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珈琲酒とはどんなお酒?夜にじっくり飲みたい大人のコーヒーとは

珈琲酒とはどんなお酒?夜にじっくり飲みたい大人のコーヒーとは

投稿者:ライター 岡本優美(おかもとゆみ)

監修者:管理栄養士 水島知美(みずしまともみ)

鉛筆アイコン 2021年3月10日

珈琲酒をご存知だろうか。コーヒーを使ったアルコール飲料で、まるでコーヒーを楽しんでいるかのような味わいのお酒である。ほっとひと息つきたい夜に本を片手にゆったり楽しむなどの、趣深い大人の時間を過ごせる飲み物だ。本記事では、そんな珈琲酒について詳しく解説しよう。

  

1. 珈琲酒とは?使っている豆やお酒など基本的な特徴を解説

珈琲酒という名前を知らなくても、カルーアという名前を知っている人は多いのではないだろうか。珈琲酒もカルーアも、似たお酒である。まずは珈琲酒とは何か、カルーアとの共通点も含めて紹介しよう。

珈琲酒の特徴

珈琲酒は、コーヒーリキュールのことを指す。とくに珈琲酒という名称で販売されているものは、キリン「杏露酒シリーズ 珈琲酒」であるが、ほかにも家で漬けて作ったものでも珈琲酒と呼ばれる。珈琲酒はカクテルやお菓子作りなど、さまざまな用途に活用できるお酒だ。基本的にはコーヒーの香りが強く、またリキュールなので甘いものが多い。

珈琲酒とカルーアの違いとは?

珈琲酒もカルーアも、どちらもコーヒーリキュールである。メーカーが違うため、味わいや香り、風味の違いがある。また家で漬け込む場合はホワイトリカーやブランデー、ウイスキーなど果実酒用のお酒を使うことがあり、また甘味も入れないので少し味わいが異なる。ほかにもコーヒーリキュールにはテキーラや泡盛で漬け込んだものもある。本記事では主に甘いコーヒーリキュール全般を珈琲酒として扱うが、珈琲酒といってもさまざまな種類があるのだ。

2. 珈琲酒のおすすめの飲み方は?

珈琲酒はそのまま飲むだけでなく、いくつかアレンジが可能だ。カルーアもカルーアミルクがあるように、珈琲酒もカクテルなどの飲み方があるのだ。3つのおすすめを紹介するので、ぜひ作って飲んでみよう。

珈琲ウーロン

まずは珈琲酒の簡単なアレンジを紹介する。コーヒーとウーロン茶の組み合わせは、アジアでは非常にポピュラーである。さっぱりとしたウーロン茶とコーヒーは、どこかオリエンタルでエキゾチックな味わいだ。

材料
珈琲酒 45ml
ウーロン茶 好みの量

作り方
氷を入れたグラスに、珈琲酒、好みの量のウーロン茶の順に入れて軽く混ぜる。

エスプレッソ・マティーニ

マティーニといえば大人なカクテルの代名詞だが、珈琲酒を使った少し甘いマティーニもある。それがエスプレッソ・マティーニだ。エスプレッソと珈琲酒を使うお酒なので、コーヒーが好きな人にもおすすめしたい。

材料
珈琲酒 20ml
ウォッカ 20ml
アイス・エスプレッソコーヒー 20ml
シュガーシロップ ティースプーン 1さじ

作り方
氷を入れたシェイカーに材料をすべて入れ、よくふり混ぜる。最後にこしながらグラスに入れて完成。

ホワイトルシアン

珈琲酒を使ったクラシカルなカクテルのホワイトルシアンは、冬のロシアをイメージして作られたといわれている。手早く作ることができるのに、見た目が美しくSNS映えもするので、きれいに作る練習をしてもいいだろう。

材料
ウォッカ 40ml
珈琲酒 20ml
生クリーム 20ml

作り方
氷を入れたロックグラスに、ウォッカと珈琲酒を注いでスプーンで手早く混ぜる。その上に生クリームを静かに注ぎ、フロートさせて層を作って完成。

3. 珈琲酒の楽しみ方は?

珈琲酒は飲むだけではなく「食べる」ことが可能なお酒でもある。珈琲酒を食べて楽しむアイデアをいくつか紹介しよう。

アフォガードで楽しもう

好みの量のバニラアイスに、好みの量の珈琲酒をかけるだけでアフォガードのようになる。珈琲酒を温めてかけても美味しい。また、バニラアイスをソーサー型のシャンパングラスなどに盛り付ければ、見た目も高級なスイーツになるのでぜひ試してみよう。

お菓子に入れて楽しもう

たとえばコーヒーゼリーを作る際に珈琲酒を混ぜるのはいかがだろうか。とくに冷たいお菓子に入れると香りが飛ばないのでおすすめだ。またチョコレートパウンドケーキなどを焼いた際に、シロップに混ぜて塗っても香りがよくなる。少し使うだけで一気に高級焼き菓子のような味わいになるのでおすすめだ。

4. 珈琲酒のおすすめは?

最後に珈琲酒を4つ紹介する。いずれも個性的な味わいや個性的なデザインが特徴のものばかりだ。ぜひお気に入りの商品を見つけてみよう。

キリン「珈琲酒」

コーヒー豆をしっかりと焙煎したあと、粗挽きにしてお酒に漬け込んだもの。甘さを加えることでまろやかな味わいになっている。度数は17度と比較的高めだ。

玉川酒造「KURACAFE コーヒーリキュール」

KURACAFEシリーズは、リキュール業界の質の向上を願って作られたリキュールのシリーズ。珈琲酒の中でも珍しい、日本酒の酒造が作ったリキュールだ。清酒を使い、アイスコーヒーのような味わいが特徴である。度数は15度程度と日本酒並みで、ミルク割りやロックなどで飲んでも美味しい。

シェリダンス「シェリダンス ダブルリキュール」

こちらの珈琲酒は1本の瓶が2つに仕切られており、片方にはバニラクリームリキュール、片方にはコーヒーリキュールが入っている。比率は珈琲酒2に対しクリームリキュールは1で、度数は15度程度。どちらか片方だけでも入れることが可能だ。また静かに注ぐと層にもできる。

久米仙酒造「久米仙泡盛コーヒー」

最後におすすめするこちらの珈琲酒は泡盛ベースの珈琲酒だ。沖縄ではもともと泡盛をコーヒーで割って飲む習慣があり、そんな泡盛コーヒーを再現したのがこちらの珈琲酒である。キャラメルのような風味が特徴で、黒糖が入っているため泡盛との調和感もある。度数は12度程度で、シャーベットにしても美味しい。濃厚でどっしりとした味わいの珈琲酒が好きな人におすすめだ。

結論

珈琲酒は、コーヒーの味わいが楽しめるお酒だ。海外のもののイメージが強い珈琲酒だが、実は日本でも清酒を使ったものや泡盛を使ったものなど、創意工夫を凝らされた珈琲酒が作られている。珈琲酒はカクテルにしてもオシャレで美味しく、またお菓子などに使っても手軽に高級な味わいになるため、楽しみ方も豊富なお酒といえる。本記事を機に、ぜひ一度試してみてはいかがだろうか。
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  • 更新日:

    2021年3月10日

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