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カシャッサはブラジルの国民酒!気になる飲み方やおすすめの銘柄は?

カシャッサはブラジルの国民酒!気になる飲み方やおすすめの銘柄は?

投稿者:ライター 森本泰斗(もりもとたいと)

2020年12月14日

カシャッサとは、ブラジルが原産のスピリッツの種類の名称である。まだ日本ではあまり馴染みのない酒だが、ブラジル国民の間では一般的に飲まれている酒なのだ。日本でいうところの焼酎や日本酒といった存在といえば、わかりやすいだろう。本記事ではカシャッサについての基本的な解説をはじめ、飲み方やカクテルの紹介、また日本でも購入可能なカシャッサのおすすめ銘柄などについてじっくりと解説していく。

  
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1. ブラジルの酒カシャッサはどんな味?

カシャッサという酒を聞いたことがない人には、カシャッサがどのような味なのか全く想像もつかないだろう。ここではカシャッサとはどのような酒なのか、またカシャッサの歴史も含めたその味についても解説していこう。カシャッサを飲む前に、しっかり覚えておいてほしい。

カシャッサとは

カシャッサは、ラムと同じく原料にサトウキビを使用したスピリッツである。カシャッサとラムは混同されやすい種類なので、それぞれの違いはよく押さえておこう。ラムの中でも、サトウキビのしぼり汁だけを100%使用して発酵、蒸留させて作る酒はアグリコールラムと呼ばれるが、実はカシャッサはアグリコールラムと基本的に作り方が同じであることが特徴だ。しかしカシャッサには法律で厳しい定義が決められている。カシャッサを名乗るためには、「ブラジル原産のサトウキビのしぼり汁だけを100%使用する」という条件を

カシャッサの歴史

カシャッサの定義が法律で施行された年のみを見ると、カシャッサはまだ歴史の浅い酒なのではというイメージを持つかもしれないが、実はカシャッサは1500年代にはすでに飲まれていた酒だ。カシャッサはもとは砂糖作りの工程から生まれた副産物とされていたが、労働者を中心に、少しずつ一般大衆にも浸透していったのである。1789年のポルトガルからのブラジル独立運動の際、将校が打ち出したスローガンは「独立の乾杯はポルトガルワインではなく、我々のカシャッサだ」という強烈な印象を残すものであり、この強い気持ちが込められたメッセージも、カシャッサがブラジルの国民酒となるひとつの大きなきっかけであったとされている。

カシャッサの味わい

カシャッサの味わいは、サトウキビならではの甘みや熟成樽の香り、穀物のコクなど、さまざまな味わいが入り混じったものとなっている。アルコール度数は高く、38度から48度の範囲内と法律で定められている。

日本カシャッサ協会とは

これだけ歴史の深い酒であるカシャッサだが、未だ日本での認知度は低いことは事実。そんなカシャッサのさらなる日本国内での普及や定着を目指すための協会、日本カシャッサ協会というものがある。日本ラム協会からのサポートも受け、2016年に設立されたばかりの協会で、カシャッサの味わえる店の情報やSNSアカウントの開設など、精力的に活動している。興味があったら、ぜひチェックしてみよう。

2. 現地ブラジルのカシャッサの飲み方

カシャッサは一般的にカクテルで飲むことが多い酒だが、現地ブラジルではどのようにして飲まれているのか、解説しよう。

現地ブラジルでの飲み方とは

現地ブラジルでのカシャッサの飲み方は、カクテルはもちろんのことだが、ストレートで飲むことも好まれている。ボトルごと冷凍庫で冷やして、カシャッサを楽しむ人が多いのだそう。カシャッサのようなアルコール度数の高い酒は冷凍庫に入れても凍らずに、とろりとまろやかな飲み口を楽しめるのだ。ちなみにカシャッサは世界でも第2位から3位と消費量の多い酒とされているが、なんとブラジル国内での消費量がこの9割を占めるという。それだけカシャッサはブラジルで愛される酒ということがわかる結果である。

3. カシャッサを使ったカクテル

カシャッサをベースにしたカクテルには、さまざまなレパートリーがある。アルコール度数の高い酒のため、お酒があまり得意でない人は飲みづらいイメージを持つかもしれないが、カシャッサのカクテルは飲みやすい味わいのものが多い。自分の好みのカクテルでカシャッサを楽しもう。

カイピリーニャ

カシャッサのカクテルといえば、最も有名なものがカイピリーニャだろう。ポルトガル語で「田舎の娘」という意味がある。ロックグラスにカットライムと砂糖を入れ、ライムをつぶしながらよく混ぜ合わせたら、クラッシュアイスを加え、カシャッサを注ぎ入れたら完成。ブラジルのビーチでも人気の、夏に楽しみたいカシャッサの定番カクテルだ。

ココナッツドリーム

ココナッツドリームは、「マリブ」を代表とする、ココナッツリキュールを使用したカクテルだ。カシャッサ、ココナッツリキュール、牛乳、砂糖をカクテルシェイカーでよくシェイクしたら、クラッシュアイスを詰めたグラスに注いで完成。カシャッサのさわやかさとココナッツリキュールの甘さがマッチした味わいが特徴である。

アトランティック

アトランティックは、「大西洋」という名前の通り、透き通る青色のカクテルカラーが特徴のカクテルだ。青色の秘密はオレンジリキュールの一種、ブルーキュラソーである。カシャッサ、ブルーキュラソー、パイナップルジュース、砂糖をカクテルシェイカーでシェイクして、氷の入ったグラスに注いだら完成。酸味の効いたさわやかな味わいがあり、見た目にも楽しめるカクテルだ。

4. 通販でも人気のカシャッサの銘柄

カシャッサはどこのスーパーマーケットでも手に入るほど日本での流通量は多くないものの、酒屋や通販をはじめ、さまざまな銘柄が購入可能である。しかしながら現地ブラジルではなんと4000種類ものカシャッサが存在するというので、日本で購入できるものだけでは氷山の一角ともいえるだろう。まずお気に入りのカシャッサを見つけて、そこからいろいろと飲み比べをすることも、カシャッサの楽しみ方のひとつである。

カシャッサ・51

カシャッサ・51は、蒸留酒の中でも世界有数の販売量を誇り、世界50ヵ国以上に輸出されているカシャッサの定番銘柄だ。カイピリーニャをはじめ、さまざまなカシャッサのカクテルのベースとして好まれており、人気が高まっている。カシャッサ選びに迷ったら、まずはカシャッサ・51を味わってみよう。

カシャッサ・セレッタ

カシャッサ・セレッタは、ブラジルでも高い支持を受けるカシャッサの銘柄である。カシャッサらしいサトウキビの風味、しっかりとした穀物のコクがあり、カクテルはもちろんストレートや、よく冷やして飲んだりなど、多様性に富んだ飲み方ができることもカシャッサ・セレッタの魅力である。

カシャッサ・ダ・キンタ・ブランカ

カシャッサ・ダ・キンタ・ブランカは、洗練されたボトルデザインが特徴のカシャッサの銘柄である。水車を用いてサトウキビをしぼるという、伝統的な製法を守って作られている。2013年にベルギー・ブリュッセルで開催された国際スピリッツコンクールではグランドゴールドメダルを受賞した、世界的に認められているカシャッサだ。

結論

カシャッサを含め、アルコール度数の高いスピリッツ類はなかなか手を出しにくいと、敬遠している人は少なくないだろう。飲み方を知れば、実は誰でも美味しく楽しめる酒なのである。今後、日本でもさらに認知度が広まるであろうカシャッサを、ぜひ一度味わってみてほしい。
  • 更新日:

    2020年12月14日

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