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クラフトジンの飲み方を徹底解説!もっと美味しく楽しむ方法とは

クラフトジンの飲み方を徹底解説!もっと美味しく楽しむ方法とは

投稿者:ライター 森本泰斗(もりもとたいと)

監修者:管理栄養士 水島知美(みずしまともみ)

鉛筆アイコン 2021年6月24日

クラフトジンとは、ジンの中でもとくに個性的な味わいや香りを持つ種類として、近年注目を浴びているお酒である。日本産の銘柄も多く販売されているので、目にしたことがある人も多いだろう。本記事では、そんなクラフトジンの飲み方について詳しく解説する。種類やおつまみ、銘柄によって変わるおすすめの飲み方を知って、より美味しくクラフトジンを楽しんでほしい。

  

1. クラフトジンのおすすめの飲み方は?

はじめに、クラフトジンの基本的な飲み方から知っていこう。一般的に流通するジンの飲み方といえば、カクテルが頭に浮かぶ人が多いだろうが、クラフトジンならではの飲み方はあるのだろうか。本項ではクラフトジンの基本的な特徴も含め、おすすめの飲み方を解説する。

クラフトジンの特徴

クラフトジンの特徴とは、銘柄によって明確に異なる個性的な味わいである。クラフトジン自体には定義は存在しないが、ジンには定義が存在することをまず覚えておこう。ジンの定義とは簡単に解説すると、「アルコール度数が37.5度以上であること」と、「原料にジュニパーベリーを使用していること」であり、定められた制限が少ない。つまり、ジンとはこれらの条件さえ守れば、ほかにどのような原料を加えてもよく、製造方法や産地なども問わないなど、非常に自由度が高く多様性に富んだお酒であることがわかるだろう。使用する原料や製造方法、産地などにとくにこだわって、少量生産で作られるジンこそが、クラフトジンなのである。

まずはシンプルな飲み方で香りを楽しむ

せっかくクラフトジンを手にとったのであれば、まずはシンプルにストレートやロックで飲んでもらいたい。クラフトジンは「飲む香水」とも称されるほど豊かな香味を持つので、その複雑で華やかなアロマをじっくりとダイレクトに味わってみよう。割りものと合わせて飲む場合は、シンプルに炭酸水で割る飲み方がおすすめ。すっきりとした飲み口で食中酒としても相性がよく、ジンのアルコール感が苦手という人でも飲みやすく仕上がる。

もちろんカクテルもおすすめ

クラフトジンも普通のジン同様、カクテルベースとしても相性がよい。ジンベースのカクテルの定番、トニックウォーターで割ったジントニックや、ジンジャーエールで割ったジンバックなどシンプルなカクテルをはじめ、マティーニやギムレットなど、本格ショートカクテルも楽しめる。このように、飲み方の幅が広いこともクラフトジンの魅力といえるだろう。

2. クラフトジンの種類によっても飲み方は異なる?

本項では、クラフトジンは種類によって飲み方が異なるのかという点について解説する。クラフトジンは世界中で作られており、地域それぞれの個性あふれる味わいが楽しめる。ここでは日本産のクラフトジンと外国産のクラフトジンに大きく分けて、飲み方のポイントを紹介していこう。

日本産のクラフトジンの飲み方

日本産のクラフトジンは、原料のボタニカルに和の素材がふんだんに使用されていることが特徴である。地域の特産品が使用されることも珍しくなく、沖縄県のシークワーサーや愛知県の抹茶、北海道の日高昆布など、その種類は蒸留所によってさまざまだ。日本人の味覚に合うようにボタニカルを調合してあるので、香味をじっくりと味わえるストレートやロックをはじめ、炭酸割りなどシンプルな飲み方で楽しみたい。

外国産のクラフトジンの飲み方

海外産のクラフトジンは、ジンの本場であるイギリス産をはじめ、フランス産やスペイン産、イタリア産などヨーロッパ産の種類のほか、オーストラリア産など、非常にさまざまな種類が流通している。国それぞれで特徴のある味わいがあるので、飲み比べてみるのも楽しみ方のひとつだ。ジンのカクテルの多くはイギリスやイタリアなど、そのほとんどのルーツが海外である。海外産のクラフトジンは、ジントニックやマティーニなどカクテルで味わえば、より本場の味わいを楽しめるだろう。

3. クラフトジンの飲み方に合った料理やおつまみは?

