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リキュールのおすすめはどんなものがある?本場の飲み方も紹介!

リキュールのおすすめはどんなものがある?本場の飲み方も紹介!

投稿者:ライター 岡本優美(おかもとゆみ)

鉛筆アイコン 2020年12月31日

リキュールというと、カクテルに使うものとしてつい敬遠しがちな人はいないだろうか。家にあってもなかなか飲み切ることができないイメージがあるかもしれない。しかし、リキュールはそのまま飲んでも美味しいお酒だ。本記事ではおすすめの銘柄や種類とともに、おすすめの飲み方も含めて紹介する。

  

1. リキュールのおすすめ定番は?初心者でも飲めるものを紹介

まずはリキュールを初めて買う人でも楽しめる、おすすめのリキュールについて紹介しよう。

リキュールとは

リキュールとは、蒸留酒にハーブやナッツ、果物などを漬け込んで、シロップや砂糖などで味をつけたお酒といえる。もともとは薬用酒として薬草などを浸して作られていた。しかし15世紀以降は航海技術が発達して甘味料や香辛料が手に入るようになった。そのため、嗜好品として飲まれることも増えている。

ピーチリキュール

キリン「オリジナルピーチツリー」はリキュール初心者におすすめのリキュールだ。白桃ではなく黄桃果汁を使用したこのリキュールは、熟した桃の味わいが存分に楽しめる。ピーチフィズなどの簡単なカクテルも作りやすい。

パイナップルリキュール

パイナップルリキュールの中でも、アサヒ「ボルス パイナップルチポトレ」はパイナップルに香辛料の味わいがマッチしたリキュールだ。そのため、それまでビールや日本酒などの料理に合うような辛口のお酒しか飲んだことがない人でも味わえるおすすめのお酒なのである。チポトレは唐辛子を原料にした香辛料なので、こちらもリキュールデビューにおすすめだ。

2. リキュールのおすすめを甘いものやさっぱりなど特徴ごとに紹介

リキュールにはさまざまな味わいがある。それぞれの味わいのおすすめを紹介しよう。

甘いリキュール編

甘いリキュールでおすすめなのものはカカオリキュールやマリブというココナッツリキュールなど、種子系のリキュールだ。口当たりもよいのでカクテル以外にもそのままロックで飲んでも美味しい。

フルーティなリキュール編

フルーティなリキュールであれば、やはりおすすめはクレーム・ド・カシスである。また、他にもライチを原料にしたライチリキュールなどはお菓子の風味づけなどにも利用ができる。他にも、オレンジの果皮を使ったコアントローなどもおすすめだ。

濃厚リキュール編

濃厚なリキュールといえば生クリームリキュールのベイリーズやプレーンヨーグルトをそのままリキュールにしたようなヨーグリートがおすすめだ。特にベイリーズは濃厚な味わいながら甘さは控えめなのでカクテルにも使うことができる。

さっぱりリキュール編

アペリティフなど食前や、あるいは食事中にも飲みたいリキュールでおすすめなのはカンパリである。またイェーガーマイスターというリキュールも冷やしたりレモンを絞ることで爽やかに飲むことができる。

3. リキュールのおすすめの中でも珍しいものは?

リキュールの中にはミステリアスなものも多い。ここではそんなおすすめリキュールの中でも、ミステリアスかつ珍しい色合いや材料、あるいは来歴のものを厳選して紹介する。

ヒプノティック

フランス語で「催眠」を意味する言葉、ヒプノティックを冠したこのリキュールはコニャックやウォッカ、数種類のトロピカルフルーツジュースを配合したお酒だ。このリキュールのおすすめポイントは何よりも青い色合いだ。珍しい青いボトルに、謎めいた銀色のシンボル、そして青いお酒は非常に蠱惑的でミステリアスな雰囲気をまとっている。

シャルトリューズ

こちらのリキュールが珍しいのは今も続く僧院で作られているということ。なんと配合は今でも未公開で門外不出という点も、魅力的でおすすめポイントでもある。僧院自体は1080年代に作られ、シャルトリューズのレシピも1600年代から受け継がれているとされている。歴史があるのにいまだに謎めいた部分のあるリキュールなのだ。

パルフェタムール

フランス語で「完璧な愛」を意味するパルフェタムールは、花のスミレを材料にしたというところが珍しいポイントだ。スミレだけでなくオレンジの花やバニラなど、うっとりとするような香りが特徴的で、異性を魅了する惚れ薬としても売り出されたほど。白ワインと混ぜれば「ジュテーム」という、これまたフランス語で「あなたを愛しています」という意味のカクテルになるなどロマンチックなお酒が好きな人にはたまらないリキュールだ。

4. リキュールのおすすめの飲み方は?

リキュールといえばカクテル、という考え方から少し外れてみよう。リキュールのおすすめの飲み方を、美食大国イタリアに学ぼう。

イタリアに学ぶ!リキュールの飲み方

食の国・イタリアではリキュールは食前酒・食後酒として飲まれている。おすすめは食後の「サンブーカ」だ。このお酒は食後のコーヒーと一緒に飲まれる。エルダーフラワーなどを材料として使っており、さっぱりとした味わいが特徴だ。他にもイタリアではリキュールを食前に飲んで消化を助ける習慣もある。このように、リキュールにはカクテル以外の飲み方もあるのだ。

リモンチェッロを飲んでみよう

リモンチェッロはイタリアで幅広く飲まれているレモンのリキュールだ。ソーダ割りなどがオーソドックスだが、おすすめは本場ならではの飲み方。カプリ島というイタリアのとある島ではよく冷やしたリモンチェッロをリキュールグラスに入れて食後などに飲む。リモンチェッロは販売されているものでもいいが、レモンや96度のウォッカでも作ることができるのでぜひ家でも作ってみよう。

材料
レモン15個
スピリタス(96度のウォッカ)1L
グラニュー糖700g
水1L

作り方
1 レモンはよく洗って皮の黄色い部分だけをむく。
2 レモンの皮とウォッカをガラス容器に入れ1週間漬け込む。
3 水とグラニュー糖を混ぜて加熱し、シロップを作る。
4 2のお酒のレモンの皮を取り除き、シロップを入れる。
5 1週間常温で保存する。瓶に詰め替えたら冷蔵庫で保存。

アペリティーヴォに最適!おすすめ食前酒

アペリティーヴォは、イタリアの夕食前のちょこっと飲みの習慣を指す。仕事終わりに夕陽を浴びながらバルやカフェで軽食とともにリキュールや簡単なカクテルを楽しむのがイタリア流。このアペリティーヴォでおすすめのリキュールがアペロールだ。アペロールとオレンジジュースを混ぜたアペロールオレンジや、アペロール・グレープフルーツジュース・炭酸水を混ぜたアペロールモーニなどが好まれている。イタリアの風を感じながらアペロールを飲んでみるのも粋だ。

結論

リキュールは多種多様な特徴があるお酒だ。材料だけでもフルーツや香辛料、花など千差万別である。ここでおすすめしたリキュールはほんの一部だ。好みのリキュールに出会うまで調べてみるのもいいし、いくつか飲んでみて自分の好みを形作っていくのも楽しいだろう。嗜好品としてリキュールをもっと気軽に、もっと身近に楽しもう。
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  • 更新日:

    2020年12月31日

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