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レモンリキュールの飲み方を伝授!イタリアで愛される美味しさとは

レモンリキュールの飲み方を伝授!イタリアで愛される美味しさとは

投稿者:ライター 岡本優美(おかもとゆみ)

鉛筆アイコン 2021年2月12日

イタリアではさまざまなお酒がカジュアルに飲まれ、愛されている。レモンリキュールもそのひとつだ。イタリアではレモンチェッロやリモンチェッロと呼ばれている。このお酒は、家でも作ることが可能なお酒だ。本記事ではイタリアで愛されるお酒・レモンリキュールについて味わいや飲み方、レシピを紹介する。

  

1. イタリア人も大好き!レモンリキュールの特徴

レモンリキュールはイタリア発祥だ。まずはレモンリキュールの特徴や魅力、歴史について紹介しよう。

レモンリキュールとは?

レモンリキュールの代表格・リモンチェッロはイタリア南部・カンパーニア州で生まれた。400年以上の歴史を持つこのリキュールは、現在でもイタリアの家庭でも作られている。この南イタリアの地域では家先にレモンが植っており、そのレモンを使って作られた自家製のお酒がレモンリキュールだといわれている。

レモンリキュールのレモンとは

本場イタリアのレモンリキュールに使われるレモンは、フェッミネッロ種と呼ばれるレモンだ。このレモンは通常のレモンの倍の大きさで、皮が厚く酸味が少なく香りが強いという特徴がある。高品質なレモンリキュールに欠かせないレモンなのである。

レモンリキュールの本場の飲み方

レモンリキュールは38度程度の高アルコールなお酒だ。そんなレモンリキュールは、本場で食後酒として親しまれている。イタリア・アマルフィ島では昼の休憩中や夕方など、さまざまなシーンできりっと冷やしたレモンリキュールを気軽にくいっと飲む習慣があるのだ。

2. お湯割りは美味しい?レモンリキュールの飲み方

レモンリキュールはそのまま飲むだけでなくアレンジした飲み方がいくつかある。カクテルやホットにした飲み方など、楽しみ方は春夏秋冬、食事中も食後も楽しめる。レモンリキュールのおすすめの飲み方を紹介しよう。

お湯割り

レモンリキュールは冷やして飲むイメージだが、ホットレモンリキュールも美味しいものだ。好みの量のお湯で割ったレモンリキュールはレモンの香りがふんわりと広がる。レモンリキュールならではの香りが楽しめるのだ。冬場に飲むのも美味しいレモンリキュールのお湯割りで、体を温めるのもいいだろう。

ソーダ割り

レモンリキュール1に対しソーダ4で割ると、まるでハイボールのような味わいのお酒になる。レモンリキュールは度数が高いが、ソーダで割ることでさっぱりと楽しめるのだ。食事中に飲んでも美味しいお酒として楽しめるので、レモンリキュールとご飯を食べる際にはソーダ割りをぜひ試してみよう。

ゴールデンサンライズ

レモンリキュールとテキーラがメインのカクテルがゴールデンサンライズだ。このカクテルは混ぜるだけで作ることができるので、よく冷やしたレモンリキュールとテキーラを使ってひんやりと美味しいカクテルを作ろう。レシピは以下の通りだ。

材料
レモンリキュール 60ml
テキーラ 30ml
トニックウォーター 60ml

作り方
グラスに材料と角氷1つを入れて混ぜ合わせ、最後にスライスレモンを飾る。

3. レモンリキュールをお菓子や料理に活用

レモンリキュールはお菓子やデザート、料理にも大活躍だ。そこで、レモンリキュールの活用アイデアをいくつか紹介する。

レモンリキュールをサラダに

レモンリキュールはほろ苦さとレモンの風味が特徴的なお酒だ。そんなレモンリキュールは、サラダにかけるドレッシングとして利用しても美味しい。オリーブオイルやヴィネガー、塩胡椒などと混ぜ合わせるだけで簡単に美味しいドレッシングができる。このドレッシングを生ハムやクレソンなどのサラダにかけるだけで、おしゃれな一皿に早変わりするのだ。

