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壱岐焼酎は麦焼酎の祖!長崎市が乾杯推進するブランド焼酎を紹介

壱岐焼酎は麦焼酎の祖!長崎市が乾杯推進するブランド焼酎を紹介

投稿者:ライター 岡本優美(おかもとゆみ)

2020年11月26日

壱岐焼酎という焼酎をご存知だろうか。WTOの認定するブランド焼酎として、国際的な評価が得られている焼酎である。麦焼酎の本場と呼ばれる壱岐島で作られており、大麦と米の豊かな味わいが特徴だ。壱岐島が誇る、肥沃な土壌の恵みの粋が壱岐焼酎なのである。壱岐焼酎がなぜ評価されているのか、その秘密を解説しよう。

  
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1. 元祖麦焼酎・壱岐焼酎とは

壱岐焼酎は麦焼酎のふるさとである。発祥は500年近く前にも遡るほど古い。壱岐焼酎とはどのような焼酎か、また歴史や特徴はどのようなものかを紹介しよう。

壱岐焼酎とは

壱岐焼酎は、長崎県壱岐島で作られる麦焼酎のことである。壱岐焼酎はWTOによって地理的表示に認定された蒸留酒だ。これはシャンパンやコニャックと同じく、限定された土地の限定された素材と手法を使い作られるお酒を意味する。壱岐焼酎の場合は瓶詰めが壱岐島内で行われること、壱岐市内の水を使うこと、米麹と大麦だけを1:2の割合で使用することが定められている。

壱岐焼酎の歴史

壱岐島で焼酎が作られ始めたのは16世紀ごろだといわれている。壱岐島は肥沃な土地で、麦の栽培が古くから行われていた。米も栽培されていたが、高価な米よりも安価な麦の方が酒の原料として利用しやすかったのである。明治時代には清酒業者でさえ麦焼酎を作っていたほどで、それゆえ壱岐島は麦焼酎の本場、麦焼酎のふるさとと呼ばれているのである。

壱岐焼酎の味わいとは

壱岐焼酎は米と大麦を利用し、しかも長い熟成期間をとる焼酎だ。そのため、米と麦の豊かな香りと熟成によるまろやかな味わいが特徴である。米や麦の甘みも味わえ、悪酔いしにくいというメリットもある。

2. おすすめの壱岐焼酎3選

壱岐焼酎を飲んでみたいと思った時に、どのようなものがいいのか迷うこともあるだろう。壱岐焼酎の特徴である大麦と米の味わいだけでなく、樽特有の香りも楽しめる商品なども紹介する。興味があるものがあれば、ぜひ購入してみてほしい。

壱岐の華「平成録」

平成の初めに仕込まれた大古酒を主軸に、平成10年代、平成20年代に仕込まれた焼酎も取り混ぜながら平成年間を焼酎で表現した1本だ。オークの樽で熟成させてあるため、木の薫りとまろやかで濃厚な味わいが特徴だ。

重家酒造「ちんぐ 白麹仕込み」

ちんぐとは壱岐の方言で大親友を意味する。蒸留方法の違う焼酎をブレンドすることで、香ばしい麦の香りを持ちながらすっきりとした味わいを持つ。原材料は壱岐島で収穫された米と麦、そして壱岐の水だけである。炭酸割りで飲むのがおすすめとされている。

壱岐の蔵酒造「壱岐っ娘 デラックス」

壱岐焼酎を、スペインから取り寄せたシェリーの古い樽で熟成させたのが「壱岐っ娘 デラックス」だ。3年以上熟成させることで、芳醇でフルーティな香りと口当たりのまろやかな味わいになっている。

3. 壱岐焼酎で乾杯!壱岐焼酎の日は7月1日

壱岐焼酎は長崎市や酒造が一丸となって普及や消費拡大を推進している。壱岐焼酎がどれほど愛されているのかを紹介しよう。

壱岐焼酎の日とは

壱岐焼酎は平成7年7月に地理的表示の認定を受けた。その10年後の平成17年、認定を記念して7月1日を壱岐焼酎の日と定めたのである。日本記念日協会に登録されており、壱岐焼酎にちなんだイベントが行われている。

壱岐焼酎で乾杯!

壱岐焼酎で乾杯、という焼酎がある。これは壱岐焼酎メーカーに認定された7つの酒造が協力して作ったブレンド壱岐焼酎だ。度数は15度で、水割りにして飲む際の度数と同じ程度のアルコール度数である。乾杯する時に誰でも飲めるような度数設定だ。すべての酒造が同じ焼酎を作ることができるような焼酎で、壱岐焼酎の普及を推進させる意味も込めて開発された。もし手に入った場合はぜひ飲んでみてほしい。

条例と壱岐焼酎

長崎市の条例の1つに、「壱岐焼酎による乾杯を推進する条例」というものがある。これは国際ブランドの壱岐焼酎の消費や普及拡大のために施行された条例だ。長崎市民は壱岐焼酎の乾杯強化月間である、7月と11月はなるべく壱岐焼酎による乾杯の推進に取り組むべしとされており、とてもユニークな条例だ。

4. 壱岐焼酎を美味しく飲む方法

壱岐焼酎を買ったはいいものの、どうやって飲むと美味しいのか迷うこともあるだろう。そこでシンプルで美味しい水割りの作り方や壱岐焼酎を使ったカクテルレシピ、また簡単で美味しいおつまみを紹介しよう。

壱岐焼酎で美味しい水割り

壱岐焼酎で水割りを作る際、水道水と家庭用製氷器の氷で飲むのはやめておこう。せっかくの麦と米でできた本格焼酎の香りがカルキによって失われてしまうためだ。美味しい水割りは、天然氷のロックアイスとよく冷やしたミネラルウォーター、そしてよく冷やしたグラスで作る。水と焼酎の比率は1:1が望ましいが、飲みにくい場合は7:3で水を多めに入れてもよい。

壱岐サンライズの作り方

壱岐焼酎はカクテル材料としても万能だ。ワイングラスを用意して、カクテルを作ってみよう。レシピは玄海酒造株式会社の紹介するものを引用した。

材料
壱岐焼酎 40ml
オレンジジュース 80ml
グレナデンシロップ 小さじ1

作り方
ワイングラスに壱岐焼酎とオレンジジュース、氷を入れて混ぜておく。小さじ1杯分のグレナデンシロップを静かに底に沈め、軽く混ぜてグラデーションにすれば完成である。

美味しいおつまみで乾杯

最後に、簡単で美味しいおつまみを紹介しよう。ミニトマトと塩辛で作るカナッペ風のおつまみだ。壱岐焼酎をはじめ麦焼酎に合うレシピなので、ぜひ作ってみてほしい。レシピはアサヒビール株式会社の公表するものを引用した。

材料(2人分)
ミニトマト 5個
塩辛 60g
クリームチーズ 6切れ(180g)

作り方
ミニトマトは4等分する。ボウルにミニトマトと塩辛を入れて混ぜ、切ってあるクリームチーズの上に乗せれば完成だ。

結論

壱岐焼酎は国際的な認定を持つ、ブランド焼酎である。大麦と米麹、そして壱岐の水を使った焼酎はまろやかで豊かな味わいと芳醇な香りが特徴だ。壱岐焼酎の普及のためにイベントも開催され、乾杯用の焼酎も作られている。水割りだけでなく、カクテルとしても楽しめるのも嬉しい。壱岐焼酎を飲んで、その豊かな香りを楽しんでみよう。
  • 更新日:

    2020年11月26日

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