1. 芋焼酎初心者や女子におすすめの飲み方は?

これから芋焼酎を飲む人や女性にとっては、いきなり芋焼酎をストレートやロックで飲むことには抵抗感があるだろう。ここでは芋焼酎初心者の人や、女性でも無理なく楽しめる芋焼酎の飲み方をいくつか紹介する。
定番の水割り
水割りは芋焼酎に限らず、すべての焼酎の定番の飲み方である。焼酎の分量も好みで調整できるので、芋焼酎のふくよかな風味を口当たりよく楽しめるだろう。使用する水は軟水のミネラルウォーターが望ましい。あらかじめ冷やしておいたグラスにたっぷりロックアイスを入れて楽しもう。
香りが苦手な人にはコレ!
水割りで飲みやすくなったとはいえ、どうしても芋の香りが苦手という人もいるだろう。そんな人におすすめしたい芋焼酎の飲み方を紹介しよう。まずひとつ目がウーロン茶割りだ。芋焼酎をウーロン茶で割ると香りのぶつかり合いが起きるのではと思う人もいるかもしれないが、芋焼酎独特の風味をウーロン茶がやさしく包み込むような味わいがあり、芋の香りが苦手な人でも飲みやすい。ふたつ目は意外な組み合わせだが、トマトジュース割りである。トマトジュースの濃厚な味わいで芋の香りはほとんど消えるものの、余韻で心地よく残る風味が特徴であり、女性から人気がある。香りが苦手という理由で芋焼酎を敬遠していた人は、これらの飲み方をぜひ一度試してもらいたい。
2. 芋焼酎のロックの飲み方は?

ロックは芋焼酎ファンにとって定番の飲み方である。氷を入れたグラスに芋焼酎を注ぐだけとシンプルな飲み方でありながら、芋焼酎独特の香りが鼻に抜ける爽快感をいっぱいに楽しめる。そんなシンプルな飲み方であるロックだが、美味しいひと工夫はあるのだろうか。次に紹介していこう。
ロックをもっと楽しもう!
ロックの醍醐味は、飲むほどに味わいの変化が楽しめることである。はじめはストレートの芋焼酎を楽しみながら、飲み進めるうちに氷が溶け出すことで水割りのようなやさしい味わいに変化していく、まさに一度に二度美味しい飲み方なのである。ここでこだわりたいのが使用する氷だ。家庭で作る水道水を凍らせた氷ではすぐに溶けてしまうので、あまりおすすめできない。せっかくロックを楽しむのであれば、市販されている大きめのロックアイスを選ぼう。こちらであれば溶けにくく、最後までロックを美味しく楽しめるのでぜひおすすめしたい。
3. 芋焼酎を割るときの飲み方は?

芋焼酎の飲み方をいくつか紹介してきたが、紹介したもの以外の定番の飲み方も覚えておこう。いろいろな芋焼酎の飲み方をあらかじめ知っておくことで、これまで以上に楽しめるはずだ。
ソーダ割り
ソーダ割りもまた、芋焼酎と相性のよい飲み方のひとつである。近年のハイボールの流行もあり、芋焼酎をベースに焼酎ハイボールを楽しむ人も増えている。芋の香りはそのままに、のどごしもさわやかに楽しめる、夏におすすめの飲み方である。
お湯割り
暑い夏が焼酎ハイボールなら、寒い冬はお湯割りがおすすめだ。グラスから立ち上がる芋焼酎の香りをいっぱいに楽しもう。お湯割りは芋焼酎の名産地、鹿児島県でも好まれている飲み方である。40℃から45℃あたりで、熱過ぎずぬる過ぎず、ちょうどよい温度設定が美味しく飲むポイントである。
4. 芋焼酎の飲み方をアレンジしたものは?

最後に紹介するのは定番の飲み方から少し外れ、芋焼酎をベースにアレンジした飲み方をいくつか紹介していこう。
芋焼酎×炭酸飲料
芋焼酎のソーダ割りを紹介したが、ほかの炭酸飲料で割っても美味しく楽しめる。まずおすすめはジンジャーエール。ジンジャーエールは辛口のドライタイプを選ぼう。芋の香りとジンジャーエールの辛みが絶妙にマッチした味わいが特徴だ。ほかにはコーラ割りも人気の飲み方である。芋焼酎の味わいがまろやかになり、まるで洋酒のような風味が楽しめる飲み方だ。
芋焼酎×レモン
レモンをたっぷりと使用した芋焼酎の飲み方を紹介しよう。まずグラスにカットレモンと砂糖を入れ、材料をつぶしたらクラッシュアイスを入れ、焼酎を注いで混ぜ合わせれば完成だ。甘酸っぱくさわやかな味わいが特徴で、新感覚の芋焼酎が楽しめる。
芋焼酎をベースにカクテルも楽しめる
芋焼酎はさまざまなカクテルベースとしても相性がよい。ベースに使用するお酒を芋焼酎に変えるだけでOKだ。たとえばジンベースの定番カクテル「ジントニック」のベースを芋焼酎に変えてみよう。芋焼酎とトニックウォーターを混ぜ合わせ、レモンを添えれば焼酎トニックの完成だ。ほかにはラムベースの「モヒート」であれば、グラスでミントを軽くつぶし、ガムシロップとライムジュースを注ぎ、グラスを氷で満たしたら芋焼酎、ソーダ、カットライムを加えて混ぜ合わせる。これで焼酎モヒートの完成だ。このようにさまざまなカクテルに芋焼酎を使用すれば、和風カクテルに早変わり。ぜひさまざまなアレンジを試してみてほしい。
結論
本記事で紹介してきただけでも、芋焼酎の飲み方はこれだけバラエティーに富んでいる。これまで芋焼酎の味わいや香りが苦手で敬遠してきたという人でも、ぜひこの機会にチャレンジしてみてほしい。アレンジレシピを参考に、自分の好みに合った飲み方が見つかれば、芋焼酎を楽しむことができるだろう。