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芋焼酎の飲み方!定番から風味が苦手な方におすすめのアレンジまで紹介

芋焼酎の飲み方!定番から風味が苦手な方におすすめのアレンジまで紹介

投稿者:ライター 渡辺恵司(わたなべけいじ)

鉛筆アイコン 2021年10月25日

芋焼酎はさまざまな飲み方ができる焼酎だ。本稿では定番の飲み方はもちろん、芋焼酎の風味が苦手な方でも飲みやすいアレンジも紹介する。ロックをより美味しく楽しむためのコツなどもお伝えしているのでぜひ参考にしていただき、芋焼酎の新たな美味しさや楽しみ方の発見につなげてほしい。

  

1. 芋焼酎の風味などの特徴

暗い背景とグラスに入った焼酎
芋焼酎とは文字通り「芋」が原料の焼酎だが、その独特の風味や味わいは好き嫌いが分かれる。飲み方の前に、まずは簡単に芋焼酎の特徴について把握しておこう。

芋焼酎の特徴

鹿児島県や宮崎県が主産地であることからも分かるように、芋焼酎の原料として使われることが多いのは「さつまいも」だ。製造工程などにより細かい部分で違いがあるものの、一般的にはほかの焼酎にはない独特の香りと、芋の甘みが残るまろやかな味わいなどが特徴である。クセが気になる方もいるが、飲み方を工夫すれば美味しく楽しめるので、ぜひいろいろな飲み方を試してみてほしい。

2. 芋焼酎の定番の飲み方

暗い背景とグラスに芋焼酎や水を注いでいるところのイメージ
芋焼酎はいろいろな飲み方ができる。まずは基本的なところから紹介していこう。

ストレート

芋焼酎そのものの風味をじっくり味わいたければ、やはり氷も水も加えずに飲むストレートだろう。アルコール度数が高めなのでショットグラスなどに注ぎ、ちびちびと味わうのがおすすめだ。

ロック

ストレートは少々キツいという方にはロックをおすすめする。氷が溶けることによって徐々にアルコール度数が低くなるだけでなく、変化する風味も楽しむことができる。氷がすぐに溶けてしまわないよう、グラスを冷やしておくとよい。

水割り

水割りは、芋焼酎に限らずすべての焼酎にとって定番の飲み方である。焼酎や水の分量でアルコール度数もお好みに調整できるうえ、風味もしっかり残るのが利点だ。芋焼酎を水割りにすると、ふくよかな風味や口当たりのよさを楽しむことができる。使用する水は軟水のミネラルウォーターがよいだろう。あらかじめ冷やしておいたグラスにたっぷりロックアイスを入れて楽しもう。

お湯割り

寒い冬には芋焼酎のお湯割りがおすすめだ。グラスから立ちのぼる芋焼酎の香りをいっぱいに楽しもう。お湯割りは芋焼酎の主産地・鹿児島県でも好まれている飲み方だ。40〜45℃あたりの熱過ぎずぬる過ぎずといった温度感がポイントになる。

3. 芋焼酎の風味が苦手な方におすすめの飲み方

芋焼酎をアレンジしたお酒が入ったグラス
芋焼酎特有の風味がどうしても苦手という方は意外と多い。続いては、そんな方でも美味しく飲める割り方を紹介していこう。

ウーロン茶割り

芋の香りが苦手な方にはウーロン茶割りがおすすめだ。芋焼酎独特の風味をウーロン茶が優しく包み込んでくれるため、風味が気にならず飲みやすい。まろやかな味わいでスッキリ飲めるのでぜひ試してみてほしい。

トマトジュース割り

トマトジュース割りも意外と美味しい。トマトの濃厚な味わいで芋の香りはほとんど消えるものの、風味は余韻として心地よく残る。芋の香りが苦手で芋焼酎を敬遠していた方も、きっと美味しくいただけるはずだ。

4. 芋焼酎のロックをより美味しく楽しむための飲み方

ロックグラスが入ったグラスに芋焼酎を注いでいるところのイメージ
ロックは芋焼酎ファンにとって定番の飲み方である。氷を入れたグラスに芋焼酎を注ぐだけとシンプルでありながら独特の香りが鼻に抜ける感覚を楽しめる。そんなロックをより美味しくいただくためのひと工夫を紹介する。

