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カナディアンウイスキーを味わおう!個性光るフレーバーをご紹介

カナディアンウイスキーを味わおう!個性光るフレーバーをご紹介

投稿者:ライター 岡本優美(おかもとゆみ)

2020年11月24日

カナダのウイスキーと聞いて思いつくものはあるだろうか。日本でメジャーなものはカナディアンクラブやロイヤルクラウンだが、他にも多種多様な味わいのカナディアンウイスキーが存在する。カナディアンウイスキーは世界五大ウイスキーにも数えられるほど一銘柄として独立した味わいを持つウイスキーだ。本記事ではその魅力を解説する。

  
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1. カナディアンウイスキーとは?特徴やバーボンとの違い

カナディアンウイスキーとはそもそもどんなウイスキーなのだろうか。お隣のアメリカではバーボンウイスキーが有名だが、バーボンウイスキーとカナディアンウイスキーは違うのだろうか。カナディアンウイスキーの特徴を解説しよう。

カナディアンウイスキーの定義とは

カナディアンウイスキーはカナダの法律で規格が決められており、カナダで生産されたウイスキーだからといって全てがカナディアンウイスキーと呼称されるわけではない。カナダ国内で生産されること、700L以下の樽で熟成されること、3年以上熟成させること、ボトルに詰めるときに40度以上の度数であること、そしてカラメルやフレーバーを入れてもいいことの5つが挙げられる。最後のフレーバーなどを入れてもいい、という規格により、多種多様な味わいのウイスキーが生まれている。

カナディアンウイスキーの特徴

カナディアンウイスキーの最大の特徴は、フレーバーウイスキーとベースのウイスキーを混和していることだ。ベースウイスキーの主原料は穀物である。特にとうもろこしで作られており、クセのない味わいだ。全体量の7割から9割程度を占めるため、ベースと呼ばれる。一方フレーバーウイスキーは、ライ麦やライ麦麦芽、大麦麦芽、とうもろこしを配合した材料で作られる。スパイシーなフレーバーが特徴で、1割から3割程度まで混和されている。この混和の比率やフレーバーウイスキーを作る時の配合で、同じカナディアンでさえ全く違う味わいになるのだ。バーボンウイスキーとの違いはこの点で、バーボンウイスキーの場合は混和ではなく最初からライ麦などを混ぜて発酵させている。フレーバーウイスキーの有無が最大の個性といえるだろう。

カナディアンウイスキーの歴史

カナディアンウイスキーは19世紀半ばごろに作られ始めたとされている。アメリカの穀倉地帯と綺麗な水のあるカナダではウイスキーが作りやすかったようだ。その後、20世紀にかけてアメリカは禁酒法時代に突入する。低品質の密造酒が取引される中で最も評価が高かったのがカナディアンウイスキーだ。カナディアンウイスキーが有名になったのはこの禁酒法時代なのである。

2. 有名なカナディアンウイスキーの銘柄

カナディアンウイスキーといえばやはりカナディアンクラブとロイヤルクラウンが有名だろう。しかし他にも海外では高い評価を得ているカナディアンウイスキーもある。そこで有名どころをいくつか紹介しよう。

カナディアンクラブ

カナディアンウイスキーといえばこのウイスキーというほどあまりにも有名なブランドだ。700mlが1000円台で購入できることもあり、コストパフォーマンスにも優れている。ライ麦の香辛料のような味わいが特徴的だ。

クラウンローヤル

1939年に訪れた英国王室のために醸されたカナディアンウイスキー。こちらは高貴なデザインのボトルが特徴的だ。どちらかというとクセが少ない味わいで、まさに献上酒という味わいである。さらにこちらはカナディアンウイスキー特有のフレーバードウイスキーもあり、カナダらしいメープルフレーバーのものもあるのだ。

アルバータ プレミアム

こちらはベースウイスキーにもフレーバードウイスキーにもライ麦を使った逸品だ。もともとはクラウンローヤルに対抗して生み出されたが、現在ではカナディアンウイスキーの至宝とまで呼ばれている。ライ麦のスパイシーさに加え、樽のバニラのような香りが特徴的なウイスキーだ。

3. カナディアンウイスキーを使用するカクテル

カナディアンウイスキーを購入した場合、オン・ザ・ロックやショットグラス、ハイボールとして飲むだけではやはり物足りない。折角なので楽しみつくしたいものである。そこで、家でもできるカナディアンウイスキーのカクテルを3つ紹介しよう。

ジョンコリンズ

ロンドンの伝説のバーテンダー、「ジョン・コリンズ」が発案したとされる。ジンベースでも同じ名前で呼ばれるそうだ。さわやかな味わいが特徴で、レモンとチェリーの味わいが軽めの飲み口のカナディアンウイスキーにぴったりの一杯だ。以下のレシピは「カクテル完全バイブル」(渡邉一也、2019)のものを参照した。

材料
カナディアン・ウイスキー 45ml
レモンジュース 25ml
シュガーシロップ 10ml
炭酸水 適量
レモンスライス 1枚
マラスキーノチェリー 1つ

作り方
レモンスライスとマラスキーノチェリー以外の材料を、氷を入れたグラスに入れて軽く混ぜる。最後にレモンとチェリーを飾って完成だ。

マンハッタン

カクテルの女王という異名までもつこのカクテルは、カナディアンウイスキーを使うのがポイントのカクテルである。ウイスキーベースのカクテルの代表格だが、作り方は簡単なのでぜひ作ってみてほしい。

材料
カナディアンウイスキー 45ml
スイートベルモット 15ml
アンゴスチュラビターズ 5〜6滴

作り方
全ての材料を氷とともに混ぜる。冷やしておいたカクテルグラスに氷を抜いたものを注ぎ、マラスキーノチェリーを沈めて完成だ。

アグラベーション

カルーアというお酒をご存知だろうか。コーヒーフレーバーのリキュールで、カルーアミルクとして好まれるお酒だ。このカルーアとウイスキーを使ったカクテルがアグラベーションである。

材料
カナディアンウイスキー 40ml
カルーア 20ml
牛乳 適量

作り方
氷を入れたグラスにカルーアとウイスキーを注ぐ。次に冷たい牛乳を好みの量入れて、軽く混ぜる。

結論

カナディアンウイスキーについての知識を紹介した。カナディアンウイスキーは、世界で愛されている。中には英国王室への献上酒だったものもあるほど。その味わいは独特な製法によるもので、フレーバーをつけてもいいという規格は個性光る味わいを生んだ。一口含めば、まるでカナダのライ麦畑を渡る風のような飲み心地だ。北米に想いを馳せつつ、カクテルにして飲むのも味わい深いだろう。
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  • 更新日:

    2020年11月24日

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