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ブランデーの糖質量とは?ダイエット中におすすめの飲み方も紹介

ブランデーの糖質量とは?ダイエット中におすすめの飲み方も紹介

投稿者:ライター 森本泰斗(もりもとたいと)

監修者:管理栄養士 水島知美(みずしまともみ)

鉛筆アイコン 2021年8月19日

ブランデーを飲んでみたいけれど、糖質やカロリーが気になってなかなか手を出せないという人は少なくないだろう。ブランデーはワイン同様、主にブドウを原料として造られるお酒なので、糖質の有無は確かに気になるポイントである。では、実際のブランデーの糖質量はどのくらいなのだろうか。本記事ではブランデーの糖質量や、糖質制限中におすすめの飲み方などについて詳しく解説していこう。

  

1. ブランデーの糖質量はどれくらい?

はじめに、ブランデーの糖質量について解説する。冒頭でも述べた通り、多くのブランデーの原料にはブドウが使用されている。また種類によっては、リンゴやサクランボが使用されることもある。ここで共通する点は、ブランデーは果実をベースとしたお酒であることだ。果実には糖質が含まれているため、それらを原料としたブランデーにも糖質が含まれているイメージが強いが、実際の糖質量はどれくらいなのか、カロリーも含めて確認していこう。

ブランデーの糖質量について

ブランデーに糖質は含まれているのかという疑問だが、結論をいうと、実はブランデーには糖質は含まれていない。同じブドウを原料にしたワインには糖質が1.5gから4.0gほど含まれているが、ブランデーは基本的に糖質ゼロである。では、どういった理由からこのような結果になるのかを解説しよう。まずワインは、ビールや日本酒と同じく醸造酒に分類される。醸造酒とは、原料に酵母を加えてアルコール発酵させたお酒であり、アルコール度数が低く、糖質が高くなりやすいことが特徴だ。次にブランデーは、ウイスキーや焼酎と同じく蒸留酒に分類される。蒸留酒とは、醸造酒を蒸留することでアルコール分を抽出したお酒であり、アルコール度数は高いものの、糖質はカットされるのである。糖質の有無は使用される原料ではなく、製造方法がポイントであることを頭に入れておこう。

ブランデーのカロリーについて

ブランデーは糖質ゼロのお酒だが、カロリーが低いわけではない。ブランデーの100mlあたりのカロリーは約237kcalで、これは同じ分量のワインのカロリーと比べると約3倍の高さになる。アルコールにもカロリーは含まれるが、ブランデーのアルコール度数は平均して約40度と高いので、このような結果になるのである。ブランデーには糖質が含まれていないからと、飲みすぎてしまうとカロリーの過剰摂取の原因となるので注意したい。

2. ブランデーは糖質制限ダイエットにおすすめ

前項では、ブランデーには糖質が含まれていない代わりに、意外にもカロリーが高いお酒であることを解説した。適量を飲むのであれば、ブランデーは糖質制限中やダイエットにも適したお酒といえるので、注意点を守って、上手にブランデーと付き合ってみよう。

ブランデーは糖質制限中でも楽しめる

アルコールに含まれるカロリーはエンプティカロリーともいわれ、これは糖質や脂質よりも先に熱となって体外に放出されやすいものである。つまり、お酒のカロリーだけが直接的に太る原因にはならないと考えられるのだ。とはいえカロリーには変わりないので、もちろん飲みすぎは厳禁だが、ポイントは飲み方にあるといえるだろう。たとえば、割りものに糖質が含まれているジュースなどを使ったり、おつまみや料理をたくさん食べてしまっては、せっかく糖質ゼロのブランデーを飲んでいても、ダイエットには逆効果だ。糖質を制限しながらブランデーを飲むのであれば、飲み方や合わせるおつまみによく注意しておくことが大切だろう。

3. 糖質制限中のブランデーの飲み方

では、糖質制限中におすすめのブランデーの飲み方にはどのような種類があるのか、定番をいくつか紹介していこう。また、糖質制限中にぴったりのおつまみについても解説する。

糖質制限中におすすめの飲み方

ブランデーの飲み方の基本といえばストレートである。ストレートで飲むことで、ブランデーの持つ複雑な香りや味わいをダイレクトに楽しめるので、ブランデーを手にとったのであれば、まずはストレートをおすすめしたい。しかし、ストレートではアルコール感が気になって飲みづらいという人もいるだろう。そこでおすすめしたいのが、オン・ザ・ロックや水割りだ。香りは薄くなってしまうが、より軽い口当たりでブランデーを楽しめる。日頃からハイボールを好む人には、炭酸割りもおすすめだ。ブランデーはウイスキー同様に炭酸とも相性がよく、ふわりと香るブランデーの風味をさっぱりと味わえる。これらの飲み方であれば、糖質制限中でも安心して飲めるので覚えておいてほしい。炭酸割りの際には、糖質の含まれる炭酸ジュースでは割らずに、炭酸水を使うようにするのもポイントだ。

おつまみにも注意

お酒を飲むとついついおつまみに手が伸びてしまうものだが、ここで糖質やカロリーを多く摂取してしまわないよう、おつまみ選びにも注意してほしい。ブランデーと合わせるのなら、糖質やカロリーが少なめのビターチョコレートやミックスナッツ、チーズあたりがおすすめだ。いずれにしても食べすぎは逆効果なので、よく頭に入れておこう。

4. ブランデー以外で糖質制限中におすすめのお酒

ここまでブランデーは糖質制限中にもぴったりのお酒であることを解説していきたが、ブランデーのほかにも糖質が含まれていないお酒はあるのだろうか。本項では、ブランデー以外で糖質制限中におすすめのお酒をいくつか紹介していこう。

糖質制限中におすすめのお酒

ブランデーを含め蒸留酒のほとんどには、糖質が含まれていない。含まれていたとしても、ごくわずかである。つまり、蒸留酒全般が糖質制限中におすすめといえるだろう。代表する蒸留酒はウイスキーや焼酎、泡盛をはじめ、ウォッカやジン、テキーラやラムなどが挙げられる。ただしこれらはブランデーと同じく、アルコール度数が高い分、カロリーも高いことは覚えておこう。また、蒸留酒はカクテルベースとして好まれるが、カクテルとして飲む場合は、組み合わせるものの糖質の量にも十分注意しておきたい。

結論

ブランデーは果実を原料にしているが、実はワインとは異なり糖質が含まれておらず、糖質制限中やダイエットにもおすすめできるお酒だ。これまで糖質が気になってブランデーを手にとることをためらっていた人は、ぜひこの機にブランデーに挑戦し、じっくりと味わってみてはいかがだろうか。
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  • 更新日:

    2021年8月19日

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