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バーボンの種類を徹底解説!お気に入りのバーボンを自宅で楽しもう

バーボンの種類を徹底解説!お気に入りのバーボンを自宅で楽しもう

投稿者:ライター 森本泰斗(もりもとたいと)

監修者:管理栄養士 水島知美(みずしまともみ)

鉛筆アイコン 2021年1月31日

ウイスキーは近年のハイボールの流行から、日本でも世代を問わず親しまれているお酒である。本記事ではさまざまな種類があるウイスキーの中から、アメリカ生まれのウイスキー、バーボンについてじっくりと解説していこう。まだバーボンを味わったことがないという人は、ぜひ最初の1本を手に取る参考にしてほしい。

  

1. バーボンとは?味わいや香りなどの基本的な特徴を解説

ウイスキーにはさまざまな種類があるように、バーボンにもさまざまな種類がある。バーボンの種類について解説する前に、本項ではバーボンについての基本的な特徴を解説していこう。ほかのウイスキーとは違う定義や味わいなどを覚えておこう。

バーボンとは

バーボンとは、アメリカ・ケンタッキー州のバーボン郡で誕生したウイスキーである。バーボンの持つ歴史は非常に深く、なんと1789年、アメリカ合衆国が発足した年までさかのぼる。バーボン郡で牧師をしていたエライジャ・クレイグ氏が、火事で焦げてしまった樽でウイスキーを保管していたところ、偶然にもできあがった独特の味わいのウイスキーこそがバーボンのはじまりだとされている。またバーボンは、スコッチ、アイリッシュ、カナディアン、ジャパニーズと肩を並べ、世界5大ウイスキーのひとつとして数えられていることでも有名だ。

バーボンの定義

バーボンにはアメリカの法律で厳しく決められた定義が存在する。まず原料に使用する穀物にはトウモロコシを51%以上含むこと、80度以下で蒸留すること、そして内側を焦がしたホワイトオークの新樽を使い、アルコール度数は62.5度以下で熟成すること、以上の点がバーボンの定義となる。これらの条件を満たして作られたウイスキーだけが、バーボンを名乗ることができるのである。

バーボンの味わいや香り

バーボンの味わいや香りの特徴は、独特の甘い風味である。トウモロコシのほのかな甘みを感じるような飲み口に加え、焦がしたオーク樽由来の、バニラやカラメルなどの香りも際立ったものとなっている。ストレートやオン・ザ・ロック、水割りなどのシンプルな飲み方はもちろん、さまざまなカクテルベースとしても相性がよく、高い人気を誇っている種類なのである。

2. バーボンにはどんな種類がある?特徴や違いを解説

バーボンには多くの種類があるため、最初は自分の好みに合った種類のものから選ぶことをおすすめしたい。実際に手に取る前に、味のイメージをつかんでおくことはバーボン選びで大切なポイントである。

低価格帯から選ぶ

バーボンを初めて飲むという場合は、低価格帯の種類から試してみてはいかがだろうか。安いからといって味がよくないというわけではなく、どれもバーボンの特徴をしっかりと感じられる本格派だ。まずは気軽にバーボンを楽しんでみよう。代表する銘柄は「ジムビーム」や「フォアローゼズ」、「オールドクロウ」などがある。どれも700mlのボトルで1,500円以内の安価で手に入るのでおすすめだ。

熟成年数で選ぶ

バーボンは熟成年数に規定がなく、一般的に6年程度熟成されて出荷されるが、中には長期熟成の種類もある。味わいや香りに重厚感が加わり、より高級感あふれる深みのあるバーボンが楽しめる。代表する銘柄は「ワイルドターキー8年」や「I.Wハーパー12年」などがある。

高級銘柄で選ぶ

自分へのご褒美にも、大切な人への贈り物でも、バーボンの高級品は喜ばれるプレミアムギフトになるだろう。一般的なバーボンに飲み慣れたら、ひと味違ったバーボンの味わいをぜひ試してみてはいかがだろうか。代表する銘柄は「ブラントン」や「ノブクリーク」、「ブッカーズ」などが有名である。

3. バーボンの種類と合わせておすすめの飲み方も確認

バーボンは種類を問わず、さまざまな飲み方で楽しめるウイスキーである。自分の好みに合った種類の飲み方で、自由にバーボンを楽しんでほしい。

まずは定番の飲み方で味わおう

せっかくバーボンを手にしたのなら、まずはストレートやオン・ザ・ロック、水割りなど、定番の飲み方で味わってみてはいかがだろうか。口に含むと広がるバーボン特有の甘みを、じっくりと時間をかけて楽しもう。

ハイボールもおすすめ

ストレートやオン・ザ・ロックなどのシンプルな飲み方では、ウイスキーのアルコール感が強く飲みづらいという人も少なくないだろう。そんな人には、まずはハイボールがおすすめだ。近年はさまざまな種類のバーボンをベースにしたハイボールも人気が高く、よりバーボンを手に取りやすくなったといえる。氷と炭酸水があれば自宅でも簡単に作れるので、ぜひ試してみよう。

カクテルにもトライしてみよう

バーボンをベースにしたカクテルにもさまざまな種類がある。バーボンをジンジャーエールと合わせた「バーボン・バック」は、甘口のハイボール感覚で楽しめるので、お酒があまり得意でない人にもおすすめしたい。バーボンにスイートベルモット、アロマティックビダーズを合わせたショートカクテル「マンハッタン」は、カクテルの女王としても知られるカクテルだ。どの種類のバーボンでも作れるので、こちらも試してみてはいかがだろうか。

4. バーボン初心者におすすめの銘柄は?

最後に、バーボン初心者の人におすすめしたい銘柄をいくつか紹介する。どれも近場のスーパーマーケットやコンビニでも簡単に手に入る種類なので、まずは気軽に試してみよう。

ジムビーム

ジムビームは世界でも売上ナンバーワンのバーボンとして、日本でも高い人気を誇っている銘柄だ。テレビコマーシャルでもおなじみの種類のバーボンなので、ウイスキーを飲んだことがないという人でも、名前を聞いたことがある人は多いだろう。軽やかでマイルドな飲み口なので、とくにバーボン初心者の人におすすめできる種類である。
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メーカーズマーク

メーカーズマークもまた、テレビコマーシャルでもおなじみの種類のバーボンなので、名前を知る人は多いだろう。はちみつのようにとろりとした甘い飲み口と、バニラや柑橘類のような香りが特徴で、女性からも人気がある種類のバーボンである。
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フォアローゼズ

フォアローゼズは、4輪の真っ赤なバラが描かれたラベルデザインが目を引くバーボンである。香りの異なるさまざまな原酒をブレンドして作られており、果実のような芳醇な香りと、チョコレートのような甘みのある味わいが特徴だ。
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結論

バーボンにもさまざまな種類があり、味わいや香り、熟成年数などがそれぞれ異なることをわかってもらえただろう。これまでバーボンを含め、ウイスキーはアルコール度数の高さから敬遠していた人もいるかもしれないが、そんな人でも飲みやすく楽しめる方法もある。ぜひ本記事を機にバーボンを手に取って、好みのスタイルで気軽に味わってみよう。
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  • 更新日:

    2021年1月31日

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