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ミントリキュールには透明もあるの?人気ハーブの爽快感を楽しもう!

ミントリキュールには透明もあるの?人気ハーブの爽快感を楽しもう!

投稿者:ライター 岡本優美(おかもとゆみ)

監修者:管理栄養士 水島知美(みずしまともみ)

鉛筆アイコン 2021年6月11日

ミントリキュールといえば、どことなく歯磨き粉のような味わいを想像する人が多いのではないだろうか。実はミントリキュールには、さまざまな個性を持つ銘柄が存在する。また、カクテルにすることで夏場ぴったりの飲み物や、あるいは食後に飲みたいお酒にもなる。本記事ではミントリキュールの魅力について詳しく解説しよう。

  

1. ミントのリキュールとは?味や香りなどの基本的な特徴を紹介

ミントリキュールといえば、緑色で薄荷飴や歯磨き粉のような味わいというイメージがないだろうか。実はミントリキュールにはさまざまな種類があるのだ。ミントリキュールの特徴や歴史について紹介しよう。

ミントリキュールとは?

ミントリキュールは、本来ミントの香味をお酒に移したものだ。ペパーミントなどをお酒に漬け込んでさらに蒸留し、それをほかのお酒で薄めたものがミントリキュールになるのである。そのため本来は透明で、ミントの味わいだけがするお酒だ。ただしクレーム・ド・ミントと名前がついたものは糖度が高い。また、緑色は基本的には着色料なので、カクテルやお菓子など用途によって緑色のものか透明のものかを選ぶとよいだろう。

ミントリキュールの歴史

ミントリキュールは18世紀、フランスのジェット兄弟によって作られたとされている。ジェット社の「ペパーミント ジェット」という商品は、当時からのボトルやラベルのスペルミスがそのまま今にまで残っているが、このミントリキュールこそが最古のミントリキュールなのである。

ミントの効能

ミントの香りにはいくつか嬉しい効果がある。とくにペパーミントの香りは鎮静効果やリラックス効果など、癒しの効能があるとされている。ほっと一息つきたい時間などに、ミントリキュールの清涼な香りで気分をリラックスさせてみるのもよいだろう。

2. ミントのリキュールはお菓子などにも使える?

ミントリキュールはそのまま飲む以外にもお菓子などに使うことがある。では、子どもが食べる際はどのようなことに気をつければよいのだろうか。またお菓子に使う際のミントリキュールの選び方とは何だろうか。本項では、ミントリキュールを製菓用に使う際のポイントを紹介する。

ミントリキュールはお菓子に使える?

緑の鮮やかな色合いと清涼感のある独特の香りがするミントは、生ミント以外にもミントリキュールなどで製菓材料として扱われている。そんなミントリキュールだが、飲むわけではない場合必要な量はごくわずかだ。そこで、製菓用のミントリキュールを購入するときはぜひ容量を見てみよう。少ししか使わないのに大容量を買ってしまうと香りも飛んでしまううえに、保存の場所も必要になる。そのため、ミントリキュールを飲用と兼用するならば大容量を、製菓材料だけならば100ml程度の少量のものを選ぶようにしよう。また、色付けしたい場合とそうでない場合があるだろう。用途に合わせて緑色を購入するのか、透明を購入するのかを選ぶことをおすすめする。

ミントリキュールの代用法

ミントリキュールは、チョコミントのティラミスなどひんやりと涼しいデザートやスイーツを作るのに最適な材料だ。しかし、アルコールが含まれているため子どもやお酒に弱い人には不向きである。その場合は代用案として、ミントシロップなどを使うようにしよう。

3. ミントのリキュールがベースのおすすめカクテルは?

ミントリキュールを使ったカクテルはその色合いを生かしたものが多い。目にも美しいカクテルを3つ紹介しよう。

青い珊瑚礁

まず紹介するのは、名前も美しいこちらのカクテルだ。ミントの清涼感と青い色合いがまさに夏らしい。シェイカーが必要だが、ぜひ作ってみてほしいカクテルだ。

材料
ミントリキュール(緑) 20ml
ジン 40ml
シュガーシロップ 適量
レモンジュース 適量

作り方
グラスに氷を入れて冷やしておく。次に氷を入れたシェイカーにジンとミントリキュール、シュガーシロップを入れてよくふり混ぜる。最後に氷を捨て、レモンジュースでフチを濡らしたグラスに注ぎ入れ、好みでレッドチェリーを沈める。

グリーン・スパイダー

次に紹介するのは、ウォッカとミントリキュールのシンプルなショートカクテルだ。透き通った緑色が美しく、またミントの香りが消化を促進するため、食後酒とも呼ばれるダイジェスティフとして飲まれることが多い。食後にスッキリ感がほしい人にぴったりのカクテルである。

材料
ミントリキュール(緑) 15ml
ウォッカ 45ml

作り方
ウォッカとミントリキュールを氷を入れたシェイカーに注いでよくふり、グラスに液体部分だけを注ぎ入れる。

ミントフラッペ

フラッペというのは「氷で冷やす」という意味のフランス語だ。ミント味のかき氷のようなこちらのカクテルは、真夏に飲みたい爽快なカクテルである。もともとはクラッシュドアイスをグラスに詰めて真ん中に穴を開け、ミントリキュールをかけて中央の穴にストローをさして飲むという形だったので、原型に忠実に作ってみるのも面白いだろう。

材料
ミントリキュール(緑) 30ml 
クラッシュド・アイス 1カップ

作り方
クラッシュドアイスをグラスに詰め、ミントリキュールを注ぐ。好みでミントリーフを飾り、ストローを添えれば完成。

4. ミントのリキュールのおすすめは?

ミントリキュールを実際に飲んでみたいと思った場合、どのような商品がよいのだろうか。最後に、おすすめミントリキュールを3つ紹介する。

バカルディ「ジェット27」

昔は27度で作られていた、オリジン・ミントリキュールがこちら。度数の名残が「27」という数字に表れているが、現在は21度だそうだ。緑色が美しいこと、またミントリキュールの原型にもなっているので、まずミントリキュールに挑戦してみたい初心者におすすめしたい。
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テンパスフュージット スピリッツ「テンパスフュージット クレーム・ド・ミント」

こちらのミントリキュールは透明な色合いと、人工添加物が加えられていないところがポイントである。材料はペパーミントやレモンバームなどのハーブ類ときび砂糖、アルコール、天然水、そして炭酸ナトリウムだけとシンプルだ。人工的なミントの香りというよりは自然本来の香りを引き出した製法である。手間がかかるため、少し高価だがその分満足できる味わいといえそうだ。
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ドーバー「アルザス ミント」

こちらは透明のミントリキュールである。とくにペパーミントの香りにこだわる人におすすめで、ペパーミントを浸漬したお酒を蒸留して作られている。度数は15度と少し低めなので飲みやすいのも嬉しいポイントだ。
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結論

ミントリキュールといえども緑色か透明か、またほかのハーブが混じっているのかなど、銘柄によって個性がある。それぞれのミントリキュールの長所を生かすことで、お菓子やカクテルなどさまざまな用途に使えるのだ。アルコールが含まれるミントリキュールが飲めないという人には、ミントシロップもおすすめである。ミントを手軽に味わってみよう。
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  • 更新日:

    2021年6月11日

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