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チューハイのカロリーは低い?高い?太りにくい飲み方と注意点とは?

チューハイのカロリーは低い?高い?太りにくい飲み方と注意点とは?

投稿者:ライター 岡本優美(おかもとゆみ)

鉛筆アイコン 2020年10月 5日

居酒屋で、あるいは家飲みでチューハイを飲む人は多い。しかしチューハイは太るというイメージを漠然と持つ人もいるだろう。しかし、本当にチューハイを飲むと太るのだろうか?カロリーは他のお酒と比べてみるとどうだろうか?本記事では、チューハイのカロリーについて徹底解説する。また太りにくいチューハイの飲み方も紹介しよう。すっきりとしたお腹周りでいるためにも、ぜひ読んでもらいたい。

  

1. チューハイのカロリーは低い?

チューハイなどのお酒を飲む時、気になるのはカロリーだ。飲んでいる時は楽しく飲むが、素面に戻ってから体重計に乗るのが怖い人もいるだろう。そもそもカロリーとはなんだろうか、また他のお酒と比較してチューハイのカロリーは高いのか低いのか。まずはチューハイと他のお酒を比較して考察する。

カロリーとは?

カロリーはとはエネルギーの単位である。1Lの水の温度を1度上げるのに必要なエネルギーが1calだ。そのエネルギー量を1日どれほど必要とするかがエネルギー必要量で、これは人によって違う。エネルギー必要量は次の式で求められる。今回は、大正製薬株式会社(※1)から引用した。

1日のエネルギー必要量=1日の基礎代謝量×身体活動レベル指数

1日の基礎代謝量はさらに体重と体重1kgあたりの目安代謝量をかけたものである。また活動レベル指数はその人の運動量に起因する。たとえば28歳体重75kg男性で内勤職、運動をほぼしない人であれば目安代謝量は24kcal、指数は1.5になるので(75kg×24kcal)×1.5=2700kcal程度が必要カロリーだ。

カロリーをとりすぎるとどうして太るの?

カロリーを摂取しすぎると、使いきれなくなった分のカロリーが消費されずに脂肪として蓄積していくといわれている。例えば、脂肪1kgを落とすために消費しなければならないカロリーは7200kcalだ。この1kgの脂肪をひと月で落とそうと思うと、日々240kcalずつ摂取カロリーを減らすか、消費カロリーを増やすかの2つの方法がある。ちなみに240kcalは発泡酒ロング缶1本程度のカロリーである。

チューハイはカロリーが高いのか?

もし日々の晩酌を変えるだけで少しずつ摂取カロリーが減らせるのならば楽だ。では、お酒のカロリーを考えてみよう。まず日本酒だが、1合200kcalほど。生ビール中ジョッキ1杯でおおよそ145kcal。一方、ウイスキーはシングルで75kcal、生レモンサワーは1杯110kcalほど。一見、日本酒や生ビールの方がカロリーが低く、サワーなどの方が高く思える。ところが、日本酒や生ビールはカロリーが低いようでも糖質が多いため、その糖質が太る原因となるのだ。しかしカロリーが高めのウイスキーや生レモンサワーの方は蒸留酒を使っており、糖質が低めだ。そのためカロリーは高いように思えるが、実は太りにくいのである。

2. 缶チューハイのカロリー比較

チューハイは実は種類によってカロリーが違う。そこで、代表的な商品を3つ選んでカロリーや糖質を比較してみた。今回、比較に使用したのはすべてレモンチューハイである。おおよそのカロリーを見て、参考にしてみてほしい。

宝酒造「焼酎ハイボール レモン」

こちらの商品はプリン体と糖質がゼロ、という商品だ。カロリーは100mlあたり42kcalである。そのため350ml缶1本あたりのカロリーはおおよそ147kcal。しかし糖質がゼロという特徴を持つ。
商品情報

サントリー「-196℃ ストロングゼロ ダブルレモン」

こちらもプリン体がゼロという商品だが、糖質を含む炭水化物は100mlあたり0.3g〜0.8g。とはいえ一糖類が0gである。この一糖類は太る原因となる糖質である。カロリーは100ml中54kcalなので350ml缶あたり189kcalだ。
商品情報

アサヒ「贅沢搾り レモン」

アサヒのこのチューハイは100mlあたりのカロリーが39kcal。350ml缶であれば136.5kcalだ。上記2つの商品よりもカロリーは低めである。ただし糖質は100ml3.7gと少し高めだ。
商品情報

3. 太るのが嫌ならカロリーオフのチューハイ!

チューハイがいくら太りにくいといっても、心置きなく飲むにはカロリーがなるべく少ないものがいい。そんな思いに応えて、いくつかカロリーオフのチューハイ商品がある。そこで、カロリーを抑えたい人に2種類のチューハイ商品を紹介しよう。また、太りにくい飲み方も併せて紹介する。

キリン「氷結®ZERO シチリア産レモン」

こちらの商品の100mlあたりのカロリーはなんと32kcal。350ml缶であれば112kcalである。先ほど紹介したものよりかなり低いカロリーが特徴だが、それ以上に人工甘味料や糖類、プリン体がゼロなのも特徴である。
商品情報

アサヒ「Slatレモンスカッシュサワー」

この商品の特徴は何よりもカロリーがかなり低いところである。100mlあたりのカロリーは20kcal、350ml缶であれば70kcalだ。先ほど紹介した同じアサヒのチューハイより半分近くカロリーを抑えているのが特徴である。
商品情報

チューハイの太りにくい飲み方とは

チューハイを飲む際にカロリーが低く糖質が少ないものを選ぶと、摂取カロリーは抑えられる。しかし、飲み過ぎれば総摂取カロリーは普通のチューハイと変わらない。そのため、おつまみや飲み方に気をつけるべきである。一緒に食べるおつまみは、なるべく葉野菜を中心にしよう。太りにくいおつまみを先に食べることで、アルコールに含まれる糖質やカロリー摂取が控えられる。また、チューハイに限らずアルコールを飲む際には、水をたっぷりと飲もう。そうすることで飲み過ぎを抑えられるのだ。

結論

チューハイはカロリーが高く思えるが、実際にはそうでもない。太りにくいか太りやすいかでいえば、太りにくいお酒に分類されるだろう。しかし飲み過ぎは禁物である。どうしてもカロリーが気になる場合は、カロリーを控えたものにしよう。またカロリーをあまり摂取しないためにも、おつまみ選びはしっかりした方がいい。野菜を中心としたおつまみと、チェイサーとして水を飲むことで飲み過ぎも抑えられる。
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  • 更新日:

    2020年10月 5日

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