1. ラム酒とは?ラムの意味や度数、味などについて知ろう
ラム酒はサトウキビを原料として作られており、甘い香りが楽しめることからカクテルのベースやお菓子作りにも使用され女性にも人気の蒸留酒だ。アルコール度数は一般的に40度から50度程度となっているが高いものでは80度近いものまでさまざまな種類がある。
世界4大蒸留酒
ラム酒は世界4大蒸留酒のひとつでもある。ラム酒のほかはウォッカ、テキーラ、ジンとなっており、いずれも世界中で親しまれているお酒だ。
2. ラム酒の種類とは?色や原料などを解説
ラム酒は色や製造方法によってゴールドラム、ホワイトラム、ダークラムの大きく3つに分けられる。ここではそれぞれのラムの特徴について紹介する。ラム酒の特徴を知って好みに合わせたものを試してみよう。
ゴールドラム
ゴールドラムはラム酒の中でも琥珀色で、樽でしっかりと熟成されたことで生まれる香りと、甘さのハーモニーが楽しめるバランスのよい種類だ。アンバーラムとも呼ばれている。
ホワイトラム
ホワイトラムは炭を使用した濾過を行うことが特徴で、すっきりとした風味に仕上がっている。香りが控えめで無色透明に近いので、カクテルのベースとしても使用される。シルバーラムとも呼ばれている。
ダークラム
ダークラムは3年以上の熟成がされたラム酒で、濃い褐色をしている。内側を焦した樽で長期間貯蔵されるため、樽の香りが溶け出した個性的な風味が楽しめる。
3. ラム酒はうますぎ?おすすめの飲み方とは
ラム酒を飲むときには温度やグラスにこだわってみよう。ホワイトラムのようなクセの少ないラム酒はよく冷やしてストレートで飲んでもよいし、ロックなどにしても美味しく楽しめる。ラム酒の中でも香りが楽しめるゴールドラムやダークラムは、あえて常温のままで香りをひきたたせて飲んでみよう。グラスはブランデーグラスなど飲み口がすぼまったものをおすすめする。
4. ラム酒好きが選ぶおすすめの銘柄とは?安いものも紹介
ラム酒の種類や飲み方について紹介したところで、一度は購入したいおすすめのラム酒の銘柄を紹介する。オンラインショップや酒販店などで購入可能なので、味や香りの好みに合わせて購入してみてはいかがだろうか。
バカルディ「バカルディスペリオール」
甘さと酸味のバランスがよくフルーティーな香りが楽しめる定番のホワイトラム酒。カクテルのベースにもおすすめの銘柄だ。
ハバナクラブ「ハバナクラブ7年」
7年間の長期熟成によって生み出される濃厚で深い風味が特徴。ロックやストレートなどラム酒の味わいをそのまま楽しめる飲み方で、その複雑な風味を楽しみたいプレミアムなラム酒。
キャプテンモルガン「キャプテンモルガン プライベートストック」
プエルトリコ原産のサトウキビを使用した希少なゴールドラム。フルーティーな香りが楽しめるストレートでもロックでも楽しみたい銘柄。
5. ラム酒がベースのカクテルとは?おすすめを紹介
ラム酒はストレートやロックだけでなく、カクテルのベースに使用しても美味しく楽しめる。ここでは自宅でも作りやすいカクテルを紹介するので、少し趣向を変えて楽しみたいときには試してみてはいかがだろうか。
モヒート
グラスにミントの葉を10枚程度入れて軽くすりつぶしたら、カットライムをしぼってミントと合わせてさらにすりつぶす。ガムシロップ少量とホワイトラム45ml程度、さらに氷を加えたらソーダを注ぐ。軽く混ぜたら完成。さわやかなミントの香りとラムやライムの甘さと酸味が楽しめる定番のラム酒カクテルだ。
ダイキリ
ホワイトラム45ml、ライムジュース20ml、砂糖少々をシェイクする。ショートカクテルのグラスに注いだら完成。アルコール度数は28度程度と高めなので飲み過ぎには注意しょう。
結論
ラム酒は甘さが楽しめる蒸留酒で、ホワイト、ゴールド、ダークといった種類に分けられる。ホワイトラムはカクテルに使用されることも多く、ストレートやロックだけでなく楽しみ方も豊富だ。ラム酒を飲んだことがないという人は、本記事にて紹介した銘柄から挑戦して、好みにあったラム酒を探してみてはいかがだろうか。