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果実酒のレモン酒を味わおう!保存期間やおすすめの作り方などを解説

果実酒のレモン酒を味わおう!保存期間やおすすめの作り方などを解説

投稿者:ライター 森本泰斗(もりもとたいと)

鉛筆アイコン 2021年3月13日

自家製の果実酒と聞くと、まず梅酒が頭に思い浮かぶという人は多いだろう。しかし実はレモンをベースにした果実酒も、高い人気がある果実酒の定番であることをご存じだろうか。本記事ではレモン酒についての基本的な特徴の解説をはじめ、保存方法やおすすめの作り方、またレモン酒のアレンジ方法も紹介していこう。

  

1. 果実酒のレモン酒とは?味わいや効能は?

はじめに、レモン酒の味わいや効能など、レモン酒の基本から解説していこう。レモンはそのまま食べるには酸味が強すぎる果実だが、果実酒にすると一体どのような味に仕上がるのだろう。実際にレモン酒を作る前に、基本はしっかり押さえておきたい。

レモン酒の味わい

レモン酒の味わいは、さわやかな香りとほどよい酸味があることが特徴だ。レモンは果実酒にすることで酸味が落ち着き、より風味が際立つのである。果実酒に使用するレモンは、無農薬の国産のものをおすすめしたい。皮も一緒に漬け込むことで、より豊かな香りのレモン酒が完成する。輸入レモンを使用する場合は、皮に苦みの原因にもなる、ワックスや農薬が付着していることが多いので、皮を厚めにむいてから漬け込むようにしたい。

レモン酒の効能とは

レモンには、柑橘類の中でも群を抜くほど、ビタミンCが豊富に含まれている。ビタミンCを摂取することで期待できる健康効果は多く、まず風邪の予防、ストレスの緩和、そして肝臓の働きもよくすることから、二日酔い対策にもよいとされている。またレモンにはビタミンCのほかに、ビタミンB1やビタミンEも多く含まれており、これらは疲労回復や老化防止などの健康効果に期待できる。ただレモン酒を飲むだけで、これだけの健康効果に期待できるわけではないが、レモン酒は豊富なビタミンが濃縮された果実酒といえるので、適量を飲むことで、美味しく健康的に楽しめる果実酒といえるだろう。
こういった果実酒は自宅でも手軽に作れるイメージがある一方で、自宅で醸造する場合は酒税法に注意が必要だ。本来、酒類を何かを混ぜる行為に関しては新しく酒類を作っているとみなされ酒造免許が必要なのである。ただし、自分で飲むために果実酒等を醸造する場合には条件付きで認められているため、詳しくは国税庁ホームページも確認しよう。(※)

2. 果実酒のレモン酒の保存期間はどれくらい?再利用しても大丈夫?

せっかくレモンで果実酒を作っても、すぐには飲み切れないので、保存期間が心配という人もいるのではないだろうか。本記事では、レモン酒の保存期間について、ほかの果実酒も参考にしながら解説する。また、飲まなくなったレモン酒の再利用方法も紹介しよう。

レモン酒の保存期間

レモン酒を含め一般的な果実酒は、ホワイトリカーと呼ばれる果実酒専用の甲類焼酎を使用して漬け込むことが多い。ホワイトリカーのアルコール度数は35度と高いので、ホワイトリカーで作った果実酒は、保存状態さえよければ長期保存が可能なのだ。たとえば梅酒で例を挙げると、保存状態のよいものなら数十年経っていたとしても、問題なく飲めるのである。それどころか、長い年月をかけて熟成された深みのある味わいは、長期熟成の果実酒ならではの特別なものといえるだろう。レモン酒の場合、漬け込んでから約1ヵ月半ほどで飲めるようになるが、1年ほどじっくりと熟成させるのもおすすめ。熟成の過程で、レモンの皮は1週間、レモンの実は3ヵ月ほど漬け込んだ頃に、瓶から引き上げるということは覚えておこう。

レモンの再利用方法とは

漬け込みを終え、瓶から引き上げたレモンの上手な再利用方法として、ジャム作りにトライしてみよう。レシピは簡単で、引き上げたレモンとグラニュー糖を鍋に入れて火にかけたら、ゆっくりと果肉をつぶしながら煮詰めていくだけでOKだ。好みの固さまで煮詰まったら、火を止めて完成。美味しく作るコツとして、レモンの種は取り除いておくことをおすすめしたい。ほのかにアルコールを感じる、大人の風味のレモンジャムを、ぜひ作ってみよう。

3. 果実酒のレモン酒のおすすめの作り方

本項では、実際にレモン酒を作る際の、おすすめの作り方を紹介しよう。果実酒はどの種類も基本的に作り方は似ており、意外にシンプルなことが特徴だが、シンプルであるからこそ作り方にはこだわりたい。これから初めて果実酒を作るという人も、果実酒作りに慣れているという人も、ぜひレモン酒作りのおすすめのレシピを確認しておいてほしい。

レモン酒の作り方を紹介

レモン酒の作り方でまず重要なポイントは、レモンの下処理である。皮を使用するレモンのみ、軽く塩をつけてこすり洗いしておくこと。それだけでは少し不安という人は、軽く熱湯にくぐらせれば十分だ。皮を使用するレモンは、前述の通り無農薬の国産のものを選ぶようにしたい。皮を使用しないレモンは、すべて皮をむき、白い部分まですべて取り除いたら、2~3等分に切っておく。これで下処理は完了だ。すべてのレモンと氷砂糖を瓶に重ね入れたら、ホワイトリカーを注ぎ入れて完成。あとは熟成を待てばOKだ。

4. 果実酒のレモン酒は他のお酒でも作れる?

レモン酒やその他果実酒作りのためのお酒には、ホワイトリカーが使用されることが一般的であると前述したが、実はホワイトリカー以外にもさまざまなお酒を使用してアレンジすることが可能だ。本項では、レモン酒と相性のよいお酒を紹介していこう。

いろいろなお酒でレモン酒を作ってみよう

ホワイトリカーを使用したレモン酒作りに慣れたら、さまざまなお酒を使用してアレンジしてみよう。まずはホワイトリカーに次ぐ果実酒作りの定番のお酒、ブランデーだ。ブランデーで漬け込むと、ホワイトリカーとは違ったコク深い味わいが楽しめる。パンチの効いたアルコール感がほしいという人は、ウォッカやジンを使用するのもおすすめだ。飲み応えはありながら、さっぱりとした味わいに仕上がる。果実酒は使用するお酒をいろいろと選べることも楽しみのひとつ、ぜひ自分のこだわりのレモン酒を作ってみてほしい。

結論

本記事ではレモン酒の魅力をたっぷりと紹介してきたが、レモン酒とはレシピもシンプルで、さまざまなアレンジも楽しめる果実酒であることを、わかってもらえただろう。果実酒はハードルが高いと敬遠していた人は、ぜひ本記事を機にレモン酒作りからトライしてみてはいかがだろうか。
※:国税庁「お酒に関するQ&A【自家醸造】」https://www.nta.go.jp/taxes/sake/qa/06/32.htm
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  • 更新日:

    2021年3月13日

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