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杏露酒の読み方とは?日本生まれのフルーティな中国酒を紹介!

杏露酒の読み方とは?日本生まれのフルーティな中国酒を紹介!

投稿者:ライター 岡本優美(おかもとゆみ)

監修者:管理栄養士 水島知美(みずしまともみ)

2021年2月18日

杏露酒というお酒がある。読み方はあんろしゅでも、あんずつゆざけでもない。また一見中国のお酒のようだが、実は日本生まれであることもあまり知られていないだろう。本記事では杏露酒の由来や種類、美味しい飲み方など、杏露酒を楽しめるトリビアを紹介する。

  
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1. 杏露酒とは?味わいや香り・読み方などの基本的な特徴について解説

杏露酒というお酒を中華料理店などのメニューで見かけたことがある人もいるだろう。老酒や白酒、紹興酒などの中国酒に混ざって置いてあることも多い。しかし、杏露酒は日本生まれのお酒なのである。まずは杏露酒のプロフィールを紹介しよう。

杏露酒とは

杏露酒は「しんるちゅう」と読む。漢字の通り、あんずの実を使ったお酒だ。ただ、あんずを発酵させたわけではなく、あんずを糖類とともにウォッカなどに漬け込んだお酒である。美味しさの秘密は、国産のあんずを一度凍らせお酒につけて作る「浸漬製法」と呼ばれる方法だ。文字通り、丸ごとあんずを漬けている。あんず果汁やはちみつも入っており、そのためひと口含むとフルーティでフレッシュなあんずの味わいが流れ込んでくるのである。

杏露酒の由来

実は、杏露酒はキリンビールのグループ会社「株式会社永昌源」が開発した飲み物だ。日本人が中華料理を食べる際に相性がいいお酒を作りたいという思いで開発されたのが、杏露酒の始まりである。昭和43年に開発されて以降、杏露酒はリニューアルを繰り返して現在も愛される国産中国酒なのである。

2. 杏露酒のおすすめの飲み方は?

杏露酒は中華料理と飲むイメージがあるかもしれない。しかし杏露酒はそのまま飲んでも、またアレンジしても美味しいお酒だ。杏露酒のさまざまな飲み方を紹介しよう。

シンプルに楽しむ方法

杏露酒をそのまま楽しむ場合、まずはロックで楽しむのがいいだろう。ロックとは氷を入れて楽しむ方法だ。ひんやりとした口当たりの甘いお酒はそのまま飲んでもしっかりと味わえる。またさっぱりと飲みたい場合は、ソーダ割りにしてもいいだろう。温かいものが飲みたい場合は、好みの量のお湯で作るお湯割りも美味しい。

あんずヨーグルトドリンク

杏露酒はそのまま飲んでも美味しいがほかの素材を加えてもまろやかな味わいになったり、デザートのような口当たりになったりする。紹介するこちらのドリンクは、ヨーグルトや牛乳など乳製品とあんずの味わいがマッチしたデザートカクテルだ。

作り方
まず無糖ヨーグルト100gと牛乳60mlを混ぜ合わせておく。そこに杏露酒80mlを注げば完成だ。

杏露スプモーニ

ほろ苦いグレープフルーツと甘酸っぱいあんずの組み合わせは意外かもしれないが、実は相性がいい。こちらの杏露スプモーニはそんなグレープフルーツとあんずの美味しい組み合わせのカクテルだ。

作り方
杏露酒30mlとグレープフルーツジュース45mlをグラスに入れ、トニックウォーターでグラスを満たして完成だ。

3. 杏露酒は自分でも作れる?おすすめの作り方をご紹介

杏露酒は梅酒に似ており、家でも漬けることが可能だ。正確には商品名の「杏露酒」ではないが、近しいお酒「あんず酒」を作る方法を紹介しよう。

ホワイトリカーを使って作ろう

梅酒を作る際にお馴染みのホワイトリカーを使ってあんず酒を作ってみよう。乾物のあんずを使うレシピを紹介するが、もちろん生のものを使っても構わない。フレッシュなあんずを使う場合は乾物のあんずの4~5倍の量を使うようにしよう。

材料
広口瓶 4L分
乾物あんず 200g〜300g
ホワイトリカー 1.8L
氷砂糖 200g〜400g

作り方
まずは広口瓶を洗浄し、しっかりと乾かして清潔な状態にする。あんずと氷砂糖を瓶に入れたら、ホワイトリカーを全量入れて漬ける。好みで皮を剥いたレモンを入れてもいい。

ウォッカを使う方法

杏露酒と同じくウォッカを使っても、あんず酒は美味しく漬けることができる。そこでウォッカを使って作る方法を紹介しよう。

材料
生のあんず 600g
氷砂糖 500g
ローズマリー 1枝
ウォッカ 750ml

作り方
あんずはよく洗って水気を切っておく。下からあんず・氷砂糖の順で重ねて保存瓶に入れ、ローズマリーを枝ごと入れたらウォッカを注ぐ。半年ほど置いておけば完成だ。

杏露酒を作る際の注意点

家でお酒をつける際、肝心なのはその度数だ。度数が20度以上のお酒を使わなければならず、20度未満のお酒を使うと法律違反になる。またあくまで家族で飲む用だ。販売するのも法律違反になるので気をつけよう。杏露酒を作る場合、くれぐれも日本酒などの度数が低いものではなく、ホワイトリカーやウォッカといった度数の高いお酒を使うようにしよう。

4. 杏露酒のおすすめは?どこで手に入る?

杏露酒の飲み方やあんず酒の作り方を紹介してきた。杏露酒に少しでも興味が湧いただろうか。最後に、通販でも購入可能な杏露酒のおすすめを2つ紹介しよう。

キリン「杏露酒」

まずはスタンダードな杏露酒を紹介する。こちらの杏露酒は50年もの間リニューアルを重ね、常に時代を生きる人の口に合うように作られてきたものだ。凍結あんずを使った浸漬製法で、しっかりとあんずが楽しめる味わいになっている。Amazonで取り扱いがあるため、ぜひ購入してみよう。

キリン「にごり杏露酒」

こちらは杏露酒に裏ごししたあんずの果肉を加えた、贅沢な杏露酒だ。にごりの名の通り、果肉がたっぷりと入っているので透明でさらりとした杏露酒と違い濁っていてとろりとしているのも特徴である。よりフルーティさが増し、まるであんずをそのままお酒にして食べているような味わいだ。こちらもAmazonで取り扱いがあるので、通販で購入すると手軽だ。

結論

杏露酒はあんずが美味しいお酒だ。日本で開発された中国酒ということもあり、中国風でありながらどこか日本を思わせる、日本人が飲みやすいお酒なのである。あんずのフルーティさはそのまま飲むだけでなく、牛乳などと合わせても健在だ。あんずを口の中で頬張ったような味わいのお酒である杏露酒を、ぜひ飲んでみてほしい。
  • 更新日:

    2021年2月18日

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