1. 振り方の前にシェーカーの種類を知ろう

カクテルの作り方のうち、シェークスタイルのものを楽しみたいときに必要な道具がカクテルシェーカーだ。シェーカーと一口にいってもいくつか種類がある。ここでは振り方を紹介する前にいくつかあるシェーカーの種類を紹介する。
3ピースシェーカー
材料を入れるボディ、氷をグラスに入らないようにするストレーナー、振る際につける蓋であるトップからなる。一般的なシェーカーで振り方に慣れていない初心者でも使いやすい。
ボストンシェーカー
パイントグラスと合わせて使用するシェーカー。フルーツカクテルをつくるときによく使われる。
バロンシェーカー
3ピースシェーカーが丸みを帯びた形状であるのに対し、バロンシェーカーは真っ直ぐ伸びた形状になっている。振り方にコツがいるプロ向けのシェーカーだ。
2. バーテンダーのシェーカーの振り方

バーテンダーの熟練したシェーカーの振り方はすぐに習得できるものではないが、自宅でカクテルを楽しむ分には十分にシェーカーを活用できる。ここでは初めてシェーカーを使うという人のためにシェーカーの振り方のポイントを紹介する。
できるだけ体温を伝えない
カクテルを作るときにシェーカーを使用するのは、速く冷やしながら材料を混ぜるため。手の温度が伝わりぬるくなってしまわないようにシェーカーの上を親指、下を小指と薬指でもつ。残りの指は軽く添え、素早く振るようにしよう。
手首のスナップを活かす
力任せではなく手首のスナップを効かした振り方が基本だ。材料がよく混ざり冷えるまでしっかりシェーカーを振ろう。
3. シェーカーの振り方のコツを掴もう

さきほどシェーカーの振り方の基本を紹介したが、実際に試してみなければ振り方のコツは掴めない。いきなりフルーツやお酒を入れてシェーカーを振ってみるのもよいが、練習をしてから挑戦するのがおすすめだ。
シェーカーの振り方の練習
シェーカーの振り方を練習するときはペットボトルがおすすめだ。500mlのペットボトルに半分程度まで水を入れたら、両手で持って振ってみよう。手首をしっかりと使って振ると、中の水がよく混ざっていることがわかるはすだ。慣れるまでこの方法で練習したら、いよいよカクテルを作ってみよう。
4. シェーカーの振り方を覚えたらカクテルを作ろう

シェーカーの振り方を練習したら実際にカクテルを作ってみよう。まずはホワイトレディやサイドカーなどの定番カクテルから試してみてほしい。シェーカーの振り方だけでなく、グラスにもこだわれば自宅でバーのようなゆっくりとした時間を楽しめるはずだ。最後に、初心者におすすめのリーズナブルなカクテルグラスを紹介する。
東洋佐々木ガラス「カクテルグラス ペティオール」
リーズナブルな価格で購入できるカクテルグラス。容量の種類も豊富なのでシェーカーのサイズに合わせたものを購入しよう。
ブランシェアソシエ「ディアマンテ カクテルグラス」
イタリアの老舗ガラスメーカーが造るカクテルグラス。シェーカーの振り方を覚えたら、友人を呼んで振る舞うのもよいだろう。「ディアマンテ カクテルグラス」は価格が抑えられているので、複数個購入するのもおすすめだ。
結論
シェーカーはネットショップでも購入でき、気軽に自宅でカクテルが楽しめる便利な道具だ。3つある種類のうち初心者には3ピースタイプがおすすめ。水を入れたペットボトルで振り方のコツを掴んだら、定番カクテルから挑戦してみよう。