ここまでクラフトジンの飲み方について解説してきたが、飲み方の種類によって合う料理やおつまみは変わるのかという点も気になるポイントである。本項では、クラフトジンの飲み方別に、相性のよい料理やおつまみを紹介する。

クラフトジンの飲み方にあった料理やおつまみを選ぼう

シンプルにストレートやロックといったクラフトジンの飲み方には、合わせる料理やおつまみもシンプルなものを選びたい。オリーブのピクルスやアボカドディップ、チーズや生チョコレートなどをつまみながら、じっくりと時間をかけて楽しもう。ジントニックや炭酸割りで飲む場合は、普段の食事にはもちろん、焼き鳥や唐揚げなどの居酒屋メニューとの相性もバツグンだ。ジンの本場イギリスでも、カリカリに揚がったフィッシュ・アンド・チップスは、ジントニックの定番のおつまみとしても親しまれているという。

4. クラフトジンの飲み方ごとにおすすめの銘柄

最後に、クラフトジンの飲み方別におすすめの銘柄をいくつか紹介していこう。これから初めてクラフトジンを飲むという人は、自分好みの飲み方に合った銘柄選びの参考にしてほしい。

ストレートやロックにおすすめの銘柄

ストレートやロックという飲み方の場合、とくにボタニカルの香りが強い銘柄を選んでみよう。日本産であれば、北海道自由ウヰスキーの販売する「9148 #0101 Craft Gin Original」をおすすめしたい。原料には北海道産のラベンダーやブルーベリーなどがふんだんに使用されており、ボタニカルの個性を強調した仕上がりが特徴だ。海外産であれば、フランスのコニャック地方の白ブドウを使用したスピリッツがベースの「ジーヴァイン・フロレゾン」がおすすめ。日本ではコートーコーポレーションが販売している。フランス産のクラフトジンならではの華やかな香りを持ち、女性にとっても飲みやすい味わいに仕上がっている。

炭酸割りやジントニックにおすすめの銘柄

炭酸割りやジントニックという飲み方の場合は、香味のバランスのとれたクラフトジンを選んでみよう。日本産であれば、サントリーの販売する「六」や「翠」がおすすめだ。和のボタニカルが炭酸やトニックウォーターと好相性で、さわやかな飲み口が楽しめる。海外産であれば、「ボンベイ・サファイア」を代表とするイギリスのボンベイ・スピリッツ社が製造する「スター・オブ・ボンベイ」がおすすめ。日本ではバカルディジャパンが販売している。柑橘系の香りとなめらかな後味は、ジントニックとの相性がぴったりだ。

ショートカクテルにおすすめの銘柄

クラフトジンをマティーニやギムレットなど、ショートカクテルで飲む場合、せっかくであれば1830年から続く本場イギリスのジンの老舗ブランド、タンカレーの「タンカレー・ナンバーテン」と合わせてみよう。日本ではキリンが販売している。厳選されたボタニカルの香味に加え、フレッシュフルーツのフルーティーでエレガントな風味が、さまざまなショートカクテルとよく合う。ゆっくりと流れる上質な時間をじっくりと楽しんでほしい。

結論

クラフトジンはシンプルな飲み方からカクテルまで、飲み方のバラエティー豊富であるうえに、種類や銘柄、合わせるおつまみなどによって、合う飲み方が異なる。ぜひ本記事を参考に、さまざまなシーンに合うクラフトジンを楽しんでもらいたい。
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  • 更新日:

    2021年6月24日

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