レモンリキュールをデザートに

レモンリキュールはバニラアイスにかけても美味しいが、さらにイタリアンな味わいにして食べてみよう。おすすめなのはアフォガードにしたバニラアイスにレモンリキュールをかけること。アフォガードとはバニラアイスに熱々のコーヒーをかけていただくデザートで、そこにレモンの風味が加わりさっぱりと食べることができる。レモンピールを仕上げに乗せてもいいだろう。

レモンリキュールをお菓子に

レモンリキュールはチーズなどの素材と相性がいい。レアチーズケーキに混ぜ込んだり、スポンジケーキと合わせてお菓子にしたり、あるいはケーキ材料としても利用ができる。レモンのさわやかな香りと甘さが絶妙にマッチした、さっぱりスイーツが完成する。

4. 市販で人気のレモンリキュール3選

レモンリキュールを実際に購入してみよう。手に入りやすいレモンリキュールや、無添加にこだわったものまで3種類紹介する。

カルディ「リモンチェッロ イル・ベネドゥーチェ」

輸入食品のカルディではレモンリキュールが販売されている。カンパーニア州のレモンを使用したこちらのレモンリキュールはしっかりとレモンの味わいが強いお酒だ。度数は30度程度で、6℃程度に冷やして飲むのがおすすめだ。375mlと小さめの瓶なので飲み切りやすいのもおすすめの理由である。

ボッテガ「ボッテガ リモンチーノ」

イタリアを代表するお酒・グラッパとレモンを合わせて作られたこちらのレモンリキュール。グラッパベースのレモンリキュールは珍しいため少し変わったレモンリキュールが飲みたい人におすすめだ。レモンはシチリア島のレモンだけを使用するというこだわりがあり、個性的なレモンリキュールに仕上がっている。

カプリピゥ「リモンチェッロ」

最後におすすめのこのレモンリキュールは、なんとレモンの皮と砂糖、ウォッカだけでできた完全無添加のレモンリキュールだ。青の洞窟で知られるカプリ島で、家族経営で小ロットながら作られるこのレモンリキュールは高品質だ。400年以上続く伝統の味わいをぜひ飲んでみてほしい。

5. レモンリキュールを手作りする方法

最後にレモンリキュールを手作りする方法を紹介する。

レモンリキュールを作ってみよう

レモンをアルコールに漬け込むことでレモンリキュールを作ることができる。そこで、家でできるレモンリキュールの作り方を紹介しよう。

材料
レモン 10個〜15個
ウォッカ 500ml〜1L
砂糖 800g程度まで(ウォッカ500mlの場合は100g程度でもよい)
水 ウォッカと同量

作り方
まずレモンの皮の黄色い部分だけを削ぎ取り、ウォッカに漬け込む。1週間経ったら皮を取り出す。皮を取り出したウォッカに、水と砂糖を火にかけてシロップを作り冷ましたものを入れて完成。

酒税法にご注意!

レモンリキュールなど、家でお酒を漬ける場合は必ず20度以上のお酒を使おう。20度未満のお酒を使うと酒税法違反になる。また作ったお酒は基本的におすそ分けや販売をしてはいけない。作ったものは自分たちで飲みきろう。そして、お米など穀類やぶどうなどは漬け込んではいけないので、その点も注意しよう。

結論

レモンリキュールは400年以上の歴史を持つお酒だ。元はイタリアの家庭の味だったが、いつしか世界中で愛される爽快なお酒になった。レモンの香りがさっぱりしているこのお酒は、デザートやスイーツだけでなく料理に使うなど、アイデア次第でさまざまな味わいになる。お酒だが楽しみ方が飲むだけでないのも魅力のひとつだといえそうだ。
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  • 更新日:

    2021年2月12日

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