1. ブレンデッドウイスキーとは?定義や味わいなどの基本的な特徴を解説
ブレンデッドウイスキーは、複数のモルトウイスキーにグレーンウイスキーを加えたものだ。モルトウイスキーとグレーンウイスキーのそれぞれの長所が引き出され、豊かな香りや風味が楽しめる。ブレンデッドウイスキーは複数のウイスキーが合わさっているため、どのようなウイスキーを使用しているかだけでなく、その比率によってもさまざまな味わいに変化する。価格も高級なものからリーズナブルなものまで幅広く、一概に味わいを決めることができないのもブレンデッドウイスキーの魅力のひとつだ。
2. ブレンデッドウイスキーと他の種類のウイスキーとの違いは?それぞれの特徴も合わせて解説
ブレンデッドウイスキーはモルトウイスキーとグレーンウイスキーがブレンドされているということを解説した。ここでブレンデッドウイスキー以外のウイスキーについても整理してみよう。ウイスキーは基本的にモルトウイスキーとグレーンウイスキーに大別することができる。
モルトウイスキー
大麦を主原料としたウイスキーであり、通常はさまざまな蒸留所で製造されたものが混ぜられている。モルトウイスキーのうち、ひとつの蒸留所で製造されたものだけを使用するとシングルモルトウイスキーとなり、蒸留所の個性が楽しめる。複数の蒸留所のモルトウイスキーが混ぜられているものはブレンデッドウイスキーとは呼ばないので注意しよう。
グレーンウイスキー
トウモロコシや小麦などから製造されるウイスキー。ウイスキー初心者にも飲みやすくすっきりとしたクセのない味わいが特徴。
3. ブレンデッドウイスキーのおすすめの飲み方は?
ブレンデッドウイスキーはほかのウイスキーと同じようにさまざまな飲み方で楽しむことができる。熟成年数が長く味わい深いものはロックやストレートなどでその味わいをゆっくりと楽しみたい。またミネラルウォーターとブレンデッドウイスキーを同量ずつグラスに注ぐトワイスアップという飲み方では、芳醇な香りを感じることができる。
カクテルも美味しい
ブレンデッドウイスキーに限らず、ウイスキーはカクテルのベースとしても使用されることが多い。スイートベルモットやアロマティックビターズと合わせたマンハッタン、ライムジュースやグレナデンシロップと合わせたニューヨークなどはバーなどでも扱いが多いので試してみよう。
4. ブレンデッドウイスキーのおすすめ銘柄を紹介
メーカーが製造するブレンデッドウイスキーは年々人気が高まり、入手困難なものも多い。埼玉県の蒸留所が製造するイチローズモルト&グレーンワールドブレンデッドリミテッドエディションなどもそのひとつだ。オークションなどで高値で取引されることが多く、定価購入が難しいブレンデッドウイスキーもあるが、酒販店やオンラインショップなどで見かけた際には購入してみてほしい。
サントリーホールディングス株式会社「サントリーウイスキー響 21年」
モルト原酒、グレーン原酒ともに酒齢21年以上の長期熟成のものを選び、丁寧に調合されたブレンデッドウイスキー。フルーティーで甘く、花の香りのような熟成香が楽しめる。
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- 商品名:サントリー ウイスキー 響 21年 [日本 700ml ] [ギフトBox入り]
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相生ユニビオ株式会社「ブレンデッドウイスキー 碧州~Hekishu~」
愛知県に蒸留所を構えるウイスキーメーカーが製造するブレンデッドウイスキー。カナディアンウイスキー、スコッチウイスキー、アイラモルトなどをブレンドした本格タイプ。
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結論
ブレンデッドウイスキーはモルトウイスキーとグレーンウイスキーの特徴を併せ持つウイスキーだ。ほかのウイスキーとの違いを理解して、ストレートやロックはもちろん、ハイボールやカクテルなどさまざまな飲み方で楽しんでみよう。