1. 陶陶酒とは?養命酒との違い

陶陶酒は滋養強壮をを目的とした生薬が配合された酒で、薬用陶陶酒と陶陶酒に区分される。この2つの違いは原料に使用される生薬が医薬品でしか使われないものを使用しているかどうかだ。薬用陶陶酒は薬用酒に分類されるが、有名な薬用酒としてはほかに第2類医薬品である薬用養命酒がある。基本的な効能は似ているが異なった生薬が使用されているので、どちらも試してみてより体に合ったものを探してみよう。また陶陶酒はアルコール度数が12度と29度の2種類が販売されているので味わいの好みに合わせて選んでみよう。
2. 陶陶酒の効果・効能

薬用陶陶酒の効果は肉体疲労や胃腸障害、発熱性消耗性疾患、病中病後の栄養補給など多岐にわたる。体調を整えたいとき基礎体力を向上させたいときにもおすすめだ。薬用陶陶酒の1回あたりの容量は20mlまでが適量とされているので健康によいからといって多量に摂取しないよう注意しよう。
薬用陶陶酒に含まれるマムシ成分
薬用陶陶酒にはマムシ成分であるシスタチオニンが含まれている。このシスタチオニンは活性酸素の働きを抑えるグルタチオンのもととなり、老化や生活習慣病への予防効果も期待できる。
3. 陶陶酒の種類

薬用陶陶酒の種類は甘口と辛口の大きく2種類ある。甘口の薬用陶陶酒は「陶陶酒 銀印」という商品名でアルコール度数は12度と控えめになっている。薬用酒は苦くて飲みにくいという人でも挑戦しやすい甘みの強い味わいだ。辛口の薬用陶陶酒は「陶陶酒 銭形印」という商品名でコクがあるまろやかな味わいが特徴。アルコール度数は29度となっている。
マカ成分が含まれた陶陶酒
「マカ・マイルド陶陶酒」は女性にも嬉しいマカ成分が含まれている。味わいはマイルドなワインのような甘さで飲みやすく初めて陶陶酒を飲むという人にもおすすめだ。
4. 陶陶酒のおすすめの飲み方

陶陶酒のおすすめの飲み方はストレートだ。陶陶酒の用量は1回あたり20mlで1日1回か2回までとなっている。ロックや炭酸割りにすると飲みやすくなるのでどうしても香りや味わいが強いものが苦手という人は試してみよう。
陶陶酒のアレンジ
陶陶酒をロックや炭酸割りにしても飲みにくいという人は、オレンジジュースと混ぜて温めてみよう。ホットワインのような味わいとなりオレンジの酸味と合わせて楽しめる。
結論
陶陶酒は生薬を使用した健康効果が期待できる酒で薬用のものとそうでないものがある。辛口だけでなく甘口の飲みやすいタイプもあるので、初めての人も挑戦しやすい。寒さで体調を崩しがちなこの時期、陶陶酒を飲んで体調管理をしてみてはいかがだろうか。