイートベルモット、カンパリで作られるカクテルだ。主にロック度数は30度ほどと高めなので、氷を入れてゆっくりと長い時間かけて楽しむのがおすすめの飲み方である。シェイカーではなくグラスなどで混ぜて作るので、材料さえあれば家でも作ることのできる手軽さも魅力のひとつだ。

ネグローニの由来

ネグローニは、イタリア・フィレンツェにあるリストランテで作られたカクテルである。常連客のひとりだったカミーロ・ネグローニ伯爵が食前酒として好んだといわれている。由来の中には1919年に最後のロンドンへの旅を記念して似たようなカクテル「アメリカーノ」をアレンジさせたという説もある。少なくとも1919年から1925年ごろに作られたとされ、1世紀以上も愛されているお酒なのだ。

ネグローニの味わい

ネグローニは全体的に薬草酒の味わいである。ジンに含まれるジュニパーベリーやベルモットに含まれるニガヨモギ、そしてカンパリに含まれるそのほかのハーブが合わさった味わいなのだ。そのため一見飲みにくそうだと感じる人もいるかもしれない。しかしカクテルに添えられたオレンジやスイートベルモットの甘い香りが、苦さを大人な味わいに格上げしてくれているのだ。

2. ネグローニのカクテルレシピ

ネグローニを家で作る際、必要なものはそれほど多くない。使う材料のおすすめや作り方のコツも紹介するのでぜひ家で作ってみてほしい。

ネグローニのレシピ

まず紹介するのはカンパリの会社・カンパリグループが公表するネグローニのレシピだ。以下に基本のレシピを引用した。

材料 
カンパリ 30ml 
ジン 30ml 
スイートベルモット 30ml 
オレンジスライス 適量

作り方
まず氷を入れたグラスにオレンジスライス以外の材料を注ぎ入れる。かき混ぜた後オレンジスライスをグラスの縁に飾ったら完成だ。

ネグローニのコツ

ネグローニを作る際、ポイントが2点ある。まずは、なるべく氷に当てないようにして材料を注ぐことだ。氷が溶けにくいので、味が薄くはならない。また氷と材料をかき混ぜる際は20回ほど素早く混ぜることが重要だ。この時スプーンなどを上下に動かしながら混ぜると全体的に混ざりやすい。

ネグローニ用のジンとは?

ネグローニを作るときにこだわりたいのはベースとなるジンである。ほかの材料に凝ってもいいのだが、ここではネグローニ専用のジンを紹介したい。株式会社武蔵家の販売する「フォーピラーズ スパイスド ネグローニジンフォーピラーズ スパイスド ネグローニジン」はその名の通りネグローニ用に作られたジンだ。世界最高のバーテンダー10人のうちの1人に選ばれたとあるバーテンダーが参加して作っているのが特徴である。もし手に入ればぜひこちらのジンで作ってみよう。

3. ネグローニをウイスキーやドライベルモットでアレンジ

ネグローニはそのまま飲む以外にも楽しみ方が多い。ベースをアレンジしたり材料を変化させたりとさまざまに変化をつけて飲むことができるお酒である。ここではネグローニのアレンジ方法を3つ紹介しよう。

ブールヴァルディエ

イタリア語で「伊達男」を意味するカクテルだ。ネグローニのジンをウイスキーに変化させたもので、比率はネグローニと一緒である。使うウイスキーはバーボンでも、好みのものでもいい。また仕上げにオレンジピールを入れるか、レモンピールを入れるかも好みで変えてよい。海外ではかなり有名なカクテルなので、バーで颯爽と頼むと格好いいかもしれない。

ドライネグローニ

こちらはネグローニのスイートベルモットをドライベルモットにしたものだ。そもそもベルモットとは白ワインを香り付けしたもの。ドライベルモットはスイートベルモットよりも辛口なワインを使い、香りは控えめにしたベルモットである。こちらも比率はネグローニと変わらない。簡単に作ることができるおすすめのカクテルである。

ネグローニズバリアート

ズバリアートとは「間違い」の意味である。あるバーテンダーがネグローニを作ろうとした際、間違えてジンの代わりにスパークリングワインを入れてしまったことに起因する。間違えて作ってしまったが、飲んでみるとまた違った美味しさがあることに気づいて生まれた偶然のカクテルである。ネグローニズバリアートのレシピは以下の通りである。カンパリグループの公表するものを引用した。

材料 
カンパリ 30ml 
ベルモット 30ml 
スパークリングワイン 適量

作り方 
氷を入れたグラスにカンパリとベルモットを入れて混ぜておく。最後にグラスを満たすほどスパークリングワインを入れ、軽く混ぜれば完成である。

4. ネグローニにおすすめのツマミ

ネグローニに合うおつまみは意外なものからイタリアの定番おつまみ、またはスイーツまで幅広い。そこでネグローニと相性のいいおつまみを紹介しよう。

アペリティーボとネグローニ

ネグローニは、イタリアでアペリティーボの際好まれるカンパリカクテルのひとつだ。アペリティーボとはイタリア語で「食前酒」の意味だが、現在はミラノ発祥の軽食の習慣を指す。ミラノでは夕飯前になると、スパークリングワインやカクテルなどを軽食とともに楽しむ人々が見られる。この際に飲まれるお酒のひとつがネグローニというわけだ。

ネグローニのおつまみ

まず料理系のおつまみとしてネグローニと相性がいいのはサラミやオリーブ、ナッツ、そしてチーズだ。チーズの中でもイアリア北部で作られるアジアーゴ・チーズは淡白な味わいだが食べやすく、ネグローニのほろ苦さや甘さと相性がいい。また意外なところでは日本のお新香やポテトサラダも合うという。甘いものでは、チョコレートなどがおすすめだ。酒粕などを使ったスイーツなどもネグローニのおつまみに適するので試してみてはいかがだろうか。

結論

ネグローニは、苦味を味わうカクテルだ。ほろ苦い味わいが特徴のカンパリ、独特な香りがするジンと隠れた甘さを持つベルガモットを合わせたカクテルは、まさに大人の味わいである。舌の上で主張しすぎない苦味は次の料理への橋渡しとなる。まさに食前酒にふさわしいカクテルである。豊富なアレンジとつまみが魅力のネグローニで、ぜひ夕食前に乾杯してみてほしい。Salute!
  

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