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ライチカクテルとは?中国とヨーロッパが織りなすカクテルを紹介

ライチカクテルとは?中国とヨーロッパが織りなすカクテルを紹介

投稿者:ライター 岡本優美(おかもとゆみ)

鉛筆アイコン 2021年6月 1日

ライチを食べたことはあるだろうか。上品でさわやか、そしてどこかエキゾチックな味わいのする果実だ。赤い果皮を剥くとぷりっとした果肉が顔を出す。それがライチである。このライチをお酒にして、大人な楽しみ方をするのがライチカクテルだ。ライチカクテルの生い立ちや、特徴について紹介しよう。

  

1. ライチのカクテルとは?味や香りなどの基本的な特徴を紹介

ライチカクテルと聞くと、どこか異国風の情緒を感じる人もいるだろう。ライチという果物自体が世界に認識されるようになったのは比較的最近なのである。そこで、まずはライチやライチカクテルの歴史について紹介しよう。

ライチとは?

ライチは、中国南部が原産の果物だ。現在では南アフリカやインドなどでも栽培されている。熟した新鮮なライチは果皮が赤いのだが、収穫して1日経つと黒ずんでしまう、非常に鮮度が落ちやすい果物だ。中国では唐の時代、楊貴妃が好んだとされており、楊貴妃の愛した果実としても有名である。

ライチカクテルのはじまり

ライチ自体は非常に古くから存在する果物なのだが、ライチをお酒にして世界各国に輸出できるようになったのは20世紀に入ってからである。比較的新しいお酒で、しかも開発したのはヨーロッパの酒造メーカーだ。1980年代にフランスのペルノ・リカール社が開発した「ディタ・ライチ」というライチリキュールがその先駆けだといわれている。ライチ自体が非常にエキゾチックな食物だったため、現代的なリキュールを開発するのにぴったりのフレーバーだとされ開発されたのだ。ライチカクテルも1980年代にライチリキュールが開発されてから作られるようになった。

ライチカクテルに中国名が多い理由

ライチカクテルとして有名なものは「楊貴妃」や「チャイナ・ブルー」だ。どちらも中国にちなんでおり、ライチといえば中国のイメージがあることがわかる。また、チャイナ・ブルーというカクテルは中国ではなく中国原産の陶磁器「チャイナ」にちなんでおり、景徳鎮という陶器の青さに着想を得た名前だといわれている。これらのカクテルは西洋で開発されたが、当時の中国やオリエンタルなものへのイメージがうかがえる。

2. ライチのカクテルにはどんな種類がある?

ライチカクテルには大きく分けて2種類ある。ここではその2種類を紹介しよう。

アルコール入りライチカクテル

基本的に、ライチカクテルといえばライチリキュールを使ったカクテルを指すことが多い。ライチリキュールはライチをお酒に漬け込んで香りや味わいをお酒に浸透させたものだ。ライチのフレーバーとともにアルコールを楽しめるのが魅力である。これらのライチリキュールとほかのお酒やソフトドリンクを合わせたものがライチカクテルなのである。

ノンアルコールライチカクテル

ライチカクテルにはノンアルコールのものもある。たとえば先ほど紹介した「チャイナブルー」にはノンアルコールレシピがあり、名前を「ヴァージン・チャイナブルー」という。「ソルティライチ」などのライチのジュースを使うことで、ライチカクテルの味わいを再現しつつもノンアルコールで楽しめるのがノンアルコールライチカクテルの嬉しいポイントだ。

3. ライチのカクテルのおすすめの飲み方は?

ライチカクテルの中でも、代表的なものや作りやすいもののレシピを3種類紹介する。ライチリキュールがあるのに使いきれないという人はぜひ作ってみよう。もちろん、ライチが好きな人にもおすすめだ。

チャイナブルー

まずは何度か紹介しているこちらのカクテルを紹介しよう。ポイントは最後にブルーキュラソーを沈めること。グラデーションにすることで、目にも美しいカクテルになる。

材料
ライチリキュール 40ml
100%グレープフルーツジュース 80ml
ブルーキュラソー 20ml
氷 適量
ミント 適量

作り方
氷を入れたグラスにグレープフルーツジュースとライチリキュールを注ぎ入れ、軽く混ぜ合わせる。次にブルーキュラソーをゆっくりと注いで底に沈める。最後にミントを飾って完成。

パライソ・オレンジ

パライソオレンジは、かなりアルコール度数が低いうえに口当たりもよいので、お酒の初心者におすすめしたいカクテルである。ライチのフルーティーさとオレンジの酸味がさわやかな味わいだ。もちろん飲み過ぎには注意しよう。

材料
ライチリキュール 30ml
オレンジジュース 90ml
氷 適量

作り方
氷を入れたグラスにライチリキュールとオレンジジュースを注ぎ、軽く混ぜて完成。

ライチジャスミンティー

最後に紹介するのは、ジャスミンティーとライチシロップを使ったライチのノンアルコールカクテルだ。タピオカなどを加えることでさらにエキゾチックになるので、ぜひ作ってアジアンデザートドリンクを楽しもう。

材料
ジャスミンティー 140ml
ライチシロップ 10ml
ダイスカットライチ 10g
ゆでたタピオカ 80g
氷 適量

作り方
グラスに氷を入れて、材料を全て注ぎ軽く混ぜれば完成。

4. ライチのカクテルを作るのにおすすめの銘柄は?

最後に、ライチカクテルには欠かせないライチリキュールを3銘柄紹介しよう。

ペルノ・リカール「ディタ ライチ」

前述した世界初のライチリキュールが、ペルノ・リカール社「ディタ ライチ」である。フランス生まれのこちらのリキュールはとくに柑橘類との相性がよく、しかも透明なのでカクテルの色を邪魔しない。甘さも控えめで、カクテル材料として非常に有用である。度数は21度。
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サントリー「パライソ」

パライソという名称は、楽園という意味である。その名の通り、南国の楽園に生えている自然なライチのような味わいを再現したフレーバーだ。カクテルとして利用しても、ライチのみずみずしい味わいが衰えないのが特徴である。度数は24度。
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キリン「カイフェライチ」

カイフェは漢字で「貴妃」と書くが、これは楊貴妃のこと。楊貴妃が愛した果物・ライチを使っているため、この名称なのであろう。ライチの果汁を使用しているため、ライチ独特のさわやかで上品な風味を味わえる。また薄桃色の美しい色合いで、ソーダ割りなどのカクテルにしても映えるのが特徴である。度数は20度。

結論

ライチカクテルはライチのジュースではなく、お酒を使ったものが多い。これは、ライチは鮮度を保つのが難しくアルコール漬けで保存すると長持ちするため。逆にいえば、ライチリキュールを使うことでいつでも美味しくライチのお酒が楽しめるのだ。そんなライチリキュールを使ったカクテルは、どこか中国やシルクロードなどのようなアジアンテイストのものが多い。ぜひ自宅でもライチカクテルを作って、アジアの風を感じてみよう。
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  • 更新日:

    2021年6月 1日

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