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ピスコとは南米ペルーを代表する酒!飲み方や人気銘柄を押さえよう

ピスコとは南米ペルーを代表する酒!飲み方や人気銘柄を押さえよう

投稿者:ライター 森本泰斗(もりもとたいと)

監修者:管理栄養士 水島知美(みずしまともみ)

2020年12月15日

ピスコとは、ペルーで誕生したスピリッツの名称である。さまざまな銘柄が販売されており、本場ペルーでは国民酒として愛されている。まだまだ日本では認知度が低い酒ではあるが、その味わいは一度飲めばやみつきになるほどともいわれる。本記事ではピスコとはどのような酒なのか、また現地で人気の飲み方や、日本でも購入可能なピスコの人気銘柄などについて、じっくりと解説していこう。

  
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1. ペルーの酒「ピスコ」とは

はじめに、ピスコについての基本的な部分から解説する。ピスコという酒を初めて知ったという人も少なくないだろう。ピスコの製法や歴史、味わいなど、ピスコを飲む前の基礎知識をしっかりと押さえておくことで、さらに美味しくピスコを楽しめるだろう。また、チリにも同じピスコという名前の酒があるが、こちらとの違いについても解説する。

ピスコの製法

ピスコの原料には、ブドウが使用される。使用されるブドウは8種類あり、その中でも「トロンテル」や「イタリア」などの品種を代表とする芳香性の「アロマティコ」と、「ケブランタ」や「モジャール」などの品種を代表とする非芳香性の「ノン・アロマティコ」の2つに分けられる。非芳香性とは香りがまったくないという意味ではないので、注意しよう。ブドウの発酵を経て、銅の蒸留器を用いて蒸留したら、木の樽ではなくスチール製やガラス製のタンクで3ヵ月以上熟成させて作られる。ペルーの首都、リマから南の5州で生産されたものだけが、ピスコと名乗ることができるという定義が決まっていることも、覚えておこう。

ピスコの種類

ピスコは、単一の品種のブドウで作る「プーロ」、2つ以上の品種のブドウをブレンドして作る「アチョラード」、そして発酵途中に蒸留して作る「モストベルデ」の、3種類に分けられる。

ピスコの歴史

ピスコには長い歴史があり、初めてピスコが作られたのは1615年といわれる。そしてスペインからペルーにブドウが持ち込まれたのが16世紀半ばのことである。ペルーはスペインよりもブドウの栽培に適した気候だったため、できあがるワインの品質もスペインワインよりも良質だったという。結果これがスペインのワイン産業を圧迫する原因となってしまい、ペルーでのワイン生産が禁止になってしまうことになった。ここで生まれたアイデアから誕生したスピリッツこそが、ピスコなのである。

ピスコの味わい

ピスコの味わいは、ブドウ由来のすっきりとした風味と、まろやかな口当たりが特徴だ。アルコール度数は平均して42度と高い酒ではあるが、お酒があまり得意でない人にとっても飲みやすい味わいとなっている。

チリにもピスコという酒がある?

ペルーの南に位置するチリにも、ピスコという名前の酒がある。こちらもブドウを原料とするスピリッツのため、混同しないようそれぞれの違いは覚えておこう。チリのピスコがペルーのピスコと異なる点は、まず白ブドウだけを原料に使用すること、次に木の樽で熟成させること、必ず加水を行うことなど、さまざまである。実はそれぞれ似て非なるものであることは、理解しておきたい。

2. 現地で愛されるピスコの飲み方

ここでは、現地で愛されるピスコの飲み方をいくつか紹介する。ピスコを手にしたものの、どのようにして飲めばよいのかわからないという人もいるだろう。飲み方やカクテルレシピを確認して、好みのスタイルでピスコを楽しんでみよう。

まずはシンプルな飲み方で味わおう

せっかくピスコを手にしたなら、まずはシンプルにストレートで味わってみてほしい。ブランデーを味わう感覚で、じっくりとピスコの芳醇な香りとキレのある後味を楽しもう。ピスコのお湯割りもまた、ペルー在住の日本人から人気の飲み方である。寿司をはじめ、さまざまな日本食に合うとして、現地の日本料理店でも定着している飲み方だ。

定番カクテル「ピスコサワー」

ピスコがペルーの国民酒なら、ピスコサワーはペルーの国民カクテルだ。それだけピスコをベースにしたカクテルの定番中の定番とされているピスコサワーは、ペルーのウェルカムドリンクとして、広く愛されている。基本レシピは、60mlのピスコをベースに、15mlのライムジュース、30mlのシロップ、最後に卵白を加え、カクテルシェイカーでシェイクしたら、氷を入れたグラスに注いで完成。仕上げにシナモンパウダーをふりかければ香りよく楽しめる。さわやかな酸味とまろやかな甘さがマッチした味わいで、女性でも飲みやすいカクテルである。

簡単で美味しい「チルカーノ」

チルカーノは、ピスコサワーと人気を二分する存在のカクテルである。ピスコサワーのようにカクテルシェイカーを使用する必要がなく、手軽に楽しめるところも人気のポイントである。ピスコをジンジャーエールで割って、仕上げにレモン果汁を加えたら完成だ。ジンジャーエールの代わりにトニックウォーターを使用しても美味しく飲める。甘さが控えめのすっきりとした味わいで、性別問わずファンが多いカクテルである。

3. 日本で販売しているピスコの人気銘柄

ピスコは近場のスーパーマーケットでも簡単に購入できるほどの流通量はないものの、通販ではさまざまな銘柄が購入可能である。中でもポピュラーな銘柄を2つ紹介しよう。

タベルネロ・アチョラード

タベルネロは、南米で最も知名度の高いピスコのブランドである。原料のブドウの品種によってさまざまな種類に分かれるが、中でもタベルネロ・アチョラードはバランスのよい味わいが特徴なので、初めてのピスコにもぴったりの銘柄である。

タカマ・モストベルデ

タカマは、ペルー大使館の公式行事にも選ばれるほどの、ピスコのトップブランドとして知られている。タカマ・モストベルデは、アルコール感を感じさせないほどのまろやかでフルーティーな味わいが特徴だ。高級なピスコを味わいたいという人におすすめしたい。

結論

ピスコとは、南米ペルーを代表する酒として、世界中で飲まれているスピリッツなのである。ブランデーを味わうようにじっくりと飲むもよし、友人やパートナーも交えてみんなで賑やかにカクテルで乾杯するもよし。ぜひ自分の好みのスタイルで、ピスコを楽しんでもらいたい。
  

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