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アルマニャックは野性味あふれるお酒!おすすめの飲み方や等級を解説

アルマニャックは野性味あふれるお酒!おすすめの飲み方や等級を解説

投稿者:ライター 岡本優美(おかもとゆみ)

2020年11月12日

アルマニャックというお酒の名前を聞いたことはあるだろうか。コニャックのような名前だが、コニャックとは少し違うお酒である。アルマニャックはどんなお酒なのか、またコニャックやグラッパなどとの違いはなんだろうか。アルマニャックの特徴について紹介しよう。

  
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1. アルマニャックとは?コニャックとの違い

アルマニャックは、フランス産のブランデーだ。しかし、アルマニャックと呼ばれるにはさまざまな規定をクリアしなければならない。高級ブランデー・アルマニャックのプロフィールを解説しよう。

アルマニャックの定義

アルマニャックはフランスの限られた地域でのみ生産されるブランデーだ。いわゆる地理的表示のされているブランデーである。アルマニャックとはガスコーニュ地方の別名であり、そこで作られるブランデーがアルマニャックである。他にも使うブドウはユニブランをはじめとする限定された品種であったり、アルマニャック型と呼ばれる蒸留器で作られるなどの特徴がある。

アルマニャックの味わい

アルマニャックは「男性的な味わい」と呼ばれることが多い。これは言い換えれば「ゴツゴツとしていて野性味に富んだ味わい」といえるだろう。熟成させることで繊細さを補うことが多い。これは、一度しか蒸留しないという製法のせいである。また、酸味が強く糖分の少ないブドウで作るワインを元に作るのがアルマニャックだ。そのため多くのワインを使い、濃縮された味わいと香り高さも特徴である。

コニャックとの違いとは

コニャックとアルマニャックはいくつか違うところがある。まず使うブドウだが、コニャックがほとんど100%ユニブランを使用するのに対しアルマニャックは他のブドウも使う。またアルマニャックは小ロット生産が多く、生産量も少ない。さらにコニャックはさまざまな年数の原酒をブレンドするためヴィンテージがないが、アルマニャックはヴィンテージがある。

2. アルマニャックのナポレオンやXOの意味

アルマニャックの等級は実はコニャックのものとは違う。そのため、少し注意が必要だ。コニャックの等級と、等級と間違えられがちな産地の違いを紹介しよう。

ブランデーの等級

本来、ブランデーは複数の原酒を混ぜ合わせて作るお酒だ。そのため等級が表すものは「含まれる最も若い原酒の年数」である。これをコントと呼び、例えば1コントといえばそのブランデーに含まれる最も若い原酒が1年以上熟成されたものだ、という意味である。

アルマニャックの等級とヴィンテージ

アルマニャックの等級は1コントからつけられる。これは2コントからでないと等級がつかないコニャックとは違う点だ。アルマニャックの場合、VSは1コント、VSOPは4コント、ナポレオン・XOは6コント、オール・ダージュは10コントが最低でも必要だとされている。ヴィンテージがつくのは10年以上のものだ。

アルマニャックの産地

アルマニャックの等級と間違えられがちなのは産地である。バ・アルマニャック、オー・アルマニャック、アルマニャック・テナレーズの3つは産地を指し示している。この中でも最も高級だといわれるものはバ・アルマニャック産のものだが、他のアルマニャックが下というわけではないので注意したい。

3. 人気のアルマニャック3選

アルマニャックには上質なものから、少し面白いボトルのものまで個性的なものが数多く揃っている。自分へのご褒美にしたいものや、ジョークとして友人に贈りたいもの、あるいは大切な人としっとりと味わいたいアルマニャックなど、3種類を紹介しよう。

ラフォンタン アルマニャック 1951

ラフォンタン社のアルマニャックは上質なことで有名だが、その中でも60年以上の時を超えてまだ上質さを保つことができるものは少ない。「ラフォンタン アルマニャック 1951」はその名の通り1951年生まれの人のバースデービンテージだ。自分のお世話になった人に送るのもいいだろう。

大人のミルク・デュカスタン ファーザーズボトル

インパクト大の哺乳瓶ボトルは、このアルマニャックが生まれた当時の歴史に由来する。当時のフランス首相が「国民はアルコールよりもミルクを飲め」と発言したことに対する皮肉で「アルマニャックは大人のミルク」として発売されたのである。味わいは面白い見た目とは裏腹にしっかりと香りが高く、フレッシュで少し荒々しい味わいである。

シャボー ナポレオン

シャボーはアルマニャックのメーカーの中でもかなりの名門だ。その由来はシャボー元帥という海軍の元帥に行き着くという。船の上でも変わらない品質のお酒を求めた結果、アルマニャックになったのだとか。そんな由来を持つ「シャボー ナポレオン」はバコ種というブドウを主に使用したアルマニャックで、オーク樽で熟成させる。そのため野性味の中にも甘いバニラのような香りが混ざり、独特なフルーティさを醸し出している。

4. アルマニャックの楽しみ方

アルマニャックにはさまざまな楽しみ方がある。そのまま飲むだけではないのも魅力だ。アルマニャックを楽しむ方法をいくつか紹介しよう。

アルマニャックの飲み方

アルマニャックをはじめ、ブランデーは香りが高いお酒だ。そのため基本的にはストレートで飲むことが多い。常温にすることで香りが立ちやすく、魅力であるフルーティな香りを存分に楽しめるためである。その際には器を自分の手で温めないようにしよう。あまり温めすぎると香りが揮発してしまうためである。

アルマニャックでカクテルを

ニコラシカというカクテルがある。まず、ブランデーグラスの9割程度のところにアルマニャックなどのブランデーを注いでおく。その上にスライスしたレモンの上に上白糖を固めておく。飲み方は、スライスしたレモンを砂糖ごと半分に折って口の中に放り込み、そこにブランデーを飲むというもの。口の中で作るさっぱりとしたカクテルである。

アルマニャックにあうつまみ

アルマニャックにはウォッシュタイプのチーズやナッツ、干した果物などがつまみとして合う。ウォッシュチーズは作る際にブランデーを吹きかけて作るため、相性がいいのである。また干した果実の中でもレーズンなどは特に相性がいい。レーズンをアルマニャックに漬け込んでも美味しいので試してみよう。

結論

アルマニャックはコニャックと違いフルーティさと野性味のあふれるブランデーだ。大量生産はされていないが、どれもが個性的で味わい深い逸品ばかりである。ヴィンテージが書かれてあるものも多く、バースデーヴィンテージのアルマニャックをプレゼントしたり、一緒に開けてみるのも面白いだろう。そんなアルマニャックはカクテルにしたり、レーズンを漬け込んでも美味しい。さまざまな楽しみ方で味わいたいものである。
  

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