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前割り焼酎ってなに?簡単なひと手間で焼酎をもっと美味しく!

前割り焼酎ってなに?簡単なひと手間で焼酎をもっと美味しく!

投稿者:ライター 森本泰斗(もりもとたいと)

2021年2月10日

焼酎はストレートやロックをはじめ、水割りやお湯割りなどさまざまな飲み方で楽しまれているが、中でも通好みな飲み方として知られる、前割りという飲み方をご存じだろうか。本記事では前割り焼酎についてじっくりと解説する。おすすめの飲み方や実践方法、また前割りに合う焼酎の銘柄も含め、紹介していこう。

  
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1. 前割り焼酎とは?

はじめに、前割り焼酎とは一体どのようなものなのか、基本的な特徴から解説する。前割りを実践することで焼酎にどのような変化が起こるのか、よく確認しておいてほしい。

前割り焼酎とは

前割り焼酎とは、焼酎をあらかじめ自分の好みの濃さになるように、割り水しておいた焼酎のことを指す。こう聞くと一般的な水割りと大差ないように感じるかもしれないが、実際は前割りと水割りでは味わいに大きな差が出るのである。前割りを実践して、一晩から数日間寝かせておくことで焼酎と水がよくなじみ、よりまろやかな口当たりの焼酎が楽しめるのである。

前割り焼酎のルーツ

前割り焼酎のルーツは、焼酎の本場、鹿児島県である。もともと前割り焼酎は、客人をもてなす席で振る舞われてきた飲み方だったとされている。このことから、前割りは本場でも親しまれる飲み方であることがわかるだろう。

前割り焼酎の味わい

前割り焼酎は、一般的な水割りに比べ、角が取れた丸みのある味わいが特徴だ。アルコール度数も抑えられるので、焼酎が苦手という人にとっても抵抗感なく飲めるやさしい味わいといえるだろう。1週間程度じっくりと寝かせれば、よりまろやかで飲みやすくなる。自分の好みで調整しよう。

2. 前割り焼酎のおすすめの飲み方は?

本項では、前割り焼酎のおすすめの飲み方を紹介する。通の飲み方を知って、前割り焼酎をさらに美味しく楽しもう。

まずはストレートやロックで

前割り焼酎ならではのまろやかな口当たりを楽しむのなら、まずはストレートやロックがおすすめ。焼酎のアルコール感が苦手という人は、最初の割り水の際に水の分量を増やせば問題ない。焼酎と水の分量は6対4がおすすめだが、5対5、4対6と、ストレートやロックで飲んでも美味しく飲める濃さに自由に調節しよう。

「千代香」を使って通好みに

千代香と聞いてピンときた人は、焼酎通だ。千代香とは、鹿児島の伝統的な酒器として知られる、陶磁器の土瓶のことを指す。千代香と書いて「ぢょか」「ちょか」と読むことも覚えておこう。千代香は直火にそのままかけられるので、焼酎の味を損なうことなく香りを引き出せることが特徴だ。弱火でじっくり10分程度温め、40度ほどの温度で飲むのがおすすめ。千代香には「黒千代香」「白千代香」など数多くの種類が販売されているので、興味があったら探してみよう。

3. 前割り焼酎は自分でも作れる?具体的な作り方をご紹介

前割り焼酎は、簡単なひと手間を加えるだけで自宅でも実践できる飲み方だ。しかし、ただ焼酎に水を加えるだけでは美味しい前割り焼酎が完成するとはいえない。ここで詳しい作り方をしっかりと押さえておこう。

まずは水選びから

前割り焼酎に使用する水は、軟水のミネラルウォーターがおすすめ。硬水のミネラルウォーターでは焼酎の味わいを損ねる可能性があるので、水選びには注意したい。しかし日本で販売されている水は軟水がほとんどなので、日本のミネラルウォーターであれば、どれを使用しても美味しい前割り焼酎ができあがるといえるだろう。

「どこで寝かせるか」もポイント!

前割り焼酎をどの容器に入れて寝かせるかという点は、悩むポイントだろう。陶器製の焼酎サーバーや、甕(かめ)などで寝かせることでより味わい深い前割り焼酎が楽しめるが、手元にない場合は、清潔なペットボトルやガラス瓶で寝かせても問題ない。ただし光や温度の影響を受けやすいため、ペットボトルやガラス瓶を使用する場合はなるべく冷蔵庫で保管することをおすすめしたい。

4. 前割り焼酎がおすすめの銘柄は?

前割り焼酎は、味わいや香りに強い個性がある焼酎と相性がよい飲み方である。クセが少ない米焼酎や麦焼酎よりも、ぜひ芋焼酎で実践してもらいたい。本項では前割りに合う芋焼酎をいくつか紹介しよう。

霧島酒造「黒霧島」

「黒霧島」は、霧島酒造が販売する霧島シリーズの中でも定番の芋焼酎として高い人気を誇る銘柄だ。とろりとした甘みとすっきりとした後味が特徴で、前割りとも相性がよい。前割りにすることで風味のクセが和らぐので、芋焼酎初心者の人はもちろん、女性にもおすすめしたい。

三岳酒造「三岳」

「三岳」は、世界自然遺産にも登録されている屋久島の天然水を使用して作られている芋焼酎である。やさしい芋の香りとコク深い味わいがあり、こちらも前割りにおすすめ。

濱田酒造「赤兎馬」

「赤兎馬」は、三国志に登場する「1日に千里を走る名馬」にちなんで名づけられた芋焼酎である。熟成とろ過を繰り返し、焼酎を磨くことで独自の個性を表現していることが特徴。キレのある口当たりとフルーティーな風味は、前割りとの相性も抜群といえるだろう。

宝酒造「一刻者」

「一刻者」は、すっきりとした飲み口ながら、芋本来の奥深い香りを感じられる味わいが特徴の芋焼酎だ。さまざまな楽しみ方で飲めることも魅力なので、ぜひ前割りでも飲んでみてはいかがだろうか。

結論

前割り焼酎とは、焼酎の楽しみ方のひとつとして古くから親しまれている飲み方であることをわかってもらえただろう。日頃焼酎を好んで飲むという人にはもちろん、焼酎があまり得意でないという人にも、ぜひ一度前割り焼酎を味わってみてもらいたい。一般的な水割りでは味わえない、深みのあるまろやかな味わいと、やさしい香りをじっくりと楽しんでみよう。
  • 更新日:

    2021年2月10日

  

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