目次
1. 梅酒の基本的な作り方は?レシピをご紹介

梅酒を漬け込みたいと思っても、失敗してしまったらどうしようと考える人は多いのではないだろうか。また量が多くて飲み切れるのか心配という人もいるだろう。そこで、まずは梅酒の基本的なレシピと少なく作る方法を紹介しよう。
基本の梅酒の作り方
まずは梅酒の基本レシピを紹介しよう。梅が大量に手に入った場合はこの大容量の作り方で作ってもよいだろう。
材料
ホワイトリカー 1.8L
青梅 1kg〜1.2kg
氷砂糖 400g〜600g
広口瓶 4L分
作り方
1. 瓶を消毒し乾かしておく。
2. 青梅を水でしっかりと洗い、表面を拭いて水気を取りへたを取る。
3. 瓶の中に氷砂糖と梅を交互に入れる。目安は1/3ずつ交互に入れるイメージで。
4. ホワイトリカーを注ぎ、瓶の蓋をして3ヶ月以上熟成させる。梅の実は1年以内に取り出す。
この方法で作ったものはホワイトリカーが35度の場合、梅の水分が加わるためおおよそ20度から25度程度になる。
材料
ホワイトリカー 1.8L
青梅 1kg〜1.2kg
氷砂糖 400g〜600g
広口瓶 4L分
作り方
1. 瓶を消毒し乾かしておく。
2. 青梅を水でしっかりと洗い、表面を拭いて水気を取りへたを取る。
3. 瓶の中に氷砂糖と梅を交互に入れる。目安は1/3ずつ交互に入れるイメージで。
4. ホワイトリカーを注ぎ、瓶の蓋をして3ヶ月以上熟成させる。梅の実は1年以内に取り出す。
この方法で作ったものはホワイトリカーが35度の場合、梅の水分が加わるためおおよそ20度から25度程度になる。
瓶の消毒方法
梅酒のレシピによく書いてある「瓶の消毒」は大切な工程だ。瓶をしっかり消毒しなければ細菌が入り腐敗の原因になる。ガラス瓶の場合は割れないように注意しつつ、瓶が丸ごと入る鍋の中に水とともに完全に浸かるように入れる。水を沸騰させ15分間程度煮沸し、火傷に注意しながら瓶を鍋から取り出し、よく乾燥させる。その後アルコールで消毒するのだが、この際のアルコールはホワイトリカーを使用し、少量を瓶の中に入れキッチンペーパーなど清潔な紙や布で拭くとよいだろう。
少量で作る梅酒
500mlの少量で梅酒を作る場合のレシピを紹介しよう。青梅だけでなく黄梅を使ったり、氷砂糖とホワイトリカーの代わりに黒砂糖と泡盛を使っても美味しい。
材料
500ml容器の瓶
青梅 200g
ホワイトリカー 360ml
氷砂糖 100g〜150g
作り方
1. 青梅を水に4時間から8時間程度漬けてアク抜きをする。黄梅の場合は2、3時間程度でよい。
2. 梅の水気を切り、よく拭いてヘタを取る。
3. 梅の実と氷砂糖を瓶の中に入れ、ホワイトリカーを注ぐ。ときどき揺すって糖を溶かし、3ヶ月以上熟成させる。
材料
500ml容器の瓶
青梅 200g
ホワイトリカー 360ml
氷砂糖 100g〜150g
作り方
1. 青梅を水に4時間から8時間程度漬けてアク抜きをする。黄梅の場合は2、3時間程度でよい。
2. 梅の水気を切り、よく拭いてヘタを取る。
3. 梅の実と氷砂糖を瓶の中に入れ、ホワイトリカーを注ぐ。ときどき揺すって糖を溶かし、3ヶ月以上熟成させる。
2. 梅酒を自分で作るときには時期にもこだわるべき?レシピと合わせて確認

梅酒のレシピには、ホワイトリカーを使うと書いてあることが多い。これはどうしてなのだろうか。梅酒作りのポイントを解説しよう。
蒸留酒を使う理由
梅酒のレシピにホワイトリカーが多くおすすめされている理由のひとつに酒税法(※)がある。実は家で梅酒などを漬ける際、20度未満のお酒だと酒税法違反になってしまうのである。日本酒やワインは基本的に20度未満なので、蒸留酒など度数が高いお酒を使おう。最近では20度以上の梅酒用日本酒が販売されているので、そちらを使ってもよいだろう。
梅酒をいつ漬ける?
梅酒のレシピでは、青梅を使うことが多い。青梅が出回るのは、6月中旬から下旬にかけてだ。一方、完熟梅は7月ごろまで出回っている。しかし完熟梅は賞味期限が収穫後1日と非常に短いので、なるべく青梅を使おう。
3. 梅酒は料理にも使える?おすすめのレシピをご紹介

