薬草リキュールはどんなお酒？ハーブのさわやかな香りを楽しもう！

薬草のリキュールは蒸留酒にハーブや砂糖、果物を加えたお酒だ。薬草リキュールはリキュールの中でも歴史が古く、古代ギリシャ時代よりワインに薬草を加えて楽しまれていた。今では世界中でさまざまな薬草リキュールがつくられている。

薬草リキュールの最大の特徴はハーブ由来のさわやかな香りだ。味わいは銘柄によるが甘さが感じられるものから苦味を感じられるものまでさまざまだ。

薬草リキュールはさまざまな地域、メーカーから発売されているがそれぞれ異なった特徴がある。ドイツで親しまれるイエーガーマイスターという薬草リキュールは生薬からつくられた濃い褐色の健康酒で、日本の養命酒のような存在だ。一方イタリアのカンパリはカンパリオレンジをはじめカクテルにも多用される薬草リキュール。赤く透き通った美しい色合いとさわやかな苦味や酸味を楽しむことができる。

先述のカンパリのように薬草のリキュールはカクテルにも使用できる。ここでは自宅でも簡単に作ることができる薬草リキュールを使用したおすすめカクテルを紹介する。

カンパリ1に対して炭酸水3の割合で氷を入れたグラスに注ぐ。お好みでレモンを加えれば炭酸の発泡とさわやかな苦味が楽しめるカクテルの完成だ。

氷を入れたグラスにイエーガーマイスター1、コーラ3の割合で注ぐ。軽く混ぜたらレモンを搾る。薬草リキュールの独特の苦味がコーラの風味で飲みやすくなるカクテルだ。

これまで薬草リキュールの特徴やカクテルについて解説してきた。最後にそのままでもカクテルでも楽しめるおすすめの薬草リキュールを紹介する。ネットショップや酒販店などで購入可能なので興味がある人は試してみてほしい。

日本の養命酒のように親しまれるドイツの薬草リキュール。よく冷やしてストレートで飲むことが一般的だが、クセのある風味が苦手な人はカクテルにしてみよう。

ピカソも愛したお酒といわれているお酒。ゲンチアナという植物を原料とした薬草リキュールで、苦味やさわやかな甘さが楽しめる。

イタリアでつくられる赤い色合いが特徴の薬草リキュール。カンパリソーダやカンパリオレンジなどカクテルに使用されることが多い。

本場イタリアでは食前酒として楽しまれることが多い薬草リキュール。アルコール度数は11度と薬草リキュールの中では控えめで強いお酒が苦手な人も飲みやすい。

薬草リキュールはストレートやカクテルで楽しむことができるさわやかなお酒だ。世界各地で作られており異なった風味が楽しめる。銘柄が豊富で飲み比べも楽しめるので、モヒートなどさわやかなお酒が好きな人は一度試してみてはいかがだろうか。