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グラッパの飲み方を一挙紹介!イタリア料理の最後に一杯いかが?

グラッパの飲み方を一挙紹介!イタリア料理の最後に一杯いかが?

投稿者:ライター 岡本優美(おかもとゆみ)

監修者:管理栄養士 水島知美(みずしまともみ)

2021年1月22日

グラッパをご存じだろうか。味わいや香りはブランデーに似た華やかなものだ。ただブランデーよりもカジュアルな存在で、イタリアではよく飲まれるお酒である。本記事では、イタリアで親しまれているグラッパの飲み方について紹介する。グラッパの飲み方を知って、家でも簡単に楽しもう。

  
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1. グラッパの飲み方は食後酒が基本

グラッパは、ブランデーやウイスキーなどに比べるとそこまで人口に膾炙しているお酒ではないのかもしれない。しかし、イタリアをはじめとするヨーロッパ諸国ではかなりカジュアルに飲まれている。グラッパの飲み方やグラッパそのものについて、まず紹介しよう。

グラッパとは

グラッパは、イタリアでよく飲まれているぶどうの蒸留酒だ。ブランデーにも似ているが、ブランデーが白ぶどうの果汁を発酵させ蒸留させるのに対し、グラッパは黒ぶどうも使う。またグラッパは果汁ではなく、ワインなどを作るときにできるぶどうの搾りかすを発酵させているので、皮や種も含めて発酵させているのだ。さらに、グラッパの蒸留方法は千差万別だ。そのため、作り手によって個性が出るのも特徴といえるだろう。

グラッパの飲み方

グラッパは、食後酒として飲まれることが多い。とくにイタリアでは、アルコール度数の高いお酒を食後酒として味わう飲み方が好まれている。これは、高アルコールのものを飲むことで胃液の分泌が促されるためだ。グラッパの度数は30度から60度とかなり高く、食後酒として愛されるのである。

グラッパを食後酒として楽しもう

食後酒として飲む際のグラッパは、専用のグラスに入れてストレートで、という飲み方が一般的だ。専用のグラスはチューリップのように飲み口がすぼまっており、香りがよく立つようになっている。また、熟成タイプの場合ストレートで飲むときは16度から20度で、一方まだ熟成の浅い、若いタイプのグラッパはストレートで飲むときには10度程度というのが一般的だ。もちろんかなり冷やして飲んでも美味しいが、グラッパの香りを楽しむ飲み方としては、温度を少し上げて飲むのがおすすめだ。

2. イタリアで愛されるグラッパの飲み方

グラッパの本場・イタリアではストレートで飲む以外にもいくつかの飲み方が考案されている。そこで、イタリアで親しまれていたり、飲みやすいといわれるグラッパの飲み方を3つ紹介しよう。

オンザロック

高アルコールのお酒をストレートで飲むのは少々つらい、という人はオンザロックで飲んでみよう。ロックグラスに氷を入れ、そこにグラッパを注ぐ飲み方だ。氷が徐々に溶けてくるので味わいの変化も楽しめる。また、ハーフロックといって水と混ぜたグラッパに氷を浮かべて飲んでもいい。ちなみに、常温の水と1対1でグラッパを混ぜると、トワイスアップという飲み方にもなる。トワイスアップも香りが開く飲み方なので、こちらもおすすめだ。

レゼンティン

イタリアでは食後のエスプレッソもかなりよく飲まれる。そんなエスプレッソとグラッパを混ぜた本場イタリアの食後の楽しみがレゼンティンだ。エスプレッソに砂糖を多めに入れ、まずエスプレッソを飲み干す。次にグラッパをカップに注ぎいれ、グラッパを楽しむ飲み方だ。エスプレッソの香りがうつった砂糖とグラッパの相性はバツグンで、グラッパの香りと味わいに深みを出すのである。また、グラッパとエスプレッソ、砂糖を最初から混ぜあわせたものは「カフェ・コレット」というカクテルにもなる。グラッパ以外のお酒を使った場合でもカフェ・コレットになるので、グラッパだけでなくほかのイタリアのお酒で作ってみてもいいだろう。

グラッパ・コン・モスカ

イタリア語でハエ入りのグラッパという意味合いである「グラッパ・コン・モスカ」。まず焙煎済みのコーヒー豆を3粒ほどグラッパに浮かべ、次に豆に火をつけ、最後に火が消えてから飲む飲み方だ。グラッパに浮いたコーヒー豆が、グラッパに浮いたハエに見えることからなんとも不思議な名前が付いたのである。グラッパの飲み方の中でも遊び心があるのがこちらの飲み方だ。ただ、火が消えてすぐ飲むとグラスが熱くなっていて火傷するので、冷えてから飲むことをお忘れなく。

3. グラッパの人気銘柄の美味しい飲み方

グラッパには銘柄がいくつかあるが、それぞれの銘柄に合わせて美味しい飲み方が存在する。おすすめ銘柄と飲み方を紹介しよう。

グラッパ プロセッコ

まずは、さっぱりとした味わいのグラッパを紹介しよう。「グラッパ プロセッコ」は透明なグラッパで、原料はイタリアで人気のワイン・プロセッコの搾りかすだ。そのためキリッとした爽快な味わいで食前酒として飲むのにも向いている。さらに、度数が40度と高いので、カクテルベースとしても利用可能だ。オレンジジュースとグラッパを1対1あるいは2対1で混ぜた「バックスフィズ」などのカクテルにしてもいいだろう。

ベルタ「ジュリア グラッパ・ディ・シャルドネ」

こちらのグラッパは、おつまみと合わせる飲み方に適したお酒だ。スムースな飲み心地に加え、香りもトロピカルでフルーツやバニラのような甘さがある。そのため熟成した生ハムや牡蠣の燻製、あるいはチョコレートなどのおつまみと合わせると美味しい。甘いお酒が好きな人におすすめだ。

シボーナ「グラッパ・シェリー・フィニッシュ」

シェリーの名前を冠するとおり、シェリー樽で熟成されたグラッパだ。シボーナという蒸溜所はイタリアの北西部・ピエモンテ州最古と呼ばれる蒸溜所で、長い歴史が培ってきた高品質なグラッパを誇りとしている。3年の熟成に加えシェリー樽でさらに熟成させたこちらのグラッパは、ストレートで楽しむ飲み方がおすすめだ。シェリー樽独特の濃密な香りとグラッパの華やかな香りの合わさった、芳醇な香りをぜひ楽しんでほしい。

結論

グラッパはイタリアで親しまれているお酒だ。飲み方は食後酒だけでなくカクテルやおつまみとともに味わうなど、多岐にわたる。グラッパの香りを楽しむためにはまずはストレートがおすすめだが、カクテルやオンザロックなど、好きな飲み方を見つけてみるのも楽しいだろう。イタリア料理の後、エスプレッソと合わせるだけでなくデザートのようにチョコレートと合わせるのも面白い。ぜひグラッパをじっくりと楽しんでみてほしい。
  • 更新日:

    2021年1月22日

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