1. クラフトジンの日本産にはどんな種類・ブランドがある?
はじめに、クラフトジンの日本産には一体どのような種類があり、またどのようなブランドが存在するのか確認していこう。クラフトジンは世界中で造られているが、日本での生産も盛んである。これから初めてクラフトジンを飲むという人は、まずは基本をしっかり押さえよう。
クラフトジンの日本産の種類
クラフトジンの日本産の種類は、日本人の味覚に合わせた味わいであることはもちろん、日本産ならではの製法で造られていることも特徴である。お米を原料に作られたライススピリッツがベースとなっていたり、日本のお酒を代表する日本酒や、泡盛をベースに造られることも珍しくない。このことから、クラフトジンは酒造メーカーだけでなく、日本各地の酒蔵からも販売されていることを知っておきたい。
クラフトジンの日本産のブランド
クラフトジンの日本産には、大手酒造メーカーの販売するブランドだけにしぼっても、サントリーの「翠」や「六」をはじめ、養命酒製造の「香の森」や「香の雫」、ニッカウヰスキーの「ニッカ・カフェジン」など、さまざまなブランドが名を連ねていることが特徴だ。小規模な酒蔵から販売されているブランドも含めると、その数は非常に多くなる。いろいろと飲み比べを楽しみながら、自分の好みのブランドを見つけてみてはいかがだろうか。
2. クラフトジンの日本産の選び方
本項では、クラフトジンの日本産の選び方のポイントについて詳しく解説する。ここで紹介する選び方をヒントに、好みの味わいをみつけてほしい。
素材から好みを選ぶ
クラフトジンの日本産の特徴は、和の個性がはっきりと表れていることである。そこで、原料に使用されている和の素材の中から、自分の好みをしぼって選んでみてはいかがだろうか。実はジンとは、主原料にジュニパーベリーを使用していることと、アルコール度数が37.5度以上あることという条件さえクリアしていれば、ほかにどのような素材を使用してもOKと、非常に自由度の高いお酒なのである。このことから、クラフトジンの日本産も地域それぞれの個性が光る原料が素材に使用されているのだ。たとえば北海道の日高昆布や広島の柚子、沖縄のシークワーサーなど、種類は幅広い。自分の好みの素材が原料に使用されていれば、味わいの好みもつかみやすい。クラフトジン選びのポイントとして、ぜひ覚えておこう。
3. クラフトジンの日本産のおすすめは?
クラフトジンの日本産は種類が豊富であることを前述したが、本項ではクラフトジンの日本産の中から、おすすめしたいブランドをいくつか紹介していこう。それぞれ味わいの個性が異なるので、クラフトジン選びの参考にしてもらいたい。
サントリー「六」
「六」は、サントリーが約2年という歳月をかけて開発した、こだわりのクラフトジンのブランドである。桜の花・桜の葉・山椒・柚子・煎茶・玉露という6つの和の素材が原料に使用されており、日本人ならではの繊細な職人技が光るバランスのとれた味わいが特徴である。
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養命酒製造「香の雫」
「香の雫」は、養命酒製造が製造・販売するクラフトジンのブランドである。原料の素材には、日本固有の香木であるクロモジが使用されており、ほかにもコリアンダーやレモンピールなど、11種類の素材がふんだんに使用されていることが特徴だ。まるで新緑の森を思わせるような、さわやかな味わいが楽しめる。
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梅ヶ枝酒造「よきつき 令月」
「よきつき 令月」は、長崎県の梅ヶ枝酒造が製造・販売するクラフトジンのブランドである。日本酒をベースに造られているので、ほのかに感じるお米の甘みが特徴だ。素材には長崎県産のみかんやいちご、びわなどのフルーツが使用されており、華やかな香りも楽しめる。女性にとっても親しみやすい味わいに仕上がっているので、ジンのアルコール感が苦手という人にもおすすめだ。
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4. クラフトジンの日本産のおすすめの飲み方は?合う料理も紹介
最後に、クラフトジンの日本産のおすすめの飲み方に加え、一緒に合わせたい料理やおつまみについても紹介していこう。本項で紹介する楽しみ方を参考に、じっくりとクラフトジンを味わってほしい。
クラフトジンの日本産のおすすめの飲み方
通常のジンであればカクテルベースとして飲まれることが一般的であるが、クラフトジンは個性的な味わいが特徴のため、飲み方も少し異なる。クラフトジンの日本産のおすすめの飲み方は、まずはシンプルにロックやストレートから試してみよう。クラフトジンならではのアロマを最も楽しめる飲み方である。ほかにはジンのカクテルの定番、トニックウォーターで割った「ジントニック」はもちろん、シンプルに炭酸割りでも美味しく飲める。好みのスタイルで楽しもう。
クラフトジンの日本産に合う料理やおつまみ
クラフトジンの日本産に合う料理やおつまみは、クラフトジンの飲み方によって変わる。クラフトジンをロックで飲む場合、揚げワンタンのような揚げ物をはじめ、アボカドディップやパンプキンサラダなどもおすすめ。炭酸割りやジントニックであれば、スモークサーモンのマリネやアンチョビガーリックと合わせてみてはいかがだろう。おつまみであれば、定番のチーズや生ハム、チョコレートとも合う。好みの料理やおつまみと合わせて、クラフトジンを味わってみよう。
結論
クラフトジンの日本産は、和の個性がたっぷりと詰まった個性的なジンであることを知ってもらえただろう。日頃ジンを飲まないという人にもおすすめできるので、まだクラフトジンを飲んだことがないという人は、ぜひ日本産から試してみてもらいたい。