「氷」にこだわろう

ロックは飲むほどに変化する味わいを楽しめる。はじめはほぼストレートだが、飲み進めるうちに氷が溶けて水割りのような味わいへと変化する。ここでこだわりたいのが氷だ。水道水を凍らせたキューブ状の氷はすぐに溶けてしまうのでおすすめしない。ロックを存分に楽しむのであれば市販のロックアイスを選ぼう。大きいほど溶けにくいので、ロックを長く美味しく楽しめる。

5. まだまだある!芋焼酎のいろいろな飲み方

芋焼酎をアレンジしたカクテルのイメージ
芋焼酎はまだまだいろいろな飲み方ができる。たとえば次のような割り方があるので覚えておこう。

ソーダで割る飲み方

ソーダ割りは芋焼酎と相性がよい飲み方のひとつである。近年ハイボールの流行もあり、芋焼酎をベースとした「焼酎ハイボール」を楽しむ方も増えている。芋の香りはそのままに、爽やかなのどごしを楽しめるソーダ割りは、夏におすすめの飲み方である。

ジンジャーエールやコーラで割る飲み方

芋焼酎はソーダ以外の炭酸飲料で割っても美味しい。たとえば辛口のドライタイプのジンジャーエールだ。芋の香りとジンジャーの辛みが見事にマッチした絶妙な味わいは、一度飲むとやみつきになる方もいるほどである。そのほかコーラ割りも人気がある。芋焼酎の風味がコーラでまろやかになり、まるで洋酒のような味わいを楽しむことができる飲み方だ。

カットレモンと砂糖を加える飲み方

レモンをたっぷり使った芋焼酎の飲み方も紹介しよう。グラスにカットレモンと砂糖を入れてつぶしたら、クラッシュアイスをたっぷり入れる。あとは焼酎を注いで混ぜ合わせれば完成だ。甘酸っぱく爽やかな味わいが特徴の、新感覚の芋焼酎を楽しめる。

6. 芋焼酎ベースのカクテルを作って楽しむ飲み方

芋焼酎ベースのジントニックのイメージ
芋焼酎は、それをベースとしてカクテルを作っても美味しくいただける。芋焼酎ベースのカクテルはいろいろあるが、その中のおすすめを2つ紹介しよう。

芋焼酎で作るジントニック「芋焼酎トニック」

ジンベースの定番カクテル「ジントニック」のジンを芋焼酎に変えてみよう。芋焼酎とトニックウォーターを混ぜ合わせ、レモンを添えれば芋焼酎トニックの完成だ。

芋焼酎で作るモヒート「芋焼酎モヒート」

ラムベースの「モヒート」もアレンジできる。まずはグラスでミントを軽くつぶし、ガムシロップとライムジュースを注ぐ。次にグラスを氷で満たしたら芋焼酎、ソーダ、カットライムを加えて混ぜ合わせる。これで芋焼酎モヒートの完成だ。
このように、さまざまなカクテルのベースに芋焼酎を使用するとあっという間に和風カクテルが作れる。ぜひお好みでいろいろなアレンジを楽しんでみてほしい。

7. 芋焼酎は飲み方いろいろ!ぜひ自分好みの楽しみ方を見つけよう

和食とグラスに柄杓で芋焼酎を注いでいるところのイメージ
お伝えしてきたように、芋焼酎はさまざまな飲み方・割り方ができる。本稿で紹介できたのはごく一例だが、それでも飲み方にこれだけバラエティーがあるということはお分かりいただけただろう。これまで芋焼酎の風味が苦手で敬遠してきた方も、ぜひこの機会に自分好みの飲み方・割り方を探してみてほしい。

結論

芋焼酎が苦手な方でも、ストレートでちびちび飲んでいるといつの間にか美味しく感じられ、好きになることもある。もちろん無理に飲んだり好きになったりする必要はないが「楽しめるお酒の幅を増やしたいが芋焼酎はちょっと...」という方がいればぜひ、いろいろな飲み方を試してみることをおすすめする。
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  • 公開日:

    2020年11月 4日

  • 更新日:

    2021年10月25日

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