梅酒を使った簡単で美味しい料理やカクテルのレシピを紹介しよう。梅酒だけでなく、梅の実を使うレシピも紹介するので、梅酒の梅消費にも使える。梅酒を飲むだけでなく、メインディッシュやデザートカクテルなどとして楽しんでみよう。
梅酒でカクテル
まずは梅酒とジンジャーエール、日本酒を使ったカクテルを紹介しよう。レシピは以下の通り。
材料
梅酒 30ml
日本酒 20ml
ジンジャーエール 適量
カットレモン 1/8個分
作り方
1.氷を入れたグラスに梅酒、日本酒を注ぐ。
2.レモンをグラスの中に絞りいれる。
3.ジンジャーエールでグラスを満たす。
4.あればスライスレモンやチェリーを飾ってもよい。
材料
梅酒 30ml
日本酒 20ml
ジンジャーエール 適量
カットレモン 1/8個分
作り方
1.氷を入れたグラスに梅酒、日本酒を注ぐ。
2.レモンをグラスの中に絞りいれる。
3.ジンジャーエールでグラスを満たす。
4.あればスライスレモンやチェリーを飾ってもよい。
梅酒ゼリー
梅酒をそのまま飲むのではなく、梅酒を食べるのはいかがだろうか。簡単にできる梅酒を使ったデザートを作ってみよう。レシピは以下の通り。顆粒ゼラチンを使うと溶けやすいので、できれば顆粒ゼラチンを使おう。
材料(デザートカップ4つ分)
ゼラチン 10g
梅酒 100ml
水 100ml
梅酒の梅 好みの量
作り方
1.梅酒と水を鍋にいれて沸騰直前まで煮立てる。
2.火から下ろして顆粒ゼラチンを加えて溶けるまでよく混ぜる。
3.粗熱が取れたらデザートカップに梅酒の梅とともにいれて一晩冷やし固める。
材料(デザートカップ4つ分)
ゼラチン 10g
梅酒 100ml
水 100ml
梅酒の梅 好みの量
作り方
1.梅酒と水を鍋にいれて沸騰直前まで煮立てる。
2.火から下ろして顆粒ゼラチンを加えて溶けるまでよく混ぜる。
3.粗熱が取れたらデザートカップに梅酒の梅とともにいれて一晩冷やし固める。
梅酒の角煮
梅酒はメインディッシュに使うことも可能だ。こちらは梅酒の梅もおかずとしていただけるレシピなので、ぜひ作ってみよう。
材料(4人分)
豚バラ肉 400g
青ネギ 1本分
生姜 1かけ
梅酒 100ml
水 300ml
梅酒の梅 4粒
梅干 2粒
醤油 大さじ2
作り方
1. 豚バラ肉は5cm角に切る。熱したフライパンに油を引かず、バラ肉の脂でカリッと焦げ目をつける。
2. 湯を沸騰させて1とねぎ、生姜を一緒に茹でる。沸騰したら中火にしアク取り紙の落とし蓋で1時間半から2時間程度茹でる。
3. 豚肉をザルに取り出す。この際茹で汁は捨てずにラーメンなどに使用することが可能だ。
4. 梅酒、梅酒の梅、梅干し、水、豚肉を鍋に入れて火にかける。沸騰したら落とし蓋で弱火で20分ほど煮る。
5. 醤油で味を整えつつ10分程度さらに煮る。
盛り付ける際は、梅酒の梅や梅干しも一緒に盛ると目でも楽しめる。
材料(4人分)
豚バラ肉 400g
青ネギ 1本分
生姜 1かけ
梅酒 100ml
水 300ml
梅酒の梅 4粒
梅干 2粒
醤油 大さじ2
作り方
1. 豚バラ肉は5cm角に切る。熱したフライパンに油を引かず、バラ肉の脂でカリッと焦げ目をつける。
2. 湯を沸騰させて1とねぎ、生姜を一緒に茹でる。沸騰したら中火にしアク取り紙の落とし蓋で1時間半から2時間程度茹でる。
3. 豚肉をザルに取り出す。この際茹で汁は捨てずにラーメンなどに使用することが可能だ。
4. 梅酒、梅酒の梅、梅干し、水、豚肉を鍋に入れて火にかける。沸騰したら落とし蓋で弱火で20分ほど煮る。
5. 醤油で味を整えつつ10分程度さらに煮る。
盛り付ける際は、梅酒の梅や梅干しも一緒に盛ると目でも楽しめる。
4. 梅酒のブランデーの作り方は?おすすめのレシピを解説

梅酒ブランデーは、その名の通り梅酒のホワイトリカーをブランデーに変えたレシピで作ったものだ。ブランデーはぶどうを原料にした蒸留酒で、果実のフルーティな味わいやフレッシュな香りを引き出してくれる。果実酒用のブランデーも販売しているのでぜひ梅酒を作る場合は購入してみよう。少なく作る場合のレシピは青梅260gに氷砂糖260g、ブランデー350mlという割合だ。また大量に作る場合のレシピは青梅1kgに対し氷砂糖0.5kg、ブランデー1.8Lが必要になる。
結論
梅酒のレシピには、さまざまなアレンジ方法がある。氷砂糖とホワイトリカーが基本的なレシピだが、黒糖と泡盛を使ってもよいし蜂蜜とブランデーを使ってもよいだろう。いずれにせよポイントは20度以上のお酒を使うことだ。酒税法を守って楽しく梅酒を作ろう。