1. アニス酒とは?味や香りなどの基本的な特徴を紹介

アニス酒とはアニスという薬草を使用したクセのある独特の香りが楽しめるお酒だ。アニスは古代エジプトから使用されていたとされる歴史のあるスパイスで、ギリシアではウーゾ、フランスはペルノといったお酒に使用され世界で広く親しまれている。
アニスは料理にもおすすめ
アニスはお酒に使用するだけでなく料理にも使用されることがある。スープや煮込み料理、焼き菓子などで香りづけに重宝されている。
2. アニス酒のおすすめの飲み方は?合う料理も合わせて紹介

アニス酒はアルコール度数が高めのものが多いため、ストレートやロックで飲むよりは何かで割る飲み方がおすすめだ。アニス酒を代表するペルノを例にするとアルコール度数は40度。水割りで飲むときはペルノ1に対して水5程度の割合で合わせてみよう。
アニス酒は色が変わる?
アニス酒を代表するペルノは水割りで飲むのがおすすめだが、その味わいだけでなく水を加えると色が変わることでも有名だ。もともとはやや黄緑色の透明な状態だが水を加えることで白濁する。
アニス酒は料理にも
アニス酒はそのさわやかな香りを活かして料理にも使用することができる。貝の酒蒸しなどにアニス酒を少量加えればアニスの独特な風味が加わった味わいになる。
3. アニス酒がベースのおすすめカクテルは?

アニス酒について紹介してきたが、ここでアニス酒を代表するペルノを例におすすめのカクテルを紹介する。材料を揃えれば自宅でもつくることができるので、薬草の風味が好きな人は試してみてほしい。
ペルノ・フレンチ・キッス
氷を入れたグラスにペルノ1に対してオレンジジュース4の割合で注ぎグレナデンシロップを少量加える。アニス酒の薬草の風味とオレンジジュースのさわやかな甘みがマッチしたカクテルだ。
ペルノトニック
氷を入れたグラスにペルノ1に対してトニックウォーター5の割合で注ぐ。トニックウォーターの発泡がアニスのさわやかな香りを引き立たせてくれる。
4. アニス酒のおすすめ銘柄は?

これまでアニス酒について基本的な特徴や飲み方を紹介してきた。最後にネットショップや酒販店などで購入可能なアニス酒のおすすめ銘柄を紹介する。実際に購入して飲んでみたいという人は参考にしてほしい。
ペルノ「ペルノ」
アニスを含む15種類のハーブを使用したアニスリキュール。アルコール度数は40度と高めなので水割りなどで飲むことをおすすめする。
ウゾ「ウゾ」
ウゾ(ウーゾ)はギリシャでつくられるアニス酒。ギリシャでは消費量がもっとも多く広く愛されている。アルコール度数は38度。
ペルノ「ペルノアブサン」
角砂糖を溶かしながら飲むスタイルが有名なアニスを使用したお酒。ニガヨモギの独特の風味が楽しめるさまざまな著名な芸術家にも愛されてきた。アルコール度数は68度。
結論
アニス酒はアニス由来の独特の風味が楽しめるお酒だ。ペルノやウーゾなど各国でアニスを使用したお酒がつくられており世界で広く愛されている。水割りはもちろんカクテルに使用しても美味しく楽しめるので、飲んだことがない人は一度購入してみてはいかがだろうか。