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プレミアム焼酎の3Mとは?特徴や飲む方法などを詳しく紹介

プレミアム焼酎の3Mとは?特徴や飲む方法などを詳しく紹介

投稿者:ワインエキスパート 白川茜(しらかわあかね)

監修者:管理栄養士 水島知美(みずしまともみ)

鉛筆アイコン 2021年8月29日

2000年代に始まった焼酎ブームをきっかけに、高品質で生産量の少ない焼酎がプレミアム焼酎として一躍有名になった。その中でもとくに人気のある3Mといわれる3種類の芋焼酎は、現在もなかなかお目にかかれない希少な銘柄たちだ。この記事では3Mの特徴やセット購入の方法、そのほかのプレミアム焼酎について紹介する。

  

1. プレミアム焼酎「3M」の特徴

3M(スリーエム)とは、魔王、村尾、森伊蔵という鹿児島県で造られる人気芋焼酎銘柄を呼ぶときに使われる。3Mはどの銘柄も生産量に対して需要が高く、定価で手に入れることが難しい焼酎である。まずはそれぞれの特徴をみていこう。

白玉醸造「魔王」

思わず目を引くインパクトのある名前の焼酎だが、味わいはそれに反してフルーティーでスッキリとしている。芋焼酎独特のクセが少なく、初めて芋焼酎を飲む人にもおすすめしたい銘柄だ。

村尾酒造合資会社「村尾」

焼酎造りの天才と呼ばれる村尾酒造の代表、村尾氏が一人で全て手がけているプレミアム焼酎だ。芋特有の香ばしさや甘さなどが特徴的な味わいで、芋焼酎らしさを求める愛飲家を魅了し続けている。

森伊蔵酒造「森伊蔵」

有機栽培のさつま芋を原料に使い、創業時から続くかめ壺仕込みで時間をかけて造られている。スッキリとした飲み口とクセのないまろやかな味わいで、3Mの中でもバランスのよさに定評がある焼酎だ。

2. プレミアム焼酎「3M」をセット購入しよう

プレミアム焼酎3Mの定価はほかの一般的な焼酎と変わらないが、需要に対する供給の少なさから流通価格は定価の3倍~5倍となっている。それでも楽天などの通販サイトでは3Mの焼酎セットが販売されており、30000円前後から購入可能だ。焼酎仲間と飲み比べをするときや特別なギフトを送りたいときの選択肢として、3Mのセットを手に入れてみてはどうだろうか。

3. 「3M」以外のプレミアム焼酎も飲みたい

3M以外にもファンの多いプレミアム焼酎はたくさんある。最後に3Mに引けを取らない人気のプレミアム焼酎をみていこう。

三岳酒造株式会社「三岳」

世界自然遺産に登録された屋久島で造られる、多くのファンを持つ芋焼酎だ。鹿児島本土で造られたさつま芋と名水百選に選ばれた屋久島の水で仕込まれている。クセのない味わいかつ芋の香りをしっかりと感じられ、ついつい飲み過ぎてしまいそうな焼酎だ。

佐藤酒造「佐藤」

鹿児島県霧島市で創業100年を超える佐藤酒造が造る本格芋焼酎だ。3Mほどではないものの、生産量に対する高い需要で現在もプレミア価格がついている。黒麹で仕込んだ力強い風味の佐藤・黒と、白麹仕込みのなめらかさが特徴の佐藤・白があり、どちらも少量生産ならではの丁寧な造りが感じられる味わいだ。

黒木本店「百年の孤独」

宮崎県児湯郡高鍋町で製造されるプレミアム麦焼酎だ。蔵元の黒木本店はこの焼酎のほかにも、中々、㐂六など数々の人気銘柄を造っている。百年の孤独は蒸留後にオーク樽で熟成した焼酎をブレンドして造られており、琥珀色の外観とウイスキーのような風味でほかの焼酎とは一線を画した味わいだ。

結論

プレミアム焼酎3Mは、どの銘柄も造り手がその人気に妥協せず手をかけて仕込んでいる逸品だ。人気の高さから定価で手に入れることは難しいが、都市部では1杯から楽しめるお店もある。ぜひ3Mをはじめ品質の高い焼酎を試しながら、自分好みの一本をみつけだしてほしい。
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  • 更新日:

    2021年8月